昭和初期の「夏の友」
父が亡くなって数年後、小屋を整理していたら、
昔の和綴じの本や、筆で書かれた借用書など、書類が残っていました。
「何でも鑑定団」などを見て
この中にお宝があるかも知れない、などと妄想が膨らんでしまって捨てがたく思っていました。
マキノの郷土資料館の方と雑談をしたとき、そのことを話したところ
一度調べてみてあげるから、持ってきたら、とのこと。
「しょうもないものはどうでもいいけど、お宝があったら教えてね」
と、冗談めかしにホンネを言いながら
ダンボール4,5箱の書類をマキノの資料館に持っていったのは、1,2年前のこと。
すっかり忘れていた今年の春、高島の歴史民族資料館の方からお電話がありました。
その資料の中に、父の子供の頃の「夏の友」があり
その「夏の友」のなかに、中江藤樹の記述があるので、
中江藤樹生誕400年祭協賛企画展で、展示してもよろしいですか?とのこと。
断る理由もなく承諾し、とりあえず何かの役に立って良かったと思いました。
やっと先日、それに行ってきました。
協賛企画展ということで、どんな派手なもんかと期待して行ったのですが、
そんなに派手さはありませんでした。
でもちゃんと、2階の企画展示のコーナーのガラスケースの端の方に、
私も始めて見る、父の小学校時代(昭和10年頃)の「夏の友」が数冊展示してありました。
段ボール箱で持っていったときは、かび臭い埃だらけの品物が
こうしてちゃんと展示されていると、何だか価値あるもののように見えてくるのが不思議です。
父の鉛筆の字は小学校の頃から意外とちゃんとしていました。
関連項目
◎中江藤樹生誕400年祭(高島市のページ)
◎高島歴史民族資料館(来観者のHP)
以下、私の仕事のコマーシャルです。
◎土地込み940万円のセカンドハウスのプランを作りました(インフォメーション08/04/02)
◎住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます。(インフォメーション08/02/11)
◎木のコースター、ドイリーを販売することにしました。(MYブログ08/04/17)
地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。
ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72~75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。
とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。
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