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大阪、個室ビデオ店のビル火災

個室ビデオ店の火災で、飲食飲み屋系の雑居ビルの適正なビル管理というのが、
再度、大きな問題で浮上しそうな気がする。

1.自動火災報知器の誤作動について

といっても機械自体の誤作動というのではなく
・もうもうたるタバコの煙による、煙感知の誤作動
・感知器に物を当てる(酔っ払って故意の場合だってある)
・いたずらで、非常ベルボタンを押す
など、ちゃんと火災報知設備がなされているから起こるこのような誤作動に、
無神経になってしまって、現場も確認せずに、集中制御盤でベルを止めてしまう。
今回の事故で犯罪者以外に最も責任が問われるのは、そこのように思われる。
産経新聞10/3/8:01個室ビデオ店放火「報知機すぐ止まった」客ら証言誤作動と勘違い切る?

閑話休題 ふと気づいたのですが、この新聞の、自動火災報知機という言い方は少しおかしい。
自動火災報知設備は、受信機・各種感知器・発信機・ベル・表示灯、等で構成されていて、
設備全体にも部品にも自動火災報知機という言葉はありません。
TVを見ていても、解説で建築基準法と消防法をごっちゃにしているのが気になってしまいます。
速報性が大事だとはいえ、その辺の所はちゃんとしていただきたいものです。

2.テナント入れ替えの時の報告義務について

建築基準法的にいえば、増築を伴わない用途変更の場合は、
全体の半分以上が変わらないと申請しなくていいし、類似用途の時は、そもそも申請の必要がない。
消防の場合は査察があるので、その時点で改装はわかるが、
消防的に不備があった場合でも、是正指導があるだけで
いくら悪質でも、営業停止などの措置は法的には不可能なはず。
旅館などの宿泊施設が新規の営業開始する場合は、
必ず、消防署による消防関係設備の検査済証が必要なのだが・・・
今回の場合は、消防設備的には問題がなかったようだ。
【個室ビデオ店火災】消防法上の重大な欠陥はなし 大阪市消防局

3.防災訓練などについて

消防法では、建物のハードの設備の規定のほかに、
防災訓練や火災時の連絡体制などソフト的な規定がある。
私も宿泊施設の新築をすると、
決められた様式の連絡体制などをオーナーに確認しながら書面を書くことがある。
その消防法の規定を
オーナーが、意識付けされているかが、今回の場合などは特に疑問の残る所だ。
消火器があっても使わなければ意味がないし、
避難誘導も今回の場合なかった(気づくのが遅くて出来なかった?)ようだ。
10/3/15:01 毎日新聞<個室ビデオ店放火>「避難訓練、未経験」 業過致死容疑も

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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。

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CGのような高層ビル群の景色(ドバイ)

livedoorニュースの写真が、ちょっと凄かったので転載してみました。
世界一高いビル「ブルジュ・ドバイ」がまもなく完成(08/08/20)という記事です。
080820dubai.jpg

世界一高い800m級のビルから、2~300m級の普通の高層ビルを見ると、
このような景色になるそうです。
何だか、浮世離れしすぎて、映画のCGかとも思いましたが、ニュースとして配信されているので、
本物の映像なのでしょう。
凄いという正直な思いと、人間という種の傲慢さの象徴のようだという観念的な思いが交錯しました。
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極端へ走りすぎる建築関係の報道について

天窓落下事故を受けて、まだあまり事後報道がなされていませんが、
これで、樹脂系トップライトドームというものが、諸悪の根源のような報道話になり、
使えなくなくなってしまうのではないかと、危惧します。

森ビルの自動回転ドアによる死亡事故の後、
このドアは、ほとんど使われなくなったように思われます。
事故現場も、普通のスライド式の自動ドアに変更され、良かった良かった、
という話に納まっているみたいです。
スライドの自動ドアだって、大型になれば利用の仕方によっては
スキマに挟まれる危険はあるはず、
何故回転ドアだけが殺人建具のように嫌われるようになったのでしょうか。
これは、その時の一方的な報道が原因のような気がしてなりません。
この回転ドアが森ビルという最先端の建築技術を集めた建物で採用された理由は、
開閉頻度の多い大空間の出入口冷暖房のエネルギーロスを
最小限にとどめるために考えられたものです。
冬の寒いヨーロッパ・アメリカ北部でこの形式が発達した理由もそこにあります。
冬の冷気の進入を防いでくれる開閉形式なのです。
特に吹抜の大空間などがある場合、上下の空気の温度差の関係から、
ドアを開けると思わぬ強い風を受ける経験をされた方は、何人もおられると思います。
強い風はあるということはそれだけ冷暖房のエネルギーをロスしているということです。
エネルギー消費の少ないビルを設計するために考えられたこのドアは、
報道のあとほとんど採用されていないと思われます。
こういうドアを必要とする施設は、商業施設や余程大きな事務所ビルしかありません。
報道で殺人建具のイメージを植えつけられたものを、商業施設のオーナーが
いくら省エネ効率が高いと言っても採用されることにはならないからでしょう。

学校の防煙シャッターで死亡事故が起きたときにも、色々な報道がなされました。
この場合は、シャッター下部にセンサーを付け、安全性が高まるような製品となりました。
回転ドアも防煙シャッターと同じように、安全性を高めるというような、
建設的な方向で物事が進めばよかったのに、と今は思います。
多分両者の違いは、先端技術でほぼ初めて採用されたものと、
既に全国至る所でその製品があったものとの違いによるようなきがします。

話が変わって、学校の耐震補強の問題。近頃良く報道されます。
私は、耐震補強することは良いことだと思っています。
しかしなぜ学校ばかり取り上げられるのか?ということに疑問を感じます。
まだ、40%も耐震補強がなされていない校舎があるだとか、
耐震診断もされていないものが数%あるだとか。
まず物事の前提として、このような技術や診断方法はいつからなされたか。
これは、阪神淡路大震災以後です。それまでは、大多数の建築技術者は、
震災にあって多少でも壊れた鉄筋コンクリートの建物は建て替えるしかない、
と考えていた、と思います。
ところが、都市にあのような地震が起こり、
そんなことばかりいっていたら大きなビルをどれもこれも建て替えなければならなくなる。
そこで、耐震補強という方法が実務的にものすごいスピードで研究が進んだ。
そしてそれが、被災はしていなくても古い基準の建物にも応用された。
広まったのは高々、10年前後の技術です。
その方法で、全国津々浦々の学校のうち60%も工事がなされたというのは、
文部科学省の補助もあり、良く進んだ方だ、と思ってしまうのです。
補助のない市庁舎などは、それが本当の防災拠点かもしれないのに、
そのような割合には、到底届いていないハズ。
災害時にちゃんとしなければならないということでいえば、
例えば新聞社やマスコミのビルで、支局含めた全ての建物で統計を取ったらどうなるだろう。
昭和56年以前の耐震診断をしなければならないビルのどれだけを診断しているだろう。
民間のテナントビルで耐震補強工事がなされているものは、一桁の%だと思う。
そういうことを思うと、なぜ学校だけ、こうも取り上げられてしまうのだろう、
と、疑問に思ってしまうのです。
それは、つい先日の四川の地震のせいの様に私には思われます。
しかし、局地的ではありますが、先日の岩手の地震で、
四川の学校のように床が抜けて建物が瓦礫の山となるような崩壊形式の建物があったでしょうか。
いくら山間地とはいえ、いくつかの鉄筋コンクリートの建物はあったはず。
日本では、中国のあのような崩壊形式はありえないのです。
それなのに、地震が起こるとすぐに学校だけが危険なように
喧伝してしまうのはいかがなものかと思われるのです。

耐震偽装やその影響による昨年の建築基準法改正についても、
その報道にしっくりしない部分が多々あります。

どうも、マスコミの記事は、建築技術ということに深く理解がないために
極端から極端へ傾いてしまっているような気がしてなりません。
ニュースはニュースでいいのですが、事後報道・解説報道などは
その辺りもちゃんとふまえた上で報道がなされるべきだと思います。
逆な方向からいえば、私から見ればちょっと危険じゃないか、と思われるような
建物や建物の部分があるものを、カッコイイ新築の建物として紹介されたりもしています。
建築に関わる報道は、どうもバランスを欠いているものが多いような気がしてなりません。
一級建築士は全国で30万人、いくらでも報道する前のバックデータとして
話を聞こうと思えば聞ける人がいるようなきがするのですが。

追記) このブログは過去記事に対するコメントやTBを歓迎します。気軽に書き込みして下さい。
ブログが活性化することが、当事者としてありがたい事であると同時に
このブログの性格上、情報交換がリアルタイムである必然性は全くないと思うからです。
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かつ、住宅建築は個人ができる、大きくて身近な地域振興でもあります。

ハウスメーカーの建物。数億円の豪邸も建売住宅も同じようなサッシや外壁って何だか
変じゃありませんか。
とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。

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杉並の小学校の天窓落下事故の正直な感想

既存のトップライトに後付も出来る、落下防止ネットがあるそうです。
㈱菱光(トップライトのメーカー)の落下防止ネットのホームページ
浅学にも知りませんでした。(以上6/26追記)

杉並で小学校の天窓に穴が開き、児童が落下して死亡。
予想もしない事故、これもその一つだと思う。
壊れたのは多分、アクリルドームだと思うのだが、
こわごわと静かに乗って破損するようなものではない。
亡くなられた方には非常に失礼な言い方になるのかもしれないが、
その上で、本気になって飛び跳ねるようなことでもしない限り壊れるようなものではないと思う。
多分、今までもそのようなおふざけを皆がしていた。
下が妙に透明っぽいし、飛び跳ねると合成樹脂であるため適度な弾力性があったりして、
それなりに遊びとしては面白かったのではなかろうか、とも思う。
先生もそんなことは知っていたけれども、身の危険があるような行為だとは認識していなかった。
屋上の手摺を乗り越えて、転落などの事故がないようには目を光らせていたかもしれないが。
ところが、ほとんどの合成樹脂は日光の紫外線の影響により年月が経つと、劣化しもろくなる。
たまたま、そのもろくなっていたものに極端な力を加えた結果なのだろうと思う。
現在では、こういう形のドームでも、アクリル樹脂ではなく、ポリカーボネート樹脂という
経年劣化のかなり少ない材料が使われている。
アクリル樹脂だって、塩ビなどと比べれば相当経年劣化は少ない方で、
私の仕事を始めた当時(昭和52年)既に、建築材料として一般的な商品だった。
今は、ポリカドームの方が主流になっているのではないかと思う。
公共施設は、蹴っても叩いても壊れない、そんなヘビーデューティーな仕様で作られてはいるが
それでも、経年変化により、こんな不幸なことが、起こってしまうことがある。
少なくともこの事故で、
学校関係者が建物の維持管理に手落ちがあったという結果にはならないで欲しい。
それは、あまりにも予測の範囲を超えている。

アクリルドームトップライトにという物に関しては、
建築年次を調べ、メーカーに経年劣化の度合を確認する必要があるのかもしれない。
総じて、このような物質は経年変化により新品の白い色から、黄味がかった色に変化する。
現物を確認する場合は、
黄味がかっている度合が大きそうな場合は、注意する必要があるかも知れない。
また、上に載ったり衝撃が加えられたりしていると、
取付けボルトの周辺にヒビが入っている可能性もある。そんなものがあれば要注意、
人が多く通るような場所なら、交換も考慮する必要があるのでは、と思う。
このような商品は、一般的に屋根の上に設置されることを想定されているので、
雪などの積載荷重については、充分に検討されているだろうが、
衝撃強さ、などについてはそんなに深く検討されていないもののように思う。

建物維持管理者様のために、アクリルドームトップライトの主なメーカーを記しておきます。
◎ 株式会社菱光 ◎ 株式会社鎌倉製作所 ◎ ナブコシステム株式会社

あっ、それからニュースで
アクリルドームの下にガラスがあって、それも突き破った、という表現がありましたが
このガラスは、このような事故を想定したものではありません。
学校などの建築物は、耐火建築物(建築基準法で明確に仕様性能を規定している用語)
という火災に対する性能が高いランクの建築物にしなければなりません。
アクリル樹脂は基本的には可燃性の物質なので、
それ1枚で、建物と外部とを区切ることは耐火建築物の性能上許されておらず、そのために
6.8mm網入ガラスという防火設備(これも、建築基準法で明確に仕様性能を規定している用語)
が入っています。
それならガラス1枚だけでも良いではないかという話になりかねませんが、
ガラスならもっと落下した時の危険性が危惧されますし、屋上の防水の納まりの良さなどから、
この商品がトップライトとして一般的に利用されているのです。
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ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72~75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。

とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。

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楳図かずおさんの家がとうに完成していました

楳図かずおさんの赤白ストライプの家がとうに完成していました。
行列相談トピックス-楳図かずお邸 写真 まことちゃんハウス 新居完成
narinari.com-「まことちゃんハウス」完成も、楳図かずお「引っ越したくない」。
sunspo.com-訴訟もなんの、やっぱり壁は紅白!楳図ハウスついに初公開

いくつかの感想やがあります。

1.東京ローカルのニュースだったのであまり全国ニュースにならなかったんだなー

関西でも取り上げられるのかと思っていたんですが、全く知りませんでした。
3/14・15日のニュースだったみたいです。
阪神淡路大震災や尼崎のJR事故は、関西では日本全国で同じように伝わっているように
思いがちですがそうではありません。
1995年には、地下鉄サリン事件(95/3/20)と阪神淡路大震災(95/1/17)がありました。
関西では、1/17の慰霊祭は何がしかの形で毎年ニュースとなりますが、
サリン事件の慰霊祭をニュースで見たことはありません。
似たようなことが、意外とたくさんあるみたいです。
広島の原爆慰霊祭は、午前8時頃に時の映像しかニュースで流れません。
広島の方は小さいときから原爆教育のカリキュラムがあり
大学生になって、他の地方の学生の認識が非常に薄いのに
落胆と同時に、それに関係する知識の落差に驚いたという話を聞いたことがあります。

2.吉祥寺という場所

吉祥寺という場所は、意外と閑静な高級住宅地だったみたいです。
「吉祥寺」というと、関西人(私だけかも)からすると若者の町というイメージだったのですが、
井の頭公園という、東京近郊の、最も大きな自然に近い公園(神田上水の水源でもある)で、
そこに近接する住宅地は、交通の便も良く、かつ自然も満喫できる場所ということで
かなりハイグレードの住宅地だそうです。

3.建物本体について(主に色彩について)

50年も「ビジュアル」の世界で飯を食ってきた人間が、
それなりに考えた事に、やはり間違いはないなーというのが感想です。
ドーマータイプの屋根とくり型の付いた近代西洋風のデザインが、
私からすれば、おとなしすぎるくらいに思えます。
階段室であろう、半円形の外壁のモスグリーンのタイルなどは、
こんな事件があったために変に彩度を落としすぎで、
全体の感じから言えば、パステル系のグリーンやピンクの方が似つかわしかったのではないか
と思えるくらいです。
この建物の前の道路側に、少し大きな木(円錐形の樹形を持つ高木)などが
多分植えられると思います。
そうなれば、景観を破壊するどころか、派手ではあるけれども
緑の中にマッチした住宅景観の一つのお手本のような建物になると思います。
楳図かずおさんは、当然それを意図されていたと思います。

4.マスコミって

結局、楳図かずおさん方が、一方的に被害者になってしまったようなきがします。
完成したときの、マスコミの取り上げ方も、
まだ、景観被害を与えた楳図さんが、強行に完成させてしまって、
被害者(??)は、出来てしまった赤白の外壁塗装に、
損害賠償をする方向に裁判を切りかえたという論調。
もう少しつっこんで、それが損害賠償に値する事実なのか、ほとんど評価する論調がない。
私は、この景観が損害賠償に値するなら、新しく建てられる建物の10件に1件くらいは
周囲に与える景観で裁判しなければならないようなきがするのですが。

5.裁判を始めた人は、どのようにしてこの事実を知ったのでしょうか

ネットの伝聞でしかありませんが、被害者(??)は近隣といっても、隣近所ではないそうです。
その方が、外壁を塗装する前にこのことを知り、
かつ、それが正しい情報だった(現実にそうったのですが)
マスコミにも出て、堂々とインタビューを受けることができるほど。
そして、その事実を景観被害として裁判を始めた。
その辺の経緯にも、
一般普通の市民ではありえない情報の流れがありそうで何だかいや~なきがします。
結局、有名だから標的にされたとしか言いようがない。
ネットの話の伝聞によると被害者(??)の家は1kmくらい離れているとのこと
有名だからじゃないのなら、その数字からすると、自分の家の周り数万軒の建物について、
全て自分の特異な意見を行き渡らせようとしたのでしょうか?
そうであれば、それはそれで私からすれば不気味としか言いようのない思考回路のように思えます。

関連MYブログ 楳図かずおさんの新築騒動(07/08/02)

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住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます。(インフォメーション08/02/11)
木のコースター、ドイリーを販売することにしました。(MYブログ08/04/17)

ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72~75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。

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耐震偽装や食品偽装

長い間、ご無沙汰しました。
仕事が少し詰まったのもあったのですが、それよりも、怠け癖が付いてしまったせいだと思います。
知り合いの方から「ブログ更新されてないけどこの頃どうしたの。病気でもしたの?」
とのお声があり、やはりちゃんと続けなくては、と思いを新たにしました。
それと、私の場合ブログといっても日記を書くだけでは、意味のないことだと思っているので、
時々ネタ切れになってしまうことがあるのも正直なところです。
前置きはココまでとして、
今日は、耐震偽装や食品偽装について近頃思うことを書いてみます。

2,3年前、雪印の牛乳の場合は、確か食中毒が出て発覚したのですが、
近頃の食品偽装は、誰も病気などの被害があったわけではありません。
赤福さんの事件でも、これで始めてあれが工場の大量生産品であるという
よく考えてみれば当り前の事実が分かったわけですが、
そんなに大騒ぎするようなことなのでしょうか。
ニュースでは、「その表示を信頼しているのにだまされた」
という消費者のコメントばかりが流れますが、本当に皆そう思っているのでしょうか。
大量生産品が、そこそこの価格で、そこそこの形とお味を出していたから売れる。
食中毒でも出したのなら問題ですが、あの商品ならその辺で納得すれば良いように感じます。
法律違反はいけないのでしょうが、これからも同じように作ってもなんら品質に問題がないのなら、
そのようにした方が良いのではないかとも、思ってしまいます。
そうしないと食べられるものを、大量に無駄に廃棄処分しなければならなくなる。それはそれで、
資源やエネルギーの無駄使いに拍車を駆けることにもなってしまうように思うのです。
 
どうも、法律が変に厳格すぎはしないか。 

耐震偽装に端を発した、建築基準法の改正でも、何だか疑問を感じます。
ちゃんとした品質の建物を建てることは、重要な事に間違いはないのですが、
その法律改正によって、建設工事が半減してしまうというのは、
ちょっと法律自体にも問題があるとはいえないでしょうか。
11.26の日経アーキテクチャには、
学校改築の着工がこの法改正によって大幅に遅れてしまっている
学校法人の経営者の憤りが載っていました。

「設計者やゼネコンを選ぶのは、発注者の責任だ。
だから信用あるところに頼んで、品質を保証してもらう。
何かが起きたら、発注者が責任を取らざる得ない。国に保証してほしいとは思っていない。
逆に、新校舎を利用してもらう時期が遅れてしまったり、
工期の短縮による工事費の増額は、誰が責任を取ってくれるのか。」と。

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楳図かずおさんの新築騒動

楳図さん宅:景観破壊、建築やめて 住民が仮処分申請という記事を見ました。
見出しからは、楳図かずおさんが無法なことをしているようですが
仮処分を申請した方の論旨の方が明らかに変。
工事中ということで、当然建築関連法規に合致した建物という前提での話ですが。

適法な建物をカタチの面だけでとやかく言うことこそ、
楳図さん個人の財産権の侵害。
そのために、道路という公共の土地に、人が集まりそうだからといって
その建物の建築を差し止める仮処分というのは、ちょっと常軌を逸している。
それなら、有名俳優の豪邸は日本全国建てる場所がなくなってしまう。
奇抜なデザインだからダメというのもちょっと。
ハウスメーカーのカタログのトップに載っている写真のような建物なら、
誰も文句はないはず。
それの方が、デザイン的に優れている?
その価値観は見る人によって千差万別であると思われる。
この建築が新しいムーブメントであるとは言いませんが、
何か新しい事柄には、常に賛否両論があります。
その事象自体を全く消し去ってしまうような土壌(世論)だけは
厳に慎まなければならないと考えます。

こんな仮処分は通らない。
楳図さんが、近所から村八分的になるのを恐れて、自粛してしまわない限り、
法律的には思い通りのものができるはず。
こんな無法な仮処分の申請には、堂々と反論して欲しい。
土地の所有権という面でも、景観という面でも。
ただ、この仮処分が却下されても、あまりニュースにはならないだろうなー。
有名人の有名税という感じの事件の取り上げ方だから。
でも私は、こういうところで常識ある判断がなされ、
その常識ある判断が世間に知られるようすることも
マスコミの大切な役目の一つだと思うのですが・・・

関連MYブログ 楳図かずおさんの家がとうに完成していました(08/05/14)

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シエスパが解体

渋谷で爆発事故を起こし、3人がお亡くなりになられた、
シエスパが建物ごと解体されるようです。NIKKEI NET(日経ネット)からコピペ

 東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」の爆発事故で、同施設を経営するユニマットグループは

10日、現在休止中の施設を解体・撤去し、今後も営業を再開しないと発表した。近隣住民や

渋谷区役所などに同日説明した。
 取り壊すのは爆発が起きた別棟(地上1階、地下1階)と、入浴施設などがある休止中の本館

(地上9階、地下1階)の2棟。
 同施設をめぐっては、事故後の今月7日に近隣住民が開いた集会で、施設の撤去を求める意見が

多数出ていた。同グループは「今回の事故による被害の重大さと、近隣の方々への多大な影響を

真摯(しんし)に受け止め、営業を再開しないことを決定した」などとしている。
 シエスパは2006年1月に開業。女性専用の温泉施設として営業していた。(22:20)

もうこれで、このニュースはなくなってしまうのでしょうか。
そして、数年後には、そこに同じくらいの大きさの、事務所ビルか都心型高層高級マンションが
建てられて、そしてこの事件が忘れ去られるのでしょうか。
三面道路に面しているので、建築基準法の「採光」も取りやすいのでマンションも可能かと
最後まで大本営発表の嘘っぱちの広報のようなきがします。
所有権とは、所有物を自由に(他人の拘束を受けないで)使用し、収益し、処分する権利。
企業が、近隣の反対があるといって一々その意見を聞いているようでは、
その企業の存続自体が危ぶまれます。
事故のあった施設にお客を取り戻すことが困難、一般向けならまだしも、
中高級志向の施設だったので、ブランドイメージが傷ついたダメージは大きい。
関係諸法令から、どう改善しようとも温泉としての営業が不可能になった。
土地の転売先の目処が立った、
などというのが、本音なのではないでしょうか。(勝手な想像です)
そのようなホンネに近いことを新聞記事であぶりだして頂きたい、と思います。
シエスパに関する記事は、関西だから取材による詳しい記事が少ないのでしょうか?
ガス検知器のこと、メンテ契約のこと、温泉配管の道路横断のこと、
事件性もさることながら、
建築的にも、興味深いことが沢山あるのですが、あまり続報がありません。

それにしても「もったいない」
敷地は、グーグルの航空写真を見ると、駐車場の台数からして、27m×20m=540㎡位、
容積率から逆算すると540㎡×700%=3780㎡(1143坪)
工事費は、坪単価が安くても80万、多分100万くらいはかけていると思われるので、
10億円くらい、
企画設計を含める(土地はなくならないので含めない)とすると12,3億のお金と
それに使われた労力が無駄になり、建築資材はゴミと化してしまうことになる。
企画自体は間違っていなかったはず、
ちゃんとした別の経営者がやれればいいのにと思ってしまいました。

昨日一昨日と、住宅の建て替えで、古い建物を解体していました。
近頃は、建築廃材の処分が中々困難で、費用もそれなりにかかります。
解体業者も、ちゃんと瓦は瓦、材木は材木、コンクリートガラはコンクリートガラにと、
別々のコンテナに分けて、建築廃材を分別しなければなりません。
壊れた建物から重機を使って手際よく分別してる作業を見ていると、
解体業者というと、昔はちょっとアウトローというかこわい感じでしたが、
今はまじめで一般の企業と変わらないなーと思いました。
そんな現場を見たり、建築廃材の事に頭を悩ましている私としては、
つくづく「新しいのにもったいない」と感じてしまいました。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)

 

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シエスパ、ガス管の道路横断

なんだかおかしい、シエスパの道路工事自体が。と思うんですけど。

ガス管、無断で区道下に。道路法に違反か、渋谷温泉爆発 朝日新聞(2007/6/29)抜粋。

・・・・渋谷区によると、爆発が起きた従業員用施設(B棟)と施設本館(A棟)の間には区道が

走っており、この道路下に管を通すには、道路法に基づき、道路管理者の区の許可が必要。

ユニマット不動産は施設開業の約1年前の05年2月、直径60センチの管1本、

長さ4.9メートル分を地下約3メートルの位置に通すとして申請し、許可された。許可された管の

種類は「水管」となってた。
 しかし、事故後、同庁捜査1課や東京消防庁が調べたところ、B棟とA棟を結ぶ地下には、

くみ上げた温泉水を運ぶための配管だけでなく、温泉水から分離したガスを通す配管も走っていた。

B棟地下で温泉水から分離したガスをA棟まで回した上で屋外に排気していたとみられる。・・・・・

道路法第四条
道路を構成する敷地、支壁その他の物件については、私権を行使することができない。
その例外規定
第三十二条  道路に次の各号のいずれかに掲げる工作物、物件又は施設を設け、継続して道路を

使用しようとする場合においては、道路管理者の許可を受けなければならない。
一 電柱、電線、変圧塔、郵便差出箱、公衆電話所、広告塔その他これらに類する工作物
水管、下水道管、ガス管その他これらに類する物件・・・

上記法令の一般的な解釈--福井市「道路占用」のページ抜粋

○ 占用許可の原則
道路占用の許可を受ける基準として最低限以下の要件に該当していなければなりません。
・道路法第32条第1項及び同法施行令第7条で規定された物件であること。
・占用しようとする物件が道路の敷地以外に余地がないためやむを得ないものであること。
・占用しようとする場所及び構造が政令に適合していること。
特定の人の営利目的のための公共性のない占用ではないこと。
・道路の構造保全及び安全かつ円滑な交通確保の面からそれらを阻害するものではないこと。
 等

基本的に、法人であろうと明らかに私的な目的で道路占用は出来ないはず。
占用許可内容と現状の相違以外に、なぜその許可自体がが下りたのか? 
当事者 申請者(ユニマット関係)申請代理者(大成建設関係)許可権者(渋谷区)

この許可は、私権の行使と言う観点から極端に言うと
ちょっと私の家の敷地が狭いので、道路の使用上は絶対に迷惑をかけませんから、
家の敷地の前の道路の地下深い所に地下室を作らして下さいませんか、
と願い出て、許可が下りたようなもの。私からすれば、
どのような理由で許可を下ろすことができるのか、ご教示頂きたいものです。

こんな事故があったら、渋谷区は許可取消しということもありえる?石原都知事だし、

なにかしら、維持管理やガス検知器以外にも色々なことがありそうなのに、
なぜ大きなニュースにしないのだろう。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)

 

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シエスパ事故続々報

2007/06/28スポニチの記事をコピペします。

東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」の爆発事故で、施設管理を委託された「日立ビルシステム」

(千代田区)が、施設を所有する「ユニマット不動産」(港区)と管理契約を結んだ際、天然ガスの危険性を伝えていたことが27日、警視庁捜査1課の調べで分かった。
 温泉掘削工事をした会社や地質調査会社も天然ガスの濃度を測定し、ユニマット不動産にガスが

出ている報告書を提出していたことが判明している。同課は同社がガスの危険性を十分に

認識しながら、安全対策を怠っていたとみて調べている。
 調べでは、日立ビルシステムはシエスパが開業した昨年1月から施設管理を委託されていた。

契約内容の話し合いの場で、日立ビルシステムは天然ガスが発生していることや、火災や爆発の危険性などをユニマット不動産の担当者に伝えた。

この事故に関わる、相当ヘビーな事実関係の報道のように思われるのに、
私はこの記事をブログなどから辿ってやっと見つけました。
なぜこれが、新聞やテレビなどで大きく報じられないのか疑問に感じています。
このような事実が仮にあったとして、
日立ビルシステムに、この事故を予見できる知識がある人がそれなりのポストにいたら、
施設の維持管理契約を続けたはずがないと思う。
一番の問題は、適温のお湯を常に必要とするだけ確保できるように運転すること。
ガスのことについては
結局、色んな諸条件の一つ程度の認識しか契約当事者双方が持っていなかった。
だから、ガス検知機器も設置されないままで、管理契約も続けられた。

関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)

 

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