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いつも利用するJR京都駅ですが

改めて紹介するほどのこともないかとは思うのですが、良く利用するJR京都駅
今日は既に、クリスマスイルミネーションの飾り付けがされていました。
081104kyoutost1.JPG
こんな大型のクリスマスツリーのディスプレイが出来る大階段のアイデアは、原広司氏のものです。
この建物は、国際的な設計競技(国際コンペ)により、
東大教授でもある建築家、原広司氏が選ばれて設計しました。

話は小さくなってしまうのですが、この仕事を続けていると、
「材料や仕上げというものは博物学みたいな多種多様な興味と知識がないといけないものだなー。」
と強く感じていた頃がありました。
京都駅の柱には、この建物で使われた石や使用を検討された石の見本が
石の博物館のように、そこここに、貼り付けられています。名前もちゃんと記されて。
281104kyoutost2.JPG
非常に僭越な言い方になってしまいますが、
その光景を見て、原氏も似たような思いを持っているのだなー、と納得したものです。
世界の石を集める「富める日本の今」みたいな感想も持ってしまいます。

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07/03/19 近鉄京都店撤退
02/06/28 公共建築雑感
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マキノのほんだ建築は、ただいま工事中 滋賀咲くBlog 内の会社のブログ)
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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。

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品川プリンスホテル イーストタワー

長女が東京で就職するとのことで、引越しの手伝いに久しぶりに東京へ行きました。
泊まったのが、下の写真の品川プリンスホテルイーストタワー(旧本館)です。
080831prince4.JPG
これは、品川プリンスの中で多分一番古い建物、
そして、私の記憶が正しければ、坂倉建築研究所・故西澤文隆氏の設計によるものです。
正確を期すためにネットで探してみたのですが、わからず終いでした。間違いかもしれません。
080831prince5.JPG
メインタワー客室から見下ろした写真、プールの形がプリンスの「P」になっているところは、ご愛嬌。
080831prince2.JPG
室内写真です。この建物の凄いところは、このシングルルーム
ユニットバスが、窓側に付いています。そして、そのユニットバス前のローカの巾が60cm程
ユニットバスの巾も1m程です。
一般的なプランでユニットバスを廊下側にもってくると、部屋の出入口のドアの巾が最低でも70cm
そうすると廊下状の部分の巾は最低でも75cm必要です。
建物の長さに対して、どれだけの部屋数を取れるかという、究極のプランといっていいと思います。
しかし、その部屋の巾の狭さにもかかわらず、意外とゆったりした感じがするのが、
建築家の腕の見せ所なのでしょう。
浴槽の大きさ、足を投げ出す方は35cm位、肩の方の巾が60cm位は、さすがに狭く、
時代を感じますが、それにしても移り変わりの激しい商業建築で、
取り壊されず、リニューアルされ、かつ、完全に原型をとどめているのは、
やはり、建築家の力量だと、思いました。
私の見る限り、形は完全に建築当初のままで(内装仕上や1Fのインテリアなどはわかりません)
エレベーター出入口前の防火シャッターが新たに付け加えられたくらいではないかと思います。
客室数に対して、エレベーターが少ないのか、朝は待ち時間が長かったのにも、
少し時代を感じてしまいましたが。
080831prince3.JPG
この外観の、一つの白い帯の中に、二つのユニットバスが収納され、
細長い嵌め殺しのガラスの帯の真ん中で部屋が区切られ、二つの部屋の窓になっているとは、
ちょっと、考えられないと思いませんか。
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大上段に構えて街づくりの法律に疑問を呈す(ゴマメの歯ギシリ)

1.用途地域制に関して

大上段に構えて言ってしまえば、田舎の小さな町に、用途地域というものは必要なのだろうか。
都市の活動というのは、商業だけではない。
当然、職人技から派生したような、小さな工業がそこには必要なのではなかろうか。
まず、起業の第一歩は、自宅の離れや小屋、そんなところでこつこつと始めるしかない。
しかし、現行の用途地域の中では、少し原動機を使うような「工場」だと、
商業や住居系の地域では弾き飛ばされてしまう可能性が大きい。
余程大きな工場は別として、人間が働ける場は、商業・工業を問わず
混在しても差し支えないのではないかと思う。
そして、人口集積地に混在するべきではない、悪臭や危険物・騒音などは、
他町村の公害防止条例などを参考にして、その法律で規制した方が、
旧市街地の活性化に繋がるように思う。
逆に、そのような障害がなければ、町の真ん中でも多人数が働ける場を作れるようにした方が
良いように思う。

2. バス路線が有効に利用できるような、線又は網的な土地利用の計画ができると良い

各町内循環バスは、地域に密着して有効な部分よりも
、不自然な運行路線の問題の方が多いと感じています。
人口が拡散した高島で、誰もが利用しやすい有効な交通システムができることを望みます。
それは、バスの小型化、何処でも乗れるバス、利用したいときに来るバス、
そんな可変的な運行システムが、あればいいなと思います。
そのような、理想的な交通システムをより一層、利用しやすくする為には、
土地利用をその交通システムに沿った線的な重点整備にする必要があると思います。
免許のない老人の世帯こそ、田舎の中の一軒家に住むのではなく、
介護施設や、社会とつながりの持てる場所に 生活できるように。
壮年の人間は車があるのだから、高島の種々の土地を存分に使える場所に、
住めばいいのでは、と空想します。

3.景観計画について

[景観計画-はじめに-3.良好な景観への取り組み]の中にある
「住んでよし、訪れてよしの国づくり」
という中途半端なスローガンに問題があると考えています。
「訪れてよし」とするには、相当徹底したものでなければなりません。
そうでなければ、逆にいえば規制する意味がない。厳しく規制して、よい町並みだと、
「訪れる」人が増えて初めて規制した結果が出たと考えれば
緩やかな規制で、そんな結果の出る町並みは望むべきもないと思います。
厳しい景観規制をするかどうかも議論のあるところですが、
私は「景観計画」中の「文化的景観地区」が
そういう風に景観を誘導するものにはなっていないようなきがします。
それは、何のための規制だったのかということになりかねないもののように思えてなりません。
緩やかな規制は規制として、それを逸脱する場合は、
適切な評価機関に検討を依頼するというような法体系が望ましいと考えます。
そうして、お願いするだけの法律ではなく、ちゃんと守る法律とすべきだと思います。
本当に景観を考えるのであれば、目に飛び込む全てについて配慮しなければいけません。
今の風景は、その中にそんなことおかまいなしに設置されているものが沢山あります。
電柱・電線類、屋外広告物規制にかからない看板類、
規制にかからない小さな建物(スチール物置やカーポート、簡単なビニールトタンの増築)
景観に配慮されたとはいいがたい公共のもの(バスストップ、高架道路や橋・歩道橋)
そして無許可違法の建築物や看板等、それらの多くが
景観ということについて一片の配慮もなされていないことに問題があります。
それらをを平等に拾い上げるためには、現在では天空率や立面投影などの手法が、
風景条例施行後に、他の法律体系で使われるようになっています。
それらを利用するのも、一つの方法ではないかと考えます。
また、個別の問題になりますが、リゾートの地域には多少は原色の色使いも、
リゾートの雰囲気を高める手法であると考えますので、
その辺りの規制の配慮もあったもいいのではないかと考えます。

神奈川県真鶴町のまちづくり条例には「美の基準」というものがあります。
その運用がどうなっているかは知りません。
それでも、「美の基準」という打ち出し方は、
法律という規制にはなじみにくい部分もあるかもしれませんが、
シロウトと専門家双方が共通の土台の上で、
常に「良い景観とは何か」という原点に立ち返って判断できるように作られた
良い条例のような気がします。

4.官地(国有地等)に関することについて

「かばた」という種は昔からあったのですが、それを有名にしたのは、
行政が旧新旭町時代から長年広報をし続けた結果ではないかと思っています。
しかし、いつもこれを、疑問に思っています。
水路は公共のもの、その上に屋根をかけて個人的に利用するというのは、
明らかに「河川の占用」になるはずですが、
そのような許可は、行政は一つもしていないと思います。
片方では、環境問題として、力を入れて広報し、
片方では、法律的にうやむやなまま、ほおって置く。
広報に力を入れるのは結構ですが、こういう法律的なことを
スッキリさすことこそが、行政の本来することではないかと思うのです。

歴史的景観で有名な津和野。こいの泳いでる水路に大きく塀の屋根がかかっています。
このような景観も、河川と敷地の境界線を考えるとどのようになっているのか疑問です。
例えば、
高島市で同じように水路と敷地の境界の敷地内側に瓦の屋根付きの板塀を作ろうとして、
個人が正式に申請を出すと許可が下りません。
個人の所有物である塀の屋根の部位が、公共物である水路の上にかかってしまうからです。
ちゃんと法律を守ろうとしたら、
瓦の軒先が敷地境界となるようバックして建てなければなりません。
かばた館を作り広報をするのも大事なことかもしれませんが、
片方では「かばた」の上屋のような違反行為に目をつむり、片方では許可を出さない。
そのようなダブルスタンダードをなくすことこそが、行政のするべきことだと思います。

里道水路は、平成12年4月1日に
「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」が施行され、
「国有財産特別措置法」の改正により、国から市町村にその財産を移管されました。
(高槻市の広報のページ)
今は、市の裁量によって河川の占用の許可が出せるようになったはずです。
伝統的景観や利便性の確保のために、
適正な、高島という地域に合ったガイドラインを作る必要があると思います。
それこそが、「地方分権の推進」の端緒ではないかと思います。
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ハウスメーカーの保証。遠くの保証より、電話一本ですぐの距離にある工務店の方がレスポンス
がいいハズ。地元で長く続けられている会社はその辺の対応もしっかりしているものです。
ハウスメーカー
を選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。

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大津プリンスホテルで黄綬褒章受賞記念祝賀会

昨日は、大津プリンスホテルで、現在も滋賀県建築士事務所協会会長の重責を担っておられる、
藤村亮一氏の黄綬褒章受賞記念祝賀会に行ってきました。行政や政治家の方々、
県内の建築関係で長や理事と名の付く方々、そしてお知り合いの方々、合計250人程の大宴会。
私は、事務所協会で少しお手伝いをさして頂いているのでその末席に参加させていただきました。
080802ootup3.JPG
宴席の入口に飾られていた表彰状と勲章です。
黄綬褒章は、その道一筋にがんばってこられた方への褒章だそうです。
こういうもの授与されるのに、東京へ行き、天皇陛下に拝謁することが出来ると、
又それなりに、仕事や役職へのモチベーションが上がるものなのだろうな、と思ってしまいました。

さて、プリンスホテル、施主は堤義明氏、建築家は丹下健三氏。
080802ootup1.jpg 080802ootup5.jpg
(この写真は、関西今昔建築散歩大津プリンスホテルの項から転載させて頂きました)
半円形のプランの直線の方のガラス張りの立面、良く見ると、YとTの字隠れているような。
建築家の丹下氏が、堤義明氏の名前のイニシャルを付けてみましょうと言って、
出来たとかいう話は、設計業界に流布された戯言なのか、本当の話なのかは知りませんが、
確かに、そう見れば見ることが出来ます。
大物(丹下氏)も、大物なりに「営業」をしているのだ、と妙に納得してしまいました。
080802ootup4.jpg
湖岸のプール、堤氏の成功の端緒といわれている大磯ロングビーチの彷彿とさせ
氏が思い描いた光景を、50年後の庶民のが享受しているように見受けられました。
Wikipediaの堤義明の項には
・・・海の近くにプールを作るという奇策と揶揄された大磯ロングビーチ(1957年)も成功させる。
これは、義明の卒論を実行に移したものである。・・・ と書かれています。
080802ootup2.jpg
半円形の平面プランの中にすっぽりと納まった大宴会場です。初めて入りました。
このような大きな宴席の場合、高砂を長方形の長辺の中央辺りに設けて、全てのテーブルから
中央迄の距離を近くすることが多い。
そのパターンに非常にうまくこの半円形がはまっていて、
扇の要の位置の高砂は、何処からも見やすく、いい感じでした。

大津プリンスホテルホームページ

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ハウスメーカーの設計。カタログ選びに終始するようなシステム化された設計、設計ってそんなモンじゃないと思うのですが。とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。

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大阪道修町(どしょうまち)を歩く

先日、大阪道修町へ行ったときに、街中にいかにも由緒ありげな旧家を見つけた。
080611konishi01.jpg080611konishi.jpg 
コニシ株式会社?どこかで聞いたことのある名前だな、と思って帰って調べて見ました。
黄色のボトルに赤の文字、小学校の時には工作で、
現在では工事現場で大型のボトルでなじみのある接着剤メーカーの老舗でした。
その建物は、重要文化財小西家住宅(コニシの歴史)でした。
そうか。接着剤は、大阪の薬問屋が化学薬品を扱ううちに接着剤の専業になっていったのか。
会社がいくら大きくなろうと、本家の発祥の地がそのまま保存されている。
何だか、この建物を見ていると、余計に木工ボンドが信用できるように思ってしまいました。
中々面白そうな建物ですが、今も会社として使われていて非公開だそうです。
コニシ株式会社のホームページ

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国宝とモダンと-平等院と鳳翔館(付属博物館)

どうしてだか今まで縁がなく、50過ぎて初めて、宇治の平等院鳳凰堂にお参りしました。
建築家栗生明氏設計の鳳翔館という敷地内にある付属の博物館も
建築の雑誌などにも掲載されていたので、一度それも見に行きたいと思っていました。

鳳凰堂、10円硬貨の建物です。
前庭の池は発掘調査により、数年前に、創建当時の状態に復旧されたそうです。
さほど大きいという感じではありません。
080510uji01.JPG
遠景の均整の取れた感じとは裏腹に、近寄ってみると、
構造のディティール的には私の目には洗練されているという感じではありませんでした。
全体的に木柄が小さくごちゃごちゃいっぱいある感じす。
大きな面取りの柱や梁も線が増えて煩雑に見えるだけであまり良い感じはしませんでした。
平安時代建立とのことですが、もう少し後世の日本建築なら、
太い数少ない部材ですっきりまとめたられるのではないだろうかと思いました。
内部には、天井・壁や柱など絵の具のはがれた跡が少し汚く残っていたので、
これは室内は極彩色のお堂だったのだろうと思っていたら、
鳳翔館の方で、その復元されたCGが大きな画面で流されていました。
本物のお堂より、そのCGの方を見入ってしまいました。
隣接して、鎌倉時代に建築された、観音堂という寄棟の建物がありました。
こちらの方が、お堂の内部の感じは好きです。
柱や梁の太さ、室内に林立している柱が、
全体のほの暗さとあいまって、心地よい奥行き感が演出されていました。
鳳翔館は敷地の高低差をうまく利用した地下1階、地上1階の、
とてもモダンでシンプル(風)な建物です。
080510uji02.JPG
大きなボリウムを地下に埋め込むことによって、低い佇まいの建物になっているところは、
以前に読んだ雑誌の解説通りで、とてもいい感じでした。
京都といえば、勾配屋根、白壁又はじゅらく壁、
そのような安易な定式にとらわれず、計画した設計者と
その設計を承認したシステム全体にも敬意を払いたい気がします。
080510uji03.JPG
写真は、
資料館に展示されていた木彫の雲中供養菩薩像のガラスの裏側からのシルエットの写真です。
正面からは木造の拝みたくなるような有難い仏像という感じですが、
裏側から見るとその材質感が全くなくなり、
女性の人体の造形の艶かしいシルエットの線がストレートに出ていて、
それに目を奪われ、内緒でフラッシュをたかずにシャッターを押してしまいました。

余談ですが、専用の駐車場と思われた民間の場所で駐車代金700円も取られてしまい、これなら
その辺にあったコインパーキングに止めておいた方がよっぽど安かったのにと思ってしまいました。
拝観料700円、鳳凰堂に中への特別拝観料300円、1時間ほどの見学で締めて1700円必要でした。

宇治川を挟んだ、さほど遠くない場所に宇治市源氏物語ミュージアムという
新しい建物もありました。これも建物・展示内容共に興味のそそられる、良質の施設でした。
設計は日建設計、展示計画がトータルメディア研究所、だそうです。建物概要は
唯識というHPの中の源氏物語ミュージアム(建築)に詳しく書かれていたのでそれをご覧下さい。

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木のコースター、ドイリーを販売することにしました。(MYブログ08/04/17)

ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72~75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。

とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。
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水がモチーフ、びわこホテル(08/04/18)

新築当時は異形に映った、琵琶湖ホテルも、
私の頭の中の浜大津の景観の一つとしてなじんできたように思います。
昨日は、ある定期総会で久しぶりにそこに訪れました。
080418biwakohotel1.JPG
初めて入った大宴会場のシャンデリアは、湖面のさざなみが、
天井で繰り広げれるような造形でした。下の写真はそのディティール。
080418biwakohotel2.JPG
薄いブルーの壁面の色と共に、この建物は、どこまでも水がモチーフになっています。
コーヒーラウンジの大きな吹抜の下は眺望が開けるようにほとんどガラス面で
どのような構造になっているのか、いつも疑問に思うところですが、
これも水を意識したのか、深緑色の吹抜の上部が深海、
テーブル席が海の底のように見えます。
080418biwakohotel4.JPG
外観も、丸窓とブルーやグリーンのグラディエーションを付けた色使い、
水や船を意識しているようです。
080418biwakohotel3.JPG
世界的に有名な建築家の作品は、やはりそれなりにインパクトがあります。

琵琶湖ホテル(オフィシャルページ設計者のHP

このホテルを設計したシーザー・ペリのその他の作品等

ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン(この設計者の日本事務所)
ワールドフィナンシャルセンター(ニューヨーク、崩壊したワールドトレードセンターのすぐそば)
国際金融中心(香港の超高層ビル)
国立国際美術館(万博公園にあったのが、北区堂島に移転した)オフィシャルページ
シーホークホテル&リゾートオフィシャルページ
  福岡ドームの隣にあるホテル、ダイエーがドームと共に作った、今はJAL系のよう。
  いくらでも借金することが出来、本業以外にも巨大に手を出しすぎたダイエーの象徴的な事業
◎ 出世作だと思うパシフィックデザインセンター(ロサンゼルス)英語のオフィシャルページ

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慈照寺 銀閣寺 は、モダン

今日の京都新聞の滋賀版の下の広告が
MIHOミュージアム与謝蕪村展 と 県立美術館ヴォーリーズ展でした。
与謝蕪村で私の頭の中に銀閣寺のことがふと思い出されました。
銀閣寺には蕪村の襖絵があるのです。そこで今日は銀閣寺のことなどを。

多少建築を勉強した後、銀閣寺を訪れた時の違和感を思い出します。
常識的に知られている銀閣寺は、金閣寺と並んで室町時代を代表するお寺とされています。
しかし、実際に銀閣寺を訪れてみると、どうもそんな雰囲気じゃありません。
入口の背の高い刈り込み。その一点透視から、直角に折れるアプローチ、
銀沙灘(ぎんしゃだん)と呼ばれる幾何学模様の砂の庭、
向月台(こうげつだい)と呼ばれる円錐台形のオブジェ、
どれをとっても、モダンデザインの系譜の手法、何でこんなに新しいのだろうと思ってしまいました。
そしてその後、建物に入ると、襖絵は与謝蕪村と池大雅の江戸期との事。
どうもお庭も、室町というより、江戸期のそれらの人たちの系譜のデザインなのではないか
という気がしてなりません。それは、他の京都の庭とは一線を画していると思います。
建築的には銀閣と呼ばれる2層の楼閣と
書院形式の最初の建物といわれている東求堂同仁斎が有名ですが
銀閣寺で私が秀逸だと思うのは、そのモダンな庭です。

関連項目
銀閣寺(オフィシャルホームページ)の境内散策
kazu sanの百寺巡礼 銀閣寺 (私と同じ目線の写真がありました)
MYブログ(06/07/10)近代美術館でイサムノグチ展

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重要文化的景観のフォーラムが終わりました

今日は、重要文化的景観のフォーラムに午前午後共、参加しました。
スタッフという名前ですがスタッフらしいことは何もしないで
それぞれの先生のお話を聴き、最後には少し意見を述べる機会を頂きました。
会場は二つのお寺、その会場移動を海津の町歩きという、
ローコストだったろうがそれなりに凝った演出を企画されたフォーラムでしたが、
残念ながら吹雪に近い雪、町歩きはマイクロバスでの移動となってしまいました。
50人近い参加者でお寺の会場は満員080223keikan.JPG

重要文化的景観選定の業務にも携わられた県の文化財課の方の意見で
「今、海津という町に住んでいる皆さんがうらやましい、外部から見れば大きな価値のある町です。」
という言葉がフォーラムの最後の締めの言葉となり、
地元の皆さんも多方面の識者の方の意見から
それなりに海津の町というものの価値を感じられたのではないか、と思いました。
今日のお話を聴いて私なりに「重要文化的景観」にまとまった考えができました。
それは、この頃のNHKの朝の連続テレビ小説の「ちりとてちん」がヒントになったのですが

理想的「重要文化的景観」とは、若狭の美しい塗箸のようなものだ、というものです。

歴史というウルシを丹念に塗り重ね
それを塗り重ねるだけでなく、
その町の輝いた時期、古い良質な建造物や町並みなどを丹念に研ぎ出し
今という時代の表面に現す、
ただ塗箸と違うのは、完成のない歴史の重層が永遠に続くところです。
そして、塗箸が美しいのは、様々な色が使われているが
そのそれぞれの色に職人さんの美意識という選別を受け
かつ、ウルシという一つの材質を用いることによって、ある統一感があるところにある。
その「美意識」と「一つの材質」を町並みや景観に当てはめてみると
ある種の基準・規制ということになるのだろう。
海津の町に当てはめてみると
それは今までそうであったように、文章化されているわけではないにしても
住んでいる人自身の良質の自己規制の領域であり
その良識的な自己規制そのものが「海津の文化」というものだろう。
今後は、その潜在的な良質の自己規制を、
顕在化し多くの住んでる人にわかりやすくすることから始まるのではないだろうか。

ひとつ、建築を生業とするものとして感じるのは、
その中で排除されるべきは、
ツルツル、ピカピカ、巨大な、均質な
という、「現代文明」や「現代建築生産」が良いモノ、立派なモノ、合理的なカタチなどとして
今も造り続けているモノやカタチのような気がする。
それが感じられる文章として、最後に、今日意見を述べさせて頂いたときに引用した
開高健氏の「オーパ」というブラジル釣り紀行の中の一節をあげておきます。 

・・・しかし、建築物も人と同じように年齢を知らずにはいられないし、
体のあちらこちらにそれを分泌せずにはいられないものである。
これまでの木造建築や石造建築は
歳月や疲労がしるしづけられると同時に成熟の気品や威厳を身につけるすべを知っていて、
不断に育ちつづけて数世紀、十数世紀を生きぬいてきた。
しかし、現代建築というものはこれまで私が諸国で見聞をしたかぎりでは、
歳月と添寝することができないのである。・・・
・・・(現代建築は)ある年齢で成熟がとまってしまった美青年みたいなところがある。・・・
 
関連MYブログ

08/02/20 重要文化的景観選定記念フォーラムが2/23日に開催
08/01/18 海津・西浜・知内が重要文化的景観に選定
07/08/28 高島市景観計画への意見
07/08/11 高島市景観計画の会議が
07/08/08 福山聖子さん
07/03/31 ハウスメーカーぎらい(私の住まいや建築に対する考え方)
06/05/03 古い建物は、立派である?(H14.2.24)(H18.5.3加筆)
02/02/24 町並み景観 雑感 (H14.2.24)

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重要文化的景観選定記念フォーラムが2/23日に開催

今日のアクセス解析を見て、初めて1日300人を超えました。
解析を見ていると色々面白いことがわかります。
大学や企業や行政の方と思われるドメインも散見されます。
平日はそのようなドメインがありますが、
休日のドメインは、ほとんど通信会社のものと思われるものばかりで、
個人の方が見られているのだと思われます。
以前には、soumu.go.jpという総務省の関係かと思われる所からアクセスがありましたし、
大雪が続いた昨日には、
kishou.go.jpという気象庁の関係かと思われる所からアクセスがありました。
数字が上がることを励みに毎日とはいきませんが、ブログを続けます。
 さて、2月23日(土)には、マキノ町海津にて
重要文化的景観選定記念「たかしま環の郷フォーラム2」
というイベントが行なわれます。
講演会、町歩き、座談会などで、1日かけてのイベントになります。
私は、主催者ではありませんが、
とりあえず1日行動を共にして行事に協力する予定です。
イベントの内容はちょっとむつかしい話のようですが、
要は、住む人が誇りを持てる町であれば、そこに価値を見出す廻りの人は必ず出てくる。
それは観光かもしれないし、JターンやIターンかもしれない。
重要文化的景観は海津西浜知内という地域がそんな魅力ある(希少価値のある)町の
エッセンスは絶対にありますとの国のお墨付きのようなもの。
それを、大事にそして上手に利用できるかは、今住んでいる人にかかっている。
ということになるのではないかと思っています。
興味のある方は、見たいところだけでも参加できますので、マキノの雪を見がてら
気楽に来て頂ければありがたいと思います。

関連MYブログ 08/01/18 海津・西浜・知内が重要文化的景観に選定

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