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ビルの外観保存修景(おのぼりさんの東京6)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためである。
帰りがけの東京駅前、日本工業倶楽部会館・三菱信託銀行本店ビルを見上げる。
100218marubild5.JPG
何だかナー、と思ってしまうのです。
◎建設の経緯-集落町並みWOLKER>丸の内現象学>日本工業倶楽部会館の保存再生

向かいにある旧東京中央郵便局も似たような形になるのでしょう。
100226post.jpg
photo from 日本郵政グループ-東京中央郵便局の再整備計画について

私の記憶でこのようなことが行われた最初は、神戸地方裁判所
関西今昔建築散歩>05/02/26神戸地方裁判所
寄った写真などの多い
近代建築Watch>08/04/16神戸地方裁判所
は、これもありかとも思うのですが、何だかなー、という感じです。

同じことを思っている人はやっぱりいるようで、
ぽむ吉マニアックス>07/11/23近代建築の外壁保存は、なぜトホホ建築となってしまうのか?

違和感の無いのもあるみたいですが・・・
ゴリモンな日々>07/09/14外壁を残す

基本的には、このような手法は、 とされていて、
高層ビルなどに建て替えの場合には、周辺の景観を保全したということで
容積率のボーナスがあったりしたんじゃないかと思うのですが(建築系雑誌の記事のうろ覚え)
でもこれが、周辺の景観を保全 なのでしょうか?

100218tokyoeki.JPG
何のオブジェかと思っていたのは、東京駅改修工事の足場でした。
この、仮設足場がオブジェに見えてしまうところが、おのぼりさん。
最後まで、東京 に圧倒されっぱなしで、東京をあとにしました。

MYブログ おのぼりさんの東京 (2010/2/17~18)

◎10/02/22 No1 東京は「デカ」なのである
◎10/02/23 No2 東京はカッコイイのである
◎10/02/25 No3 オーディオテクニカ・テクニカハウス
◎10/02/26 No4 明治のきらめき、旧岩崎本邸
◎10/02/27 No5 赤門をくぐって安藤詣で
◎10/03/01 No6 ビルの外観保存修景
◎10/03/02 番外 米原駅西口サイクルポート

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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東京はカッコイイのである(おのぼりさんの東京2)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためである。

東京は かっこいい のである。
世の中不況などといっているが、
どうしてどうしてデザインにも気を配れるくらい、金廻りも良いのである。
のように見えるのである。

山手線の車内の案内表示や広告が液晶なのである。
100217train.JPG
この液晶が優れもので、駅近くになると駅の接続案内になり、走行中は路線図になる。
一度乗った時には
「※※駅で線路に人が侵入したのでこの列車は5分遅れている」
とリアルタイムで表示するのである。
広告の画面も面白くて、TVコマーシャルがそのまま流れたりもするのである。
音は出ないので、自分の頭の中だけでコマソンが流れたりして妙な気分なのである。
駅のプラットフォームの飲食も「うどん」ではなく「フレッシュジュース」なのである。

ファミマ だって セブイレ だってかっこいいのである。
100217famima.JPG

100217_711011.JPG
もっさい蛍光灯の行灯式の看板なんかは使わないのである。
100217_71102.JPG
交番だって大きなビルの公開空地と総合設計制度を使って
ビルと一体のデザインでスタイリッシュなのである。
100217police.JPG
売り地の看板だって金ぴかの文字なのである。
100217urichi.JPG
ノーマンフォスターのセンチュリータワーのビルデザインも、
もう少しも新しく見えなくなってしまっているほど、周りのビルが、それ風で新しいのである。
100217foster.JPG
あの斜めの梁が、耐震改修で最近よく見る形と相似があるから余計にそう感じるのかもしれない。
耐震講習会のスライドの見過ぎ??

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東京は「デカ」なのである。(おのぼりさんの東京1)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためである。
まー、それなりに面白い話も聞けたし、講習会の内容自体にはそう文句もないのが、
2日間で28,000円の(講習会費+本代)は、ちょっと高い気がする。
何だか、こんな費用も天下り法人の糧になっているような気がして釈然としない。

それはそれとして、久しぶりの東京はデカなのである。
100218tokyost2.JPG
東京駅前はこんな風景なのである。
100218marubild1.JPG
東京駅前の新丸ビルはデカイのである。
100218marubld2.JPG

100218marubild3.JPG
参考までに1Fの公共通路が、こんな豪華さとデカさなのである。
100218tokyojp.JPG
前鳩山文部科学大臣が注文を付けて保存計画が変更された
東京郵便局(5階建て延36,000㎡)が小さく見えるのである。
100217douro1.JPG
何か、巨大なビルの壁面にしては、窓がないなー、と思っていたら、
100217douro2.JPG
巨大な自動車道のループ上のインターチェンジのようなのである。
100218mansion.JPG
少し古いマンションは、エアコンの室外機を交換をするのに、
命がいくつあっても足りないような巨大さなのである。
100217ikadai.JPG
町の中でも、4階建の横にタワーパーキングや13階建て、その又後ろが20階、又その後ろに数十階の高層ビルがひしめき合って立っている感は、ちょっと壮観である。
100217moai.JPG
大きなモアイ像の頭は、後ろが喫煙スペースとなっていて、心なしか煙たそうなのである。

関連HP

三菱地所設計>新丸の内ビルディング
新丸の内ビルディング・オフィシャルページ
東京の建築遺産50選 > 東京中央郵便局
◎06/05東京中央郵便局庁舎保存要望書-DOCOMOMOJapan 代表 鈴木博之(PDF)
◎08/06日本郵政グループ-東京中央郵便局の再整備計画について(PDF)
◎09/03東京中央郵便局 保存部分2倍で合意 - MSN産経ニュース

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おのぼりさんが芦屋へ行った

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芦屋へ行きました。潮芦屋(南芦屋浜)あたり。
巨大かつ立派なまちだなーとあんぐり口を当てながら、おのぼりさん気分になって、写真を2,3枚
帰りは空いていたせいか、芦屋のインターから2時間ちょっとで帰れて以外に近いと驚きました。

バブル以前、というか大阪万博の未来都市のイメージが残る、建物群。芦屋シーサイドタウン
100117asiya42.JPG
1979竣工とのこと、未来の高層集合住宅のプロトタイプとして計画された建物群。しかし、
・純鉄骨造
・中間階の空中広場というコモンスペース
・ごみ収集パイプラインや地域冷暖房等
・ユニット然としたデザイン などなど
現在から見れば、どうもプロトタイプになりえなかったコンセプトが多い。現在は
・構造は高強度コンクリート(普通の2~3倍の強度)を使った鉄筋コンクリート造
・中間階のコモンスペースをとったようなプランニングはないと思われる。
・ごみ収集は、分別などのスタイルから見ても実情に合わない。
  神戸新聞 未来都市の象徴ーごみ収集パイプライン 時代遅れに 
・熱源は、個別に設置する事の方が主流
・高層であるほど、高級感のあるデザインに腐心している。
100117asiya5.JPG
しかし、私としては、やっぱり何だかすがすがしく感じる景色で、
100117asiya1.JPG
お隣に見えた、現在に近い高層住宅群(西宮マリーナパーク海のまち)の方が
小手先だけのデザインに思えてしまう。
そして、着いた所が南芦屋浜、
豪華マリーナと結婚式場、何だかいかにもバブリーっぽい時代の雰囲気がプンプンしているのだが、
竣工は1998とのこと。
100117asiya21.JPG
・ベルポート芦屋  ・ウエディングヴィラ アンビジュー芦屋
結婚式場HP左下の、LOCATIONをクリックするとその雰囲気がわかっていただけると思います。
何だか、私からすればかけ離れた世界だなー、と思いました。
ご近所の方に、その話をしたら、
「日本で一番高い係留料を、取るそうですよ」と聞いて、妙に納得してしまいました。
100117asiya3.JPG
大きなボートだなー、と思ってもう一枚。
家に帰って調べたら、左隅の高層アパートは、震災復興住宅群、
右隅にチラッと写っているちょっと高級そうな感じの建物は、
ちょっといわくのある建物のようです。(チャーミング・スクウェア芦屋 差押さえ
ここは、兵庫県が力を入れて開発した所のようで、
人工海浜、総合運動公園、緑地、震災復興住宅
高級マリーナ、プライベートマリーナ付きの(多分)超高級住宅街、
景観の規制、などなど、色々な施設が入っている人工島のようです。
都市には、とてつもなく大きな投資が行われ続けていて、やはりそれなりにきれいだと思いました。
そして、こうやって眺めていると、
高度経済成長→バブル→バブルの崩壊→阪神淡路大震災→平成長期不況
という現代史が、そこに刻み込まれているような気がしました。

関連HP&ブログ
ALL-A-団地・炭鉱・近代化遺産・建築・まちなみ>芦屋浜シーサイドタウン01
芦屋物語>芦屋浜シーサイドタウン高層住宅地区とは
芦屋物語>芦屋浜シーサイドタウン震災直後と復旧状況
芦屋物語>芦屋の新しい街 南芦屋浜(潮芦屋)
潮芦屋(南芦屋浜)コミュニティ〜すっごいいどばた会議〜
南芦屋浜ウォーターパーク・芦屋市総合公園へ行こう
芦屋市>潮芦屋地区のまちづくり

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高島市に用途地域は必要なのだろうか?

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21日は、高島市都市計画審議会がありました。その感想などを

高島市に用途地域は必要なのだろうか?

知合いの大工さんが、自分の工場が、今まであった住居地域内に建てられないので、
田んぼを農転してぽつんと大工小屋を建てた。
今津駅前にあったうどん屋(麺製造の方)がなくなったと思っていたら、
深清水のあたりに新しい工場が出来ていた。
大工さんの例は、明らかに用途規制で大工小屋が建てられないから。
うどん屋さんの例は本当のことは知らないが、
少なくとも製造工場なら用途地区の規制で建てられない、
そのせいで移転したのではないかと思う。

現在の建築基準法の規定では、
工場と名の付くものは、50㎡以上あれば、住居系や商業系の地域には建てる事が出来ない。
又、もっと床面積が小さくても、原動機の出力が0.75kw以下とか、
いつの時代に作られた法律なの?と思うのだが
機械2つもあれば、もうその用途地区規制に抵触して建てる事が出来ない。

大上段に構えて言ってしまえば、田舎の小さな町に、
用途地域というものは必要なのだろうか。
まちの活動というのは、商業だけではない。
当然、職人技から派生したような、小さな工業がそこには必要なのではなかろうか。
まず、起業の第一歩は、自宅の離れや小屋、そんなところでこつこつと始めるしかない。
しかし、現行の用途地域の中では、少し原動機を使うような「工場」だと、
商業や住居系の地域では弾き飛ばされてしまう可能性が大きい。
余程大きな工場は別として、人間が働ける場は、商業・工業を問わず
混在しても差し支えないのではないかと思う。
最近、街中にも空き家が多くなっている、との話も他で聞くことがある。
人口集積地に混在するべきではない、悪臭や危険物・騒音などは、
他町村の公害防止条例などを参考にして、その法律で規制し、
用途地域規制というものをしない方が、旧市街地の活性化に繋がるように思う。
そのような障害がなくし、
町の真ん中で多くの人が、商業であろうと事務系であろうと工業であろうと
とにかく働ける場を作れるようにしておいた方が良いように思う。

建ぺい率・容積率の制限は無節操な建築を規制するためには必要なこと、
しかし、数年前から用途地域以外でも建ぺい率容積率の指定は可能になっている。
今津町松陽台のような、住宅専用地として開発されたような地域以外は、
用途地区の規制はなくし、
建ぺい率と容積率だけのボリウム的規制にとどめた方が良いように思われる。

市(行政)は高島市の将来像を描く中で、いまだに
「無秩序な開発を規制しなければ、」
というベクトルで、物事が考えられているような気がしてならない。
市街化調整区域が制定されてから約35年、
それが指定されていないのにもかかわらず、高島市を変貌させるような、都市化の波はなかった。
その事実を考え合わせると、
今後の土地利用は、農地の農業振興地域と山林の保全さえ、外さなければ、
それ以外の地域の規制は緩和してもいいのではないだろうか?

最近良く、都市との二地域居住などと喧伝されているが、
人口が減少する中では、高島地域内で、二地域居住になることだって珍しくない。
朽木やマキノの家と安曇川や今津の家を二つ所有する形態は
今後決して珍しいことではなくなるはず。

人口が減り経済規模が小さくなるという別の側面は、
一人々々の持てる家や土地などの不動産は多くなるということ。

市の新しいビジョンの中に、開発の規制というベクトルではなく、
そのような多分だぶつくであろう土地建物という不動産の有効な活用方法
リニューアルや規制の緩和、
持つことと使うことを分離して使いたい人が使えるような資産の流動化の手法
などという側面で、
現有の社会資本を効率よく利用する手法を考える部分もあってはいいのではないかと思う。

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平等院鳳凰堂鳳翔館(付属博物館)は、フラットルーフ

近江環人(地域再生学座)という、滋賀県立大学が行う社会人にも開かれた講座を、
一年間受講する事にした。
昨日一昨日とは、その入学式とオリエンテーション風の講座を受けた。
その中で、
県立大学の布野先生という方が宇治市都市計画審議会会長を長年されているということ。
その方の景観に関する考え方などのお話が少し聞けた。

そして、すとんと腑に落ちたことがある。

以前、平等院鳳凰堂鳳翔館(付属博物館)に行った時、
建物の質もさることながら、あの場所に四角い箱型の建物を作れたことに、
それを許した行政又は行政を説得した設計者の手腕に驚いた。
以前から、京都や琵琶湖国定公園の景観関係の法律に頭を悩ませていた私としては。
こんな方が会長or重責を担われていた宇治市都市計画審議会だから、
あの建物、あの計画が実現したのだと。

関連MYブログ 08/05/11国宝とモダンと-平等院と鳳翔館(付属博物館)

080510uji02.JPG

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今津・湖周道路の並木がとうとうなくなりました。

今津・湖周道路の並木がとうとうなくなりました。
道路を走っていたら、丁度最後の一本が伐採される寸前でしたので、写真をUPします。
私としては、やっぱり寂しい景色になってしまったなー、という印象です。
こうして、全部なくなってから思うことは、皆伐か、保護か、以外にも、
せめて、4本の内1本は、残すというような、
折衷案もあったのではないかと思ってしまいました。
それでも、景観的にはかなり雰囲気は残ったのではないかと思います。
なお、奥に見える足場の建物は、ケーズデンキが現在新築工事中です。
090624imazu.jpg

関連MYブログ
09/02/18 景色は移り変わり、町も移り変わり、そして多分人の心も
08/05/12 何だか情けなくなる記事- 落葉・枝折れ苦情続出、今津の県道
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越前旅想、特急の車窓から

先日、とある会社の宴会に参加するために、かなり久しぶりに山代温泉に行きました。
会社の方は団体のバスですが、私は遅れて特急で。
一人越前平野を眺めながらの小旅行となりました。

数少なくなってきた、昔からの越前の民家が目に止まる。
滋賀県人の私からすると、
屋根は少し急勾配で軒先が短い。瓦の色が独特の黒色。
鬼瓦もこちらとは少し違う特徴的な独特の形がある。
しかし、そんな昔ながらの建物はほんの少数。
駅周辺の旧市街地や昔からの農村集落にはポツポツ残っているが、
郊外の住宅地は、日本全国どこでも同じ、見たような風景。
何だか、寂しい思いになりました。

関連リンク
福井県HP-福井の歴史的建造物-ふくいの伝統的民家-典型的な農家型
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情報交換がリアルタイムである必然性のないこのブログ、過去記事でもコメントTBはご自由に

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大上段に構えて街づくりの法律に疑問を呈す(ゴマメの歯ギシリ)

1.用途地域制に関して

大上段に構えて言ってしまえば、田舎の小さな町に、用途地域というものは必要なのだろうか。
都市の活動というのは、商業だけではない。
当然、職人技から派生したような、小さな工業がそこには必要なのではなかろうか。
まず、起業の第一歩は、自宅の離れや小屋、そんなところでこつこつと始めるしかない。
しかし、現行の用途地域の中では、少し原動機を使うような「工場」だと、
商業や住居系の地域では弾き飛ばされてしまう可能性が大きい。
余程大きな工場は別として、人間が働ける場は、商業・工業を問わず
混在しても差し支えないのではないかと思う。
そして、人口集積地に混在するべきではない、悪臭や危険物・騒音などは、
他町村の公害防止条例などを参考にして、その法律で規制した方が、
旧市街地の活性化に繋がるように思う。
逆に、そのような障害がなければ、町の真ん中でも多人数が働ける場を作れるようにした方が
良いように思う。

2. バス路線が有効に利用できるような、線又は網的な土地利用の計画ができると良い

各町内循環バスは、地域に密着して有効な部分よりも
、不自然な運行路線の問題の方が多いと感じています。
人口が拡散した高島で、誰もが利用しやすい有効な交通システムができることを望みます。
それは、バスの小型化、何処でも乗れるバス、利用したいときに来るバス、
そんな可変的な運行システムが、あればいいなと思います。
そのような、理想的な交通システムをより一層、利用しやすくする為には、
土地利用をその交通システムに沿った線的な重点整備にする必要があると思います。
免許のない老人の世帯こそ、田舎の中の一軒家に住むのではなく、
介護施設や、社会とつながりの持てる場所に 生活できるように。
壮年の人間は車があるのだから、高島の種々の土地を存分に使える場所に、
住めばいいのでは、と空想します。

3.景観計画について

[景観計画-はじめに-3.良好な景観への取り組み]の中にある
「住んでよし、訪れてよしの国づくり」
という中途半端なスローガンに問題があると考えています。
「訪れてよし」とするには、相当徹底したものでなければなりません。
そうでなければ、逆にいえば規制する意味がない。厳しく規制して、よい町並みだと、
「訪れる」人が増えて初めて規制した結果が出たと考えれば
緩やかな規制で、そんな結果の出る町並みは望むべきもないと思います。
厳しい景観規制をするかどうかも議論のあるところですが、
私は「景観計画」中の「文化的景観地区」が
そういう風に景観を誘導するものにはなっていないようなきがします。
それは、何のための規制だったのかということになりかねないもののように思えてなりません。
緩やかな規制は規制として、それを逸脱する場合は、
適切な評価機関に検討を依頼するというような法体系が望ましいと考えます。
そうして、お願いするだけの法律ではなく、ちゃんと守る法律とすべきだと思います。
本当に景観を考えるのであれば、目に飛び込む全てについて配慮しなければいけません。
今の風景は、その中にそんなことおかまいなしに設置されているものが沢山あります。
電柱・電線類、屋外広告物規制にかからない看板類、
規制にかからない小さな建物(スチール物置やカーポート、簡単なビニールトタンの増築)
景観に配慮されたとはいいがたい公共のもの(バスストップ、高架道路や橋・歩道橋)
そして無許可違法の建築物や看板等、それらの多くが
景観ということについて一片の配慮もなされていないことに問題があります。
それらをを平等に拾い上げるためには、現在では天空率や立面投影などの手法が、
風景条例施行後に、他の法律体系で使われるようになっています。
それらを利用するのも、一つの方法ではないかと考えます。
また、個別の問題になりますが、リゾートの地域には多少は原色の色使いも、
リゾートの雰囲気を高める手法であると考えますので、
その辺りの規制の配慮もあったもいいのではないかと考えます。

神奈川県真鶴町のまちづくり条例には「美の基準」というものがあります。
その運用がどうなっているかは知りません。
それでも、「美の基準」という打ち出し方は、
法律という規制にはなじみにくい部分もあるかもしれませんが、
シロウトと専門家双方が共通の土台の上で、
常に「良い景観とは何か」という原点に立ち返って判断できるように作られた
良い条例のような気がします。

4.官地(国有地等)に関することについて

「かばた」という種は昔からあったのですが、それを有名にしたのは、
行政が旧新旭町時代から長年広報をし続けた結果ではないかと思っています。
しかし、いつもこれを、疑問に思っています。
水路は公共のもの、その上に屋根をかけて個人的に利用するというのは、
明らかに「河川の占用」になるはずですが、
そのような許可は、行政は一つもしていないと思います。
片方では、環境問題として、力を入れて広報し、
片方では、法律的にうやむやなまま、ほおって置く。
広報に力を入れるのは結構ですが、こういう法律的なことを
スッキリさすことこそが、行政の本来することではないかと思うのです。

歴史的景観で有名な津和野。こいの泳いでる水路に大きく塀の屋根がかかっています。
このような景観も、河川と敷地の境界線を考えるとどのようになっているのか疑問です。
例えば、
高島市で同じように水路と敷地の境界の敷地内側に瓦の屋根付きの板塀を作ろうとして、
個人が正式に申請を出すと許可が下りません。
個人の所有物である塀の屋根の部位が、公共物である水路の上にかかってしまうからです。
ちゃんと法律を守ろうとしたら、
瓦の軒先が敷地境界となるようバックして建てなければなりません。
かばた館を作り広報をするのも大事なことかもしれませんが、
片方では「かばた」の上屋のような違反行為に目をつむり、片方では許可を出さない。
そのようなダブルスタンダードをなくすことこそが、行政のするべきことだと思います。

里道水路は、平成12年4月1日に
「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」が施行され、
「国有財産特別措置法」の改正により、国から市町村にその財産を移管されました。
(高槻市の広報のページ)
今は、市の裁量によって河川の占用の許可が出せるようになったはずです。
伝統的景観や利便性の確保のために、
適正な、高島という地域に合ったガイドラインを作る必要があると思います。
それこそが、「地方分権の推進」の端緒ではないかと思います。
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重要文化的景観のフォーラムが終わりました

今日は、重要文化的景観のフォーラムに午前午後共、参加しました。
スタッフという名前ですがスタッフらしいことは何もしないで
それぞれの先生のお話を聴き、最後には少し意見を述べる機会を頂きました。
会場は二つのお寺、その会場移動を海津の町歩きという、
ローコストだったろうがそれなりに凝った演出を企画されたフォーラムでしたが、
残念ながら吹雪に近い雪、町歩きはマイクロバスでの移動となってしまいました。
50人近い参加者でお寺の会場は満員080223keikan.JPG

重要文化的景観選定の業務にも携わられた県の文化財課の方の意見で
「今、海津という町に住んでいる皆さんがうらやましい、外部から見れば大きな価値のある町です。」
という言葉がフォーラムの最後の締めの言葉となり、
地元の皆さんも多方面の識者の方の意見から
それなりに海津の町というものの価値を感じられたのではないか、と思いました。
今日のお話を聴いて私なりに「重要文化的景観」にまとまった考えができました。
それは、この頃のNHKの朝の連続テレビ小説の「ちりとてちん」がヒントになったのですが

理想的「重要文化的景観」とは、若狭の美しい塗箸のようなものだ、というものです。

歴史というウルシを丹念に塗り重ね
それを塗り重ねるだけでなく、
その町の輝いた時期、古い良質な建造物や町並みなどを丹念に研ぎ出し
今という時代の表面に現す、
ただ塗箸と違うのは、完成のない歴史の重層が永遠に続くところです。
そして、塗箸が美しいのは、様々な色が使われているが
そのそれぞれの色に職人さんの美意識という選別を受け
かつ、ウルシという一つの材質を用いることによって、ある統一感があるところにある。
その「美意識」と「一つの材質」を町並みや景観に当てはめてみると
ある種の基準・規制ということになるのだろう。
海津の町に当てはめてみると
それは今までそうであったように、文章化されているわけではないにしても
住んでいる人自身の良質の自己規制の領域であり
その良識的な自己規制そのものが「海津の文化」というものだろう。
今後は、その潜在的な良質の自己規制を、
顕在化し多くの住んでる人にわかりやすくすることから始まるのではないだろうか。

ひとつ、建築を生業とするものとして感じるのは、
その中で排除されるべきは、
ツルツル、ピカピカ、巨大な、均質な
という、「現代文明」や「現代建築生産」が良いモノ、立派なモノ、合理的なカタチなどとして
今も造り続けているモノやカタチのような気がする。
それが感じられる文章として、最後に、今日意見を述べさせて頂いたときに引用した
開高健氏の「オーパ」というブラジル釣り紀行の中の一節をあげておきます。 

・・・しかし、建築物も人と同じように年齢を知らずにはいられないし、
体のあちらこちらにそれを分泌せずにはいられないものである。
これまでの木造建築や石造建築は
歳月や疲労がしるしづけられると同時に成熟の気品や威厳を身につけるすべを知っていて、
不断に育ちつづけて数世紀、十数世紀を生きぬいてきた。
しかし、現代建築というものはこれまで私が諸国で見聞をしたかぎりでは、
歳月と添寝することができないのである。・・・
・・・(現代建築は)ある年齢で成熟がとまってしまった美青年みたいなところがある。・・・
 
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08/01/18 海津・西浜・知内が重要文化的景観に選定
07/08/28 高島市景観計画への意見
07/08/11 高島市景観計画の会議が
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06/05/03 古い建物は、立派である?(H14.2.24)(H18.5.3加筆)
02/02/24 町並み景観 雑感 (H14.2.24)

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