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2012年2月21日

高島市役所の位置はどこになるのか?

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先日高島市から、「高島市庁舎のあり方検討資料作成業務委託業者選定プロポーザル」
というものの実施公告が出た。ちょっと加わってみたい気がしたので、詳しく読んでみた。
制限付公募型プロポーザル方式ということで読み進んでいくと
「1棟の延床面積が 10,000 ㎡以上の実施設計業務の実績を有すること。」
とのことで、とても土俵に上れない。

市役所の位置は、合併するときに今津町の南端の旧今津町有地と決まっていたような。
私は当時からそれは何だか、不合理なように思えていた。
今回のプロポーザルは、新旭に増築するか、今津に新築するかどちらのほうが良いか
という検討のためのプロポーザルのようである。

プロポーザル資料を読み進むと、検討資料作成業務委託候補者選定委員会というところで、
決定するということらしい。
しかし、そのメンバーが誰になるのかは、何も明示されていない。プロポーサルの内容も、良くわからないことがある。
今分散している、教育委員会+社会教育系(安曇川支所)と建設や下水道関係(今津支所)を合わせるだけなのに、今の新旭の庁舎と同じくらい(約5,000㎡)の大きさの増築が必要という前提で計画するようになっている。今もそんなに大きな面積を使っているのだろうか。人口減の中では、今後大きくなる余裕を見る必要もなさそうなのに・・・

普通に考えれば、
今の新旭庁舎の南側の空き地にいくらでも必要な面積の建物が建設が可能で、
その方がどう考えても、合理的に思われる。
駅からも近い。
又今津になった場合、今の新旭庁舎をどうするのか、という大きな問題も派生する。

ただ、当初の市役所予定地(今津駅南)をどうするかが問題だ。
それは、産業誘致の土地に出来ないのだろうか?用途的には準工業地域問題はない。
湖西線は、北陸や日本海側への特急が良く走っている。
又、R161はトラック街道の趣がある。
環境にも負荷の少ない、モーダルシフトの中継地点の業務とかは、どうだろうか。、
線路に近いことを利用して、工場の製品を直接JRに載せれるようなことが出来たら面白い。、
駅や操車場も含めて考えれば、あの敷地は、又産業用地として別の魅力も引き出せるような気がするのだが。
また、流域下水道が不採算事業で、地方財政のお荷物になるのではないか、
という記事が以前新聞に載っていた。
特に高島処理区は、都市部の2倍の経費がかかるとのこと。
それにまだ処理能力には余裕があるよう。
それなら、処理場北側の大きな空き地に市役所などを建設するのではなく、
有機化合物の廃水処理に悩まれている食品加工工場、
(公共下水料金の高さに悩んでいる所や
 新たな廃水処理プラントの建設に二の足を踏んでいるような所)
などを誘致して、格安で、下水処理したらどうだろう。
特殊な設備は別として、設計や工事は地元の業者を使ってもらう、
地域の人間をある程度以上雇用する、こと等を条件として。
出来るだけ人手のかかりそうな工場がいいな。
キリンビールの工場のように、工場見学が出来るようにしてもらって、
高島の観光とセットになるプランを考える。
小学生などには、キャンプなどの屋外活動に加え、
食品工場と下水処理場を両方見学できる、ということで学習見学を誘致する。
人間の口に入る前と後ということで、いい理科の学習のコンセプトが立てられそうだし、
子供が(又はその親が)喜びそうな簡単なお土産も付けられそう。
近江今津駅の南側の操車場スペースのから、
コンテナを直接工場内に引き込む線路を作り、工場ラインと一体化させ
原材料の入荷や製品の出荷の運搬経費の軽減を図る。
JRも収益増加に繋がるし、トラックより環境にやさしい鉄道輸送。
ついでに、高島の特産物を使った商品を開発して、作ってもらう。
なんてことも、考えてしまう。

また、プロポーサルの要綱では、
マキノと朽木の庁舎も移転することを考えなければならないようだ。
その趣旨が良くわからない。
新耐震以前の建物で、耐震改修も困難ということなのだろうか?
しかし、今のマキノ庁舎でも10人そこそこ。
新たに何か事務所ビルを作らなければならないとも思えない。
あの建物を、壊してしまうのだろうか。何だかもったいないような。
小さな個人企業などの起業者向けに事務所や工場に格安に貸し出す
賃貸ビルみたいにはならないのだろうか、と思う。

(何だか、机上の空論ばかりとも思われそう)

今津町出身の現市長さんが、このプロポーザルで
本当に合理的な方法を探るためにされるのか?それとも、
合併時の元々の約束どおり市役所を今津に誘致するためのお墨付きを得ようとしておられるのか?
私には皆目見当もつかない。
とりあえず、人口減の中で、あまり無理をせず、国からお金が借りられるといっても、多少の起債は必要なはず。
未来に借金を残さないように、合理的な解決法が選択されることを願う。
何らかの形で、このことにコミットする方法はないものなのだろうか、とも思う。

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。また、地元で長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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