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湖北の平野に奇妙の尖塔が(東阿閉公民館)

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これ、何だかわかります?
ヨーロッパではありません。日本、それも滋賀県湖北の片田舎にそれはあるのです。
100713yanmar2.JPG

10ヶ月、毎週彦根に通った事になる。その通り道で、とても気になった建物がある。
湖北の平野のど真ん中に、その景色にはどうしても馴染まない尖塔。
遠望からではあるが、いつも、あれは何なのだろうと、思っていた。
もう通わなってしまう日も近くなったので、この前の週末、近くまで寄ってみる事にした。
100713yanmar1.JPG

建物は、東阿閉公民館と書いてあった。
ヤンマーの創業者が、自分の生まれた村に寄付したものらしい。
100713yanmar3.JPG
昭和27年完成、
とのことだがそんなに古いとはとても見えない。最近、化粧直しをしたのだろうか。
100713yanmar4.JPG
内部は非公開とのことですが、
それも相当凄いものらしいというのが下記のHPの写真からも想像されます。
功成り名を遂げた、明治の人間の
強烈で素直な西欧文明への憧憬と内なる大和魂が、そのまま建築になったような建物のようです。

関連HP
竹中微風とその時代>ヤンマー会館の見学

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住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます(インフォメーション08/02/11)

地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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滋賀県立大学ぶらぶら04(PLANTEC編)

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昨年9月から、滋賀県立大学の近江環人という社会人講座に通っている。
滋賀県立大学は、内井昭蔵をマスターアーキテクトとして
・センターゾーン(Aブロック)-坂倉・滋賀設監共同設計事務所
・環境科学部(Bブロック)-大江匡/PLANTEC
・交流センター/人間文化学部棟(Cブロック)-浦辺設計
・工学部/体育館(Dブロック)-長谷川逸子・建築計画工房
がそれぞれ設計されたそうです。日本の有名な建築家(設計事務所)ばかりです。

今日は、その中で、大江匡/PLANTECの設計されたあたりを

第1印象はこんな感じ
100703kendai1.JPG

それぞれの棟が並行ではありません。
100703kendai5.JPG

学部の管理・中央棟は、大きなアーチ型の屋根がかかっています。
100703kendai6.JPG

そして、それぞれをうねった廊下で繋げています。その内観と外観。
廊下の天井は亜鉛鉄板の小波、いわゆるトタン。
でもどうやって吊り上げているのかわかりませんが、下からは釘頭などは見えていません。
その辺が、やっぱり、素材は超ローコストでも扱い方が違う。
100703kendai2.JPG 100703kendai7.JPG

うねうねと曲がった廊下の屋根と学部管理棟の大きなアーチ屋根
100703kendai3.JPG

そして、所々に、ドーム型のミーティングルーム棟が、配されています。
100703kendai4.JPG

関連MYブログ
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◎10/04/18 滋賀県立大学ぶらぶら01
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滋賀県立大学ぶらぶら03(浦辺設計編)

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昨年9月から、滋賀県立大学の近江環人という社会人講座に通っている。
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・環境科学部(Bブロック)-大江匡/PLANTEC
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・工学部/体育館(Dブロック)-長谷川逸子・建築計画工房
がそれぞれ設計されたそうです。

今日は、その中で、浦辺設計の設計されたあたりを

広々としたスケール感が、良く出ている写真を数点

正面にある小さな門などが、きちんと丁寧に設計されているのが好ましい。
吹きさらしの渡廊下も、それぞれに丁寧にデザインされていて、
鉄骨+ルーフデッキなどという、情けない形はひとつもない。
100424kendai8.JPG

看護学部棟 パーゴラと分節された屋根の重なりが、いい感じ100424kendai9.JPG 

 研究室棟、リズミカルでとてもきれい
100514kendai6.JPG

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滋賀県立大学ぶらぶら02(長谷川逸子編)

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昨年9月から、滋賀県立大学の近江環人という社会人講座に通っている。
滋賀県立大学は、 内井昭蔵をマスターアーキテクトとして
・センターゾーン(Aブロック)-坂倉・滋賀設監共同設計事務所
・環境科学部(Bブロック)-大江匡/PLANTEC
・交流センター/人間文化学部棟(Cブロック)-浦辺設計
・工学部/体育館(Dブロック)-長谷川逸子・建築計画工房
がそれぞれ設計されたそうです。

今日は、その中で、長谷川逸子・建築計画工房の設計されたあたりを

体育館は、カッコイイ。UFOがふわっと舞い降りた感が、
屋根のカーブが少し内側まではいりこんでいることで、表現されている。
100514kendai3.JPG

その反対側から。ミラーガラスに校舎が映りこんでいる。
100514kendai4.JPG 

同じような、デザインがあった。横長の小さな窓は、雨の時に大変そう。
大屋根の水が樋もなし(多分)に全部落ちてくるようだ。
窓の隣りのコンクリート打放しの壁は相当汚れてしまっている。
100514kendai5.JPG

校舎中庭と渡廊下
100424kendai1.JPG

屋外階段が、カッコイイ。
100424kendai2.JPG

カッコイイのでもう一度、屋外階段。&中庭
100424kendai5.JPG

校舎棟の小玄関。壁天井の三面が、コンクリート打放し
コンクリートの筒に、アルミサッシで蓋がされている、なんともあっけらかんとした形
100424kendai6.JPG

環濠(円形の水路)の周辺は、他の設計者との取り合い部分になるので、
分節された勾配屋根で、上手くランドスケープが整えられている。
100424kendai7.JPG

水路の周辺では、こんな景色も。コンクリートと水鳥の取り合わせが微笑ましい。
100514kendai1.JPG

実験棟の大型の目隠しパネルは溶融亜鉛メッキの鋼材に厚めの焼杉板。
この部分は、最近の工事だそうで、長谷川逸子・建築計画工房ではないかもしれない。
しかし、ちゃんと雰囲気は合わせた感じに出来上がっている。
100514kendai2.JPG

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かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
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平城遷都1300年ニュースによせて(過去ブログ再録)

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平城遷都1300年祭のニュースがこの頃、かしましい。
それを見ていて、過去のブログで関連したことを書いていたので、再編集してみました。

古建築へのいざない、和様・唐様 (06/05/15)・(10/04/25再編集)

中国から輸入された最初の建築様式を残している建物が、
大阪にある四天王寺だといわれています。創建は推古朝の時代とのこと。
このお寺の金堂や講堂を見ると、かなり屋根が直線的で、
講堂などは、優美な曲線の屋根ではなく、
真ん中で折れ曲がって急な部分とゆるい部分の屋根の二つで構成されています。
建築的には、少し稚拙な感じさえしてしまいます。

その後、日本の寺院の建築には、和様(わよう)と、唐様(からよう)という
主に2種類のスタイルが太い流れになります。
和様は、日本の奈良時代に中国唐代の建築文化が輸入され、
平安期まで洗練されていったスタイル。
唐様は、鎌倉時代に、中国宋代の建築文化が輸入されたスタイル。
唐様の純粋なスタイルの建物はごく少なく、
その後は、建物の用途などによって、両方の建築手法が混合しながら
(長所を取捨選択しながら)、和様・唐様どちらかのテイストで仕上ています。

中国建築文化が輸入された当時は、中国のコピーであるはず。
千数百年前の中国の木造建築は現存しませんが、
それが、日本に法隆寺唐招提寺として残っているのです。そして、最も直近に
中国の建築文化が輸入された形が、長崎の黄檗宗崇福寺のようなスタイルです。
その三門は、絵本の浦島太郎の竜宮城のように現代の中国風です。
とすると、中国は1000年かかって、
屋根がだんだん反り返って、現在のような形になったんだ、と想像されます。

文化の中心は、中心であるがゆえに、どんどん更新して行きます。
しかし、その文化の辺境では、過去に交流した当時の中心の文化を長く留めています。
それは、ブラジルの日系二世・三世の方などが、明治大正や昭和初期の日本の文化
(言葉や歌やしつけなど)を色濃く留めていることに気づくことに似ています。

奈良の建築をご覧になるということは、
もしかすると、1300年の時間と数千キロの距離を飛んで、
唐代・長安の都を見ていることになるのかもしれません。

そんな気持ちで、今度新しく完成した第一次大極殿を訪問し、
建物の真ん中にあたりの玉座らしき位置に建てば、
日本の聖武天皇はおろか、唐の玄宗皇帝の気分を味わえるのかもしれません。

以下、弊社のコマーシャルです。

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滋賀県立大学ぶらぶら01

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昨年9月から、滋賀県立大学の近江環人という社会人講座に通っている。
そこで、今日は、滋賀県立大学の建物などを

滋賀県立大学は、 内井昭蔵をマスターアーキテクトとして
・センターゾーン(Aブロック)-坂倉・滋賀設監共同設計事務所
・環境科学部(Bブロック)-大江匡/PLANTEC
・交流センター/人間文化学部棟(Cブロック)-浦辺設計
・工学部/体育館(Dブロック)-長谷川逸子・建築計画工房
がそれぞれ設計されたそうです。

カッコイイ建物が多く、ランドスケープ的にもとてもゆったりとした景色が形成されています。

そんなイメージが良く感じられる、グラウンドから、センターゾーンを望んだ写真

100410kendai1.JPG

場の力なのか、カップル(多分県大生どうし)の結婚の記念写真が撮影されていた。

100410kendai2.JPG

環濠集落を模したお堀にまたがる橋、実際はみんな下のガラス張りの通路の部分を歩く。

100410kendai4.JPG

だから、橋の上はちょっとした語らいの場になっている、春という感じでした。

100410kendai5.JPG

これは、浦辺設計の建物になるとおもう。良く見ると妻飾りが魚の形をしている。

100410kendai3.JPG

センター棟とタワー

100410kendai6.JPG

交流センター、浦辺設計ということですが、凸凹したタイルの意匠、寄棟のトップの棟飾り
屋根のあつかい、相当これは内井昭蔵さんのテイストを汲んだ設計のようなきがする。

100410kendai7.JPG

北側駐車場からの本館棟、キャンパスの中心が図書館というのが、コンセプトらしい。

100410kendai81.JPG

先生も学生さんも場所を案内するのに、いつも迷路のようだという。

それは、建築家的には、中央のマウンドアップされた円形の芝生広場を中心とした構成が、
わかりやすいと考えて作られているのだが
実際にみんなが歩くのはその芝生広場の下にある地下的な空間の矩形の
食堂や売店やホールの周囲の廊下をウロウロとする事になるので、
方向性が乱れてしまうのだと思う。
多少起伏のある土地や高層ビルの集合した足元などには、ぺデストリアンデッキ的なものは
非常に有効な動線の処理の仕方だが、
県立大学のような一面平坦な土地では、怠け者の人間は中々階段やスロープを使いたがらず、
そのことが、動線処理の建築家側の理想と現実とのズレになっているように思う。

また、他の建物もいつかUPしたいと思います。

関連MYブログ
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米原駅西口サイクルポート(おのぼりさんの東京番外)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためである。

初日の講義が朝10:00から、またご多分に漏れず私の会社も緊縮財政ということなので、
一度、深夜の高速バスを使って東京へ行く事にした。
バス停はJR米原駅、出発が23:35、東京の池袋に6:00過ぎに着いて、
新幹線が12,060円の所を6,830円で行ける(片道)。
娘が一度、東京ディズニーーランドへ遊びに行く時に使ったので、
見送りに行くのを含めると深夜の米原駅は2度目の事となる。
50過ぎの身体にはきついか?、と思われたが、寝れたような寝れなかったようなでも、
その日一日は、何とか過ごせた。

そのJR米原駅には、前に一度行った時に気になった建物がある。
100217maibara.JPG
西口にあるサイクルポート(自転車置場)だ。
亜鉛メッキのコルゲートパイプの屋根が壁まで曲がって繋がっている、
その他の部材も全て鉄の亜鉛メッキ、階段もスロープもスパイラル状に2Fへ上っている。
プリミティブな素材に、形で勝負という建築で、私の好みである。
深夜の暗い街灯にも何だか似合う気がする。
ブログにUPするので調べたら、遠藤秀平さんという建築家の初期の作品だった。

関連HP

遠藤秀平建築研究所オフィシャルサイト
うらくんのページ>Architectureのページ>遠藤秀平のページ

MYブログ おのぼりさんの東京 (2010/2/17~18)

◎10/02/22 No1 東京は「デカ」なのである
◎10/02/23 No2 東京はカッコイイのである
◎10/02/25 No3 オーディオテクニカ・テクニカハウス
◎10/02/26 No4 明治のきらめき、旧岩崎本邸
◎10/02/27 No5 赤門をくぐって安藤詣で
◎10/03/01 No6 ビルの外観保存修景
◎10/03/02 番外 米原駅西口サイクルポート

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ビルの外観保存修景(おのぼりさんの東京6)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためである。
帰りがけの東京駅前、日本工業倶楽部会館・三菱信託銀行本店ビルを見上げる。
100218marubild5.JPG
何だかナー、と思ってしまうのです。
◎建設の経緯-集落町並みWOLKER>丸の内現象学>日本工業倶楽部会館の保存再生

向かいにある旧東京中央郵便局も似たような形になるのでしょう。
100226post.jpg
photo from 日本郵政グループ-東京中央郵便局の再整備計画について

私の記憶でこのようなことが行われた最初は、神戸地方裁判所
関西今昔建築散歩>05/02/26神戸地方裁判所
寄った写真などの多い
近代建築Watch>08/04/16神戸地方裁判所
は、これもありかとも思うのですが、何だかなー、という感じです。

同じことを思っている人はやっぱりいるようで、
ぽむ吉マニアックス>07/11/23近代建築の外壁保存は、なぜトホホ建築となってしまうのか?

違和感の無いのもあるみたいですが・・・
ゴリモンな日々>07/09/14外壁を残す

基本的には、このような手法は、 とされていて、
高層ビルなどに建て替えの場合には、周辺の景観を保全したということで
容積率のボーナスがあったりしたんじゃないかと思うのですが(建築系雑誌の記事のうろ覚え)
でもこれが、周辺の景観を保全 なのでしょうか?

100218tokyoeki.JPG
何のオブジェかと思っていたのは、東京駅改修工事の足場でした。
この、仮設足場がオブジェに見えてしまうところが、おのぼりさん。
最後まで、東京 に圧倒されっぱなしで、東京をあとにしました。

MYブログ おのぼりさんの東京 (2010/2/17~18)

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◎10/02/25 No3 オーディオテクニカ・テクニカハウス
◎10/02/26 No4 明治のきらめき、旧岩崎本邸
◎10/02/27 No5 赤門をくぐって安藤詣で
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赤門をくぐって安藤詣で(おのぼりさんの東京5)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためでした。
講習会が行われた場所は、JR御茶ノ水駅近くの東京医科歯科大学。
駅近くの道案内板を見ると、東大が近くにあった。
そういうと、
安藤さんの建物が最近(といってもここ1年くらい)日経アーキテクチャに載っていたよな、
と思い出して、この小旅行の最後に尋ねてみる事にしました。
正式な名称は、福武ホール
雑誌の写真の風景は、てっきり公共の道路沿いかと思っていたのですが、
そこは最高権威の学府、本郷通りからは、こんな姿。
高いレンガ塀と楠?並木に囲われた後ろに隠れて建っていました。100218todai3.JPG 100218todai7.JPG
赤門をくぐってすぐ左、学内の通路からは、雑誌で見覚えのある風景を発見しました。
100218todai51.JPG
巨大な横長のスリットは、思ったほどインパクトはありませんでした。
壁の方に目が行って、思ったほど「ぬけ」の感じが出ていないように思いました。
縦長のスリット、横長のスリット、
巨大なキャンチスラブの鉛直荷重だけを受け持って見えるような細い列柱。
どれもが、さっき習ってきた耐震構造とは反するデザインです。
安藤さんの表面から見えるコンクリートは、
構造躯体というよりも、デザインエレメントなのでしょう。
そして、多分その裏の見えないところに、本当の構造躯体が隠されているのでしょう。

地下に向って大きな吹抜が見える。
100218todai6.JPG
大きなボリウムを地下に埋め込むプランニングは、
景観を配慮した安藤さんの最近のスタイルで良くある。
・大山崎山荘美術館新館 ◎オフィシャルサイト ◎ブログsorarium>【フォトレポート】・・・
・表参道ヒルズ ◎オフィシャルサイト ◎建築マップ>表参道ヒルズ
・MYブログ09/11/04コンセプトの直裁さ、司馬遼太郎記念館(安藤忠雄)など。
一番最初にそのような形式の建物を見たのが
高松伸が設計した東本願寺の参拝接待所
下に伸びるこの種の建物も、現代建築技術の賜物なのだろう。
景観を配慮して、巨大なボリウムを地上に露出させることなく建てる、いくら高コストであろうとも。
そのこと自体「余裕があるよな」と、思ってしまいました。

木の枝を配慮しての円形の切り欠き、
100218todai2.JPG
村野藤吾さんの旧都ホテル佳水園の玄関の庇の欠き込みを思い出しました。
HP建築巡礼×同行二人 > 都ホテル佳水園:村野藤吾(1959) 6,7枚目の写真
建物の寿命より先に枝振りの良かった大きな松の寿命が来て、
今はぽっかりと穴が開いているだけ。
とても感動した建物の一つなのですが、
その個所だけ、何だか間が抜けていて、「巨匠にも松枯れ(多分)は予測できなかったか!」
と少し微笑ましく思ったことを思い出しました。

MYブログ おのぼりさんの東京 (2010/2/17~18)

◎10/02/22 No1 東京は「デカ」なのである
◎10/02/23 No2 東京はカッコイイのである
◎10/02/25 No3 オーディオテクニカ・テクニカハウス
◎10/02/26 No4 明治のきらめき、旧岩崎本邸
◎10/02/27 No5 赤門をくぐって安藤詣で
◎10/03/01 No6 ビルの外観保存修景
◎10/03/02 番外 米原駅西口サイクルポート

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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明治のきらめき、旧岩崎本邸(おのぼりさんの東京4)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためでした。
講習会が行われた場所は、JR御茶ノ水駅近くの東京医科歯科大学。
駅近くの道案内板を見ると、旧岩崎邸(三菱グループの生みの親の本宅)が近くにあるらしい。
お昼休みの時間に少し足を伸ばしてみました。

本物の洋風建築でした。こういう建物を見てしまうと、
地元の町おこしに、といっている洋風建築がとてもちっちゃく貧弱に感じてしまいます。
100218iwasaki6.JPG
門柱と塀(入館料のいらない所で見過ごされがちだが、威厳があって中々いい)
100218iwasaki1.JPG
正面外観
100218iwasaki2.JPG
階段吹抜のツインポール(吹寄せという和のデザイン用語を思い出した)
100218iwasaki3.JPG
洋間、大理石の暖炉・木彫刻の天井・アラベスク風の飾り額縁付きのディスプレイスペース、
とりあえず何もかもが手が込んで豪華、しかし品もある。
100218iwasaki4.JPG
和室棟のタタミ廊下。
梁が花頭窓風のくり型に完全に彫刻加工されているところは、私には、ちょっとそこまでは、
という感じがする。私の和風の感覚なら、ここは、磨き丸太か栗ナグリ。
本座敷は、二条城の御殿を模したようなしつらえでした。
100218iwasaki5.JPG
ビリヤードホールの用途のログハウス、内部の小屋組みもきれいだった。
工匠がログハウスを作ると、組み木細工のように繊細になります。

関連HP

公園へ行こう!(財)東京都公園協会ホーム> 公園・庭園を探す> 旧岩崎邸庭園
◎07/06/21ブログライフ>旧岩崎邸庭園(洋館)
◎07/06/22ブログライフ>旧岩崎邸庭園(和室)
ウィキペディア>旧岩崎邸庭園

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