外観（西側）

事務室らしくない建物　住宅のような感じで
仕上はいつもの桧とパインの羽目板
しかしこの建築での設計の重点は、実はこのヘンテツもない
事務室空間

◎在来木造架構で、14ｍ×6.8ｍ一室の室内空間を支えるのは、
900ｍｍモジュールの事務用ロッカーが、
耐力壁間にきちんと無理なく納まる寸法の2865ｍｍ、
そのピッチに入る150×700の大断面集成材と
構造用合板の耐力壁
◎女性事務職員さんが多い職場なので　床暖房
◎方式は、熱源灯油給湯器による温水パネル式
◎適切な配置のフロアコンセントや
電話・パソコン端子と床暖房パネルの取合
ローコスト化＆床暖房の為、フリーアクセスフロアではありません
◎床下空間はメンテしやすい相応の高さとコンクリート打ち仕上
◎冷暖房は、灯油熱源のエンジンヒートポンプユニット
◎勾配屋根の屋根裏を利用した冷媒配管と、、
雨樋（縦樋）を利用したドレイン
◎湯沸は電気、エネルギー源は灯油と電気にまとめて、、
ガス（プロパンガス）はなし
◎コンパクトでグレアの少ないオフィス用埋込照明器具
など、事務室空間に
都会のオフィスビル並みの様々な配慮がなされています。