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2007年12月15日
マキノ町在原の山へ
一昨日は、仕事でマキノ町在原の山へ分け入りました。
行く途中、朝もや煙る杉の山が東山魁夷の絵を思い出させたのでパチリ。
そして、こんな風景を見ると、いつも永六輔の無名人名語録の一節を思い出します。
「東山魁夷の山の絵が自然を写すっていうけど
あのきちんと並んだ杉は、自然じゃありません。
人間が植林して、手入れをきちんとして育てている山です。
つまり、植林は杉や檜の畠であって不自然の美です。」
さて、目的地近くに着くと、道沿いの日影に残雪。12月5日の雪が残っているみたいです。
きこりの職人さんと山へ分け入る。
「これは何?」と聞くと、「しかの糞や」とのこと。
大女優吉永小百合の♪フンフンフン・・・♪という歌が昔あって
それがパロディ化されてTVでやってたのを思い出してしまいました。
奈良のお土産の「鹿のふん」は本当にリアルな物なのだと、実物を見て思いました。
又歩いていくと、「これが鹿の足跡や。」 ちょうど雨上がりであったことも幸いして、
粘土に足型をきちっと押したような鹿の足跡を始めてみました。
「糞もこの足跡も今さきのもんや、わしらが上がってきたから逃げよったかしれんくらいや。」
とのこと。
最後の写真は、植林した杉林の様子。
青色のテープは、鹿に杉の樹皮を食べられないための対抗措置、
上の方には、害獣を防止するためのフェンスも見えます。
現在の今の山の良い実地研修となりました。
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