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シエスパが解体

渋谷で爆発事故を起こし、3人がお亡くなりになられた、
シエスパが建物ごと解体されるようです。NIKKEI NET(日経ネット)からコピペ

 東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」の爆発事故で、同施設を経営するユニマットグループは

10日、現在休止中の施設を解体・撤去し、今後も営業を再開しないと発表した。近隣住民や

渋谷区役所などに同日説明した。
 取り壊すのは爆発が起きた別棟(地上1階、地下1階)と、入浴施設などがある休止中の本館

(地上9階、地下1階)の2棟。
 同施設をめぐっては、事故後の今月7日に近隣住民が開いた集会で、施設の撤去を求める意見が

多数出ていた。同グループは「今回の事故による被害の重大さと、近隣の方々への多大な影響を

真摯(しんし)に受け止め、営業を再開しないことを決定した」などとしている。
 シエスパは2006年1月に開業。女性専用の温泉施設として営業していた。(22:20)

もうこれで、このニュースはなくなってしまうのでしょうか。
そして、数年後には、そこに同じくらいの大きさの、事務所ビルか都心型高層高級マンションが
建てられて、そしてこの事件が忘れ去られるのでしょうか。
三面道路に面しているので、建築基準法の「採光」も取りやすいのでマンションも可能かと
最後まで大本営発表の嘘っぱちの広報のようなきがします。
所有権とは、所有物を自由に(他人の拘束を受けないで)使用し、収益し、処分する権利。
企業が、近隣の反対があるといって一々その意見を聞いているようでは、
その企業の存続自体が危ぶまれます。
事故のあった施設にお客を取り戻すことが困難、一般向けならまだしも、
中高級志向の施設だったので、ブランドイメージが傷ついたダメージは大きい。
関係諸法令から、どう改善しようとも温泉としての営業が不可能になった。
土地の転売先の目処が立った、
などというのが、本音なのではないでしょうか。(勝手な想像です)
そのようなホンネに近いことを新聞記事であぶりだして頂きたい、と思います。
シエスパに関する記事は、関西だから取材による詳しい記事が少ないのでしょうか?
ガス検知器のこと、メンテ契約のこと、温泉配管の道路横断のこと、
事件性もさることながら、
建築的にも、興味深いことが沢山あるのですが、あまり続報がありません。

それにしても「もったいない」
敷地は、グーグルの航空写真を見ると、駐車場の台数からして、27m×20m=540㎡位、
容積率から逆算すると540㎡×700%=3780㎡(1143坪)
工事費は、坪単価が安くても80万、多分100万くらいはかけていると思われるので、
10億円くらい、
企画設計を含める(土地はなくならないので含めない)とすると12,3億のお金と
それに使われた労力が無駄になり、建築資材はゴミと化してしまうことになる。
企画自体は間違っていなかったはず、
ちゃんとした別の経営者がやれればいいのにと思ってしまいました。

昨日一昨日と、住宅の建て替えで、古い建物を解体していました。
近頃は、建築廃材の処分が中々困難で、費用もそれなりにかかります。
解体業者も、ちゃんと瓦は瓦、材木は材木、コンクリートガラはコンクリートガラにと、
別々のコンテナに分けて、建築廃材を分別しなければなりません。
壊れた建物から重機を使って手際よく分別してる作業を見ていると、
解体業者というと、昔はちょっとアウトローというかこわい感じでしたが、
今はまじめで一般の企業と変わらないなーと思いました。
そんな現場を見たり、建築廃材の事に頭を悩ましている私としては、
つくづく「新しいのにもったいない」と感じてしまいました。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)

 

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シエスパ、ガス管の道路横断

なんだかおかしい、シエスパの道路工事自体が。と思うんですけど。

ガス管、無断で区道下に。道路法に違反か、渋谷温泉爆発 朝日新聞(2007/6/29)抜粋。

・・・・渋谷区によると、爆発が起きた従業員用施設(B棟)と施設本館(A棟)の間には区道が

走っており、この道路下に管を通すには、道路法に基づき、道路管理者の区の許可が必要。

ユニマット不動産は施設開業の約1年前の05年2月、直径60センチの管1本、

長さ4.9メートル分を地下約3メートルの位置に通すとして申請し、許可された。許可された管の

種類は「水管」となってた。
 しかし、事故後、同庁捜査1課や東京消防庁が調べたところ、B棟とA棟を結ぶ地下には、

くみ上げた温泉水を運ぶための配管だけでなく、温泉水から分離したガスを通す配管も走っていた。

B棟地下で温泉水から分離したガスをA棟まで回した上で屋外に排気していたとみられる。・・・・・

道路法第四条
道路を構成する敷地、支壁その他の物件については、私権を行使することができない。
その例外規定
第三十二条  道路に次の各号のいずれかに掲げる工作物、物件又は施設を設け、継続して道路を

使用しようとする場合においては、道路管理者の許可を受けなければならない。
一 電柱、電線、変圧塔、郵便差出箱、公衆電話所、広告塔その他これらに類する工作物
水管、下水道管、ガス管その他これらに類する物件・・・

上記法令の一般的な解釈--福井市「道路占用」のページ抜粋

○ 占用許可の原則
道路占用の許可を受ける基準として最低限以下の要件に該当していなければなりません。
・道路法第32条第1項及び同法施行令第7条で規定された物件であること。
・占用しようとする物件が道路の敷地以外に余地がないためやむを得ないものであること。
・占用しようとする場所及び構造が政令に適合していること。
特定の人の営利目的のための公共性のない占用ではないこと。
・道路の構造保全及び安全かつ円滑な交通確保の面からそれらを阻害するものではないこと。
 等

基本的に、法人であろうと明らかに私的な目的で道路占用は出来ないはず。
占用許可内容と現状の相違以外に、なぜその許可自体がが下りたのか? 
当事者 申請者(ユニマット関係)申請代理者(大成建設関係)許可権者(渋谷区)

この許可は、私権の行使と言う観点から極端に言うと
ちょっと私の家の敷地が狭いので、道路の使用上は絶対に迷惑をかけませんから、
家の敷地の前の道路の地下深い所に地下室を作らして下さいませんか、
と願い出て、許可が下りたようなもの。私からすれば、
どのような理由で許可を下ろすことができるのか、ご教示頂きたいものです。

こんな事故があったら、渋谷区は許可取消しということもありえる?石原都知事だし、

なにかしら、維持管理やガス検知器以外にも色々なことがありそうなのに、
なぜ大きなニュースにしないのだろう。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)

 

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シエスパ事故続々報

2007/06/28スポニチの記事をコピペします。

東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」の爆発事故で、施設管理を委託された「日立ビルシステム」

(千代田区)が、施設を所有する「ユニマット不動産」(港区)と管理契約を結んだ際、天然ガスの危険性を伝えていたことが27日、警視庁捜査1課の調べで分かった。
 温泉掘削工事をした会社や地質調査会社も天然ガスの濃度を測定し、ユニマット不動産にガスが

出ている報告書を提出していたことが判明している。同課は同社がガスの危険性を十分に

認識しながら、安全対策を怠っていたとみて調べている。
 調べでは、日立ビルシステムはシエスパが開業した昨年1月から施設管理を委託されていた。

契約内容の話し合いの場で、日立ビルシステムは天然ガスが発生していることや、火災や爆発の危険性などをユニマット不動産の担当者に伝えた。

この事故に関わる、相当ヘビーな事実関係の報道のように思われるのに、
私はこの記事をブログなどから辿ってやっと見つけました。
なぜこれが、新聞やテレビなどで大きく報じられないのか疑問に感じています。
このような事実が仮にあったとして、
日立ビルシステムに、この事故を予見できる知識がある人がそれなりのポストにいたら、
施設の維持管理契約を続けたはずがないと思う。
一番の問題は、適温のお湯を常に必要とするだけ確保できるように運転すること。
ガスのことについては
結局、色んな諸条件の一つ程度の認識しか契約当事者双方が持っていなかった。
だから、ガス検知機器も設置されないままで、管理契約も続けられた。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)

 

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シエスパ事故、餅屋は餅屋

こういう事件や事故(シエスパの爆発事故)が起こると、
どうしても作り手側がどうだったのかということが気になります。
日立ビルシステムっていう名前を聞いた時に違和感がありました。
なぜ、給排水機械設備のメンテがこの会社なのだろうと。
日立ビルシステムは、元々はエレベーターの保守会社。
日立のエレベーターと共に歩んできたその業務では老舗だと思う。
今も重点はエレベーターやエスカレーター。
後は、電気や信号系統が専門だからセキュリティや防災信号系統の電気工事、のはず。
基本的には、総合管理といっても、事務所テナントビルや高層住宅が主だったと思う。
下請けに出していたとの事ですが、会社の中にあの設備関係の専門知識を持った人が、
それなりのポストにいてコントロールできる体制だったかどうかは疑問が残る所です。
どのような経緯で管理を一括で受注することが出来たのでしょうか。
マンションで自治会が建物を管理する場合や、
中小のビルのオーナーが建物を管理する場合は、
専門の一つの会社に丸投げで管理を委託するのもしょうがないのですが、
これくらいの大きな施設だったら、事業者側に施設を管理する責任者がいて、
「餅屋は餅屋」で専門のメンテ業者にそれぞれの業務を請け負わすような体制で
あってしかるべきなのだろうな、と思いました。
どこかでいっぱい書かれているかもしれませんが。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)

 

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シエスパの続報

お昼休みはいつもニュースバラエティ(4ch or 6ch)を見ています。
人が3人も亡くなられたのに、ニュースでは、ミートホープの話題ばかり。
あまりシエスパの続報がありません。
大成建設・日立ビルシステム・ユニマットなどの大企業は
危機情報管理がちゃんとなされている(どこかでニュースになるのを止める力があるのか)
などと、かんぐっています。
あまり情報が出ないので、少しネットを検索してみました。

◎ムネオの厠(07/06/21)§827 ガス抜き
大手の、設備工事会社or設計会社を経て、独立された方のようです。
 設備設計からの視点
◎onsentabiのフログ”温泉旅ねっと”(07/06/22)
 ユニマットグループが企画・運営の温泉施設「シエスパ」爆発事故にいろいろ思う!
 温泉関係のハードにもソフトにも知識のある方からの視点
◎酔うぞの遠めがね(07/06/22)温泉爆発:続報
 証言などを法律的に時系列的に

の3つの面白い記事がありました。
私は、なぜ温泉井戸だけが別棟になっていたのかが、
少し興味があったので、平面プランなどを探したのですがわかりません。
グーグルの航空写真では、9Fの本館棟は駐車場、
前面道路はどうも用地買収が進められている状態、
今はこの道路は拡幅済みなのかもしれません。
とりあえず、道路巾が広がる事を見越しての建築計画、
それ以前だと9Fの建物など不可能だと思います。
その広い道路から一筋はいった事故のあった建物部分は
多分規制があって2,3F位までしか建たないのだろう。
別棟に温泉井戸があるのは、
そう大きくない敷地で本館1Fの最もお客さんのために重要な部分が、
井戸などの機械設備が邪魔になって
いいプランニングが出来なかったかせいなのだろうかと思いました。
しかし、路地とはいえ、公道の下を、
全く企業の私的なためだけの温泉の配管を通す道路の占用許可を得ること自体、
相当な豪腕です。
道路の下には公共から分岐して
私的な使用になる上下水道や電話などの施設を埋めることは当然可能ですが、
温泉を地域に供給するならまだしも、
自分の施設だけのために道路を横断して配管するということは、一般的には困難です。
情報管理にしろ、建築計画や許認可にしろ、
大手企業が組んでやることはすごいと思いました。
最後にとても大きな手落ちがあったのですが。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
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シエスパが解体(MYブログ07/7/11)

 

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砂上の楼閣、シエスパに思う

今週は、興味深い事件が二つも立て続けに報道されました。シエスパとミートホープです。
両方の事件に共通するものに、ハードの軽視ということを感じています。

シエスパの場合、お客様を取り込むための、
マッサージだとか女性専用だとか露天風呂だとか、そんなソフトの企画ばかりが重視され、
地下を1000mも掘るという事の重大さを誰も感じていない。
初めて聞いた機械の名前ですが、ガスセパレーターという機械がある。
それを見る人が一人もいないという状況に誰も疑問を感じない、
そんな状態が、ハード軽視だと思うのです。
多分、あの女性社長の頭の中は、
そんなことは、ちゃんと管理会社がやってくれているはず、なのになぜ?
という思いが渦巻いていると思います。
日立ビルシステムの広告
ビルに関するすべての業務をシステムでとらえ、トータルに管理をします。
という言葉に偽りありという感じがします。
どういう設備メンテナス契約があったかはわかりませんが、
ボイラー・給湯設備だけのメンテナスしか請け負っていないから、
温泉部分は別、というのは常識的に無理がある。
何か、管理会社と事業者の間で元々火種になるようなことがありそうなきがします。
ハード部分は、何もかもお願いね、といいながら、あまりに高い保守管理料に、
もう少し何とかならない?
この辺は日常的な業務には差し支えないから削りましょうか?
そうしましょう。
というようなことが。それは、その機械システムを設計した人ちからすれば、
とても考えられないような選択肢だったような。
しかし、その場にその人の参画は許されない、そのような現実があったのではないか。

ミートホープは、多分おいしくて安い商品を納入するということで業績を伸ばしたのだろう。
そして本当の中味は、ブッラクボックス化していた。
仕入業者もそれを問わなかった、のではないか。
食品関係の事件の会社が、雪印と今回の精肉会社、両方とも北海道というのが、気になる。
生協や加ト吉は、
偽の商品をつかまされたという感じで謝罪広告を出しているが本当にそうだろうか。
姉歯の事件で、実際にプレッシャーをかけ結果的に儲けていたのはヒューザー、
同じような構図がココにもあるように思えてならない。
消費者をバックとした販売業者の異常な圧力
「あんたのとこで出来なくても、今は中国やベトナムで何ぼでも作れるやで」
というようなことが。

現在、社会全般的に
消費者の購買欲をそそるようなソフトの方の仕事ばかりが目を向けられ、
それを支えているベースの部分に、
価値観と倫理と意欲をもって働ける場が提供されていない現実があるような、
そんな気がしてならない。
そして、こんな不釣合いな社会状態が続けば
ブラックボックスの上の砂上の楼閣ばかりになってしまうような
そんな漠たる不安を覚える。

関連項目
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)

 

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