SK邸

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南西からの外観 複雑そうに見える屋根は、すべて繋がっています
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倉庫(3.6帖)は開口の大きな3連引戸
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前面道路から玄関まではバリアフリー
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玄関は無く、直接LDK(26.6帖)にアクセス
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入ってすぐ右手に多目的流し 右の引戸からユーティリティに
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I型キッチンと、お施主様ご要望のFF式灯油ストーブ FF式は 屋外の灯油タンクと繋がっており、燃焼ガスなどを屋外に排出するため、屋内の空気をクリーンに保ちます
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LDKには幅2500×高さ1170のフィックス窓とテラス窓 フィックス窓の側にテーブルを置き、景色を眺めながらコーヒーを楽しむと仰っていました
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LDK 天井は屋根勾配に合わせ、杉小巾板張り 梁下にダクトレールを設置
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LDKとトイレ 2階の構造用合板と床梁はあらわしとしました
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階段と奥に寝室(7帖)からも琵琶湖と竹生島を望めます
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2階(12.7帖) 今回はコストの関係で仕上げは無しに 住みながら利用状況に即して工事をする予定です ※後日石膏ボードを施工しました
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上棟の様子
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びわ湖材(滋賀県産材)を活用しました
- 所在:
- 高島市マキノ町
- 敷地面積:
- 503.64㎡ (152.05坪)
- 延床面積:
- 114.06㎡ (34.43坪)
- 構造階数:
- 木造軸組在来工法 2階建
- 設計期間:
- 2020年8月~
- 施工期間:
- 2020年11月~2021年3月
関連MYブログなど
◎昨日は建前日和でした
お施主様は愛知県にお住まいのご夫妻。
琵琶湖、竹生島を見下ろす山の中腹部が敷地です。
ご夫妻の要望としては
・景観を楽しむ窓
・雪の日でも出入りしやすい配置
・屋外と屋内に広い物置
・木材に囲まれたような雰囲気にしたい
・肌触りのよさと掃除のしやすさが良い建材を用いたい
がありました。
設計するにあたり、
・景観を楽しむためのコストを踏まえて最大限大きな窓
・冬の積雪を考え、断熱・気密はしっかり確保する
・車やバイクを降りてから玄関まで、雨や雪で濡れないバリアフリーの導線
・コストを下げるために、手が触れにくい部分は構造材をそのまま仕上げとし、
・集成材や複合フローリング、木目クロスを用いて施工しやすく、肌触りは良い上、掃除もしやすい仕上げにする
といったことをお施主様と相談して決めていきました。
間取りはお施主様が最初にお描きになったものをベースに、決めていきました。
立面図や断面図を提示し、吹き抜けのあるLDKや大屋根のバランスを決めました。
屋外の屋根や倉庫も含め、全てプレカット加工で軸組を構成することで、コストも下げつつ、屋内外を緩やかに繋げました。
◎仕上
床 :複合フローリング (ウッドワン コンビットブラッシングオークV152)
巾木:既製品
壁 :クロス
廻縁:ツガ10×15
天井:クロス、構造用合板・梁をあらわし、杉小巾板
窓枠:集成材
外壁:焼杉板t10
屋根:ガルバリウム鋼板横葺
サッシ:アルミ樹脂複合窓 (YKK エピソードNEO)
◎ウレタンフォーム吹付断熱
天井:120mm
壁 :75mm