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信じられない、上海マンション倒壊の原因

上海マンション倒壊の原因発表がニュースになった。
ケンプラッツ>建築・住宅トップ  > 記事>上海のマンション倒壊、「原因は掘削や盛り土」

 中国・上海で6月27日に発生した建設中の13階建てマンションの倒壊事故。上海市政府は7月3日に記者会見を開き、「マンション北側の盛り土や南側の土砂掘削によって、土圧の不均衡を招いたことが倒壊の原因」と推定し、施工に問題があったとの見方を示した。「建物の構造設計や、基礎杭の材質などに問題はない」とも説明した。

とのこと。      とても信じられない。

13階建てにしては、杭の太さや本数が少ないように見受けられる、などということはさておいても

・あのような破損状況で、鉄筋がほとんど見えない破壊の仕方をする杭など考えられない。
・仮に打ち込み工法なら、あのような杭は、施工中に壊れそう。
・アースオーガー工法なら、周りにベントナイト液(セメントのようなもの)が
 一杯くっついていないとおかしい。

杭工事とは名ばかりの、穴を掘ってそっと埋めた無筋に近い杭、としか思えない。
あの基礎杭の顕れた状態だけ見ても、日本の建築技術の常識からかけ離れている。
その点だけ見ても、(倒壊の直接的原因は盛土・切土にあったにせよ)
「構造設計(杭施工工法の指定は構造設計の一部)や、基礎杭の材質などに問題はない」
などとは到底考えられない。
何だか、中国の官僚組織の悪い面が現れた経過発表のようなきがする。
近傍のマンションの購入者のために、また中国の建築技術の発展普及のために、
私の常識から判断するとこの誤った調査結果が、
将来にわたり別の無辜の人間に災いをもたらさないためにも
日本どこかのオフィシャルな機関が、
その発表内容について疑問を差しはさんでくれは、しないだろうか?

関連MYブログ
◎09/06/28昨日、上海の高層マンションが地震でもないのに倒れた
◎08/05/19四川関連の地震報道を笑う。あまり笑ってもいられないのですが
◎04/10/30地震と建築構造法規は追いかけっこ(15.8.3) (16.10.30追加)
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昨日、上海の高層マンションが地震でもないのに倒れた

昨日(09/06/27)上海の建設中の高層マンションが地震でもないのに倒れた
という、ニュースに接しました。

◎産経ニュース09/06/27中国 地震でないのに、建設中マンション倒壊
◎その写真集 上海、建設中マンション倒壊、作業員1人が死亡(写真集)
090627shanhai.jpg
ニュースはすぐリンク切れになるので、
一枚だけ産経ニュースの方から写真をコピーさせてもらいました。
今日は、この事件やニュースに関する感想などを

この種のニュースですぐ「手抜き工事」という言葉が踊るのですが

このニュースの写真を見る限り、手抜き工事というより、手抜き設計ではないのでしょうか?
私が思うに、「手抜き工事」という用語は、設計や設計図はちゃんとしているのだが、
工事がいい加減、という場合に用いる言葉です。
今回の場合は、どうもそのようなものではなく、元々の設計図からしてちゃんとしていなかった、
又は、ちゃんとしていない設計図にいつかの時点で変更された、としか思えません。
中国の建築生産がどのようなシステムで行われているのかは知りませんが、
何もかも、十羽一からげに「手抜き工事」という言葉を用いてしまうのは、
建築生産というものを、一般の方に誤解させてしまいそうな用語の用い方です。

そして、なぜこのような手抜き設計をする建築技術者が存在するのか、
ということに、思いは移りました。
どうも、中国の建築構造技術教育の中に、
失敗の歴史が教育されていないないからではないか? と、思ってしまいました。
私が学校で建築構造の授業を受けたときは、
沢山の地震で倒壊した建物の写真の実例などを、見せてもらったような覚えがあります。
そして、その倒壊した原因について一つ一つ技術的に克服して行ったのが、
日本の建築構造技術や構造法規です。
そのようなことを、概要でも頭の中に入っていると、
とても怖くて、倒壊した建物のような構造を設計できないようなきがします。
それが出来てしまうのは、
構造の技術や数字が、自身の血となり肉となるような、教育のされ方がなされていない、
又は、そのような教育をされた人間が、この大きな建物を建築する際に、
一人もコミットしなくても、作れるような社会システムでしかない、
ということではないかと思いました。
それは、現在の日本の政治状況が、
民主主義というシステムを自らの流血の上から獲得していった西欧とは異なり
それを机の上だけで学んだだけではどうも上手く根付いていないようにみえる、のと同様、
実際に地震計の針を観察した人(先生)や、
被害状況を調査しそれを元に技術指針を手直していった(又はそれをサポート)人(先生)達から
直接学んだ日本の建築構造の授業を受けた我々と、
その大きな成果を学問として机の上だけで学んだ人間の違いのようにも思えます。

その他の感じたことなどを

・リンクの写真集の上から2番目の写真、壊れた部分がオレンジ色に見えている、
このような高層建物の外壁にレンガ積みを用いているみたい。
・杭の切り口からほとんど鉄筋の残骸が見えないのはなぜなのだろうか?
・杭の周辺にセメントミルクの残骸が全くないのはなぜなのだろうか?打ち込み杭?
以上3点は、日本の建築の常識から外れている。
・中国語のニュースみると、マンションのことを「商品房」と呼んでいるみたいです。
何だか、中国語の語感の方が日本語より実態に近いようなきがしてしまいました。
・写真を見て、コンクリートも曲がるのだなー、ということがわかります。
全体には無数のひび割れで曲がっているのかもしれませんが、
多分このような形でしか、コンクリートの湾曲した変形は見ることが出来ない、
珍しい写真に接した思いがしました。
・基礎の深さや杭の形式がこの規模の建物にしてはあまりに貧弱である、という感じですが、
どの程度どうなのかということについては、もっと詳しい方に聞いて見ないとわかりません。
・どのようにして倒れたのかはわかりませんが、ガラスがあまり割れていないのはなぜなんだろう?

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楳図かずおさん自宅騒動、勝訴でとりあえず決着

東京、吉祥寺の楳図かずおさんの新居、赤白ストライプの家の景観騒動が
地裁では、楳図かずおさんの勝訴で決着しました。
「周囲の目を引くものではあるが、景観の調和を乱すとまでは認めがたい」と述べ、
原告らの請求を棄却した、とのこと。

赤白ストライプ邸、調和乱すとまでは…楳図かずおさん勝訴(読売新聞09/01/28)
新聞社のリンクはすぐ切れてしまいますので、
とりあえず、そのニュースの写真を拝借してUPしておきます。
090128umezu.jpg
写真では大きく写っていますが、同じような大きさの住宅が立ち並んでいる中では、
遠望からでも特別目立つというような建物ではないと思います、多分。

まだ、控訴ということもありえるのですが、常識的な判断であったと安心しています。
建築を業とするものとしては、どのような資料をどのように判断されたのかが、興味のわく所です。
このような事件を端緒としてでも、
法律・町並み・景観・美しさなどというものを総合的に考える機運が高まればいい
のではないかと感じますが
元々マスコミでは、有名人のゴシップ的な感じの報道だったので、
そのようなことを、まじめに考えた解説報道は多分なされないでしょう。
日付を見るとほぼ1年半、最後の余生の安住の地と思ったところで常識のない人に振り回され、
長い間無駄な心労を受け、お気の毒だと思いました。

私のこの件に対する意見は、以下の関連ブログからどうぞ
◎ 08/05/14 楳図かずおさんの家がとうに完成していました
◎ 07/08/02 楳図かずおさんの新築騒動
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大阪、個室ビデオ店のビル火災

個室ビデオ店の火災で、飲食飲み屋系の雑居ビルの適正なビル管理というのが、
再度、大きな問題で浮上しそうな気がする。

1.自動火災報知器の誤作動について

といっても機械自体の誤作動というのではなく
・もうもうたるタバコの煙による、煙感知の誤作動
・感知器に物を当てる(酔っ払って故意の場合だってある)
・いたずらで、非常ベルボタンを押す
など、ちゃんと火災報知設備がなされているから起こるこのような誤作動に、
無神経になってしまって、現場も確認せずに、集中制御盤でベルを止めてしまう。
今回の事故で犯罪者以外に最も責任が問われるのは、そこのように思われる。
産経新聞10/3/8:01個室ビデオ店放火「報知機すぐ止まった」客ら証言誤作動と勘違い切る?

閑話休題 ふと気づいたのですが、この新聞の、自動火災報知機という言い方は少しおかしい。
自動火災報知設備は、受信機・各種感知器・発信機・ベル・表示灯、等で構成されていて、
設備全体にも部品にも自動火災報知機という言葉はありません。
TVを見ていても、解説で建築基準法と消防法をごっちゃにしているのが気になってしまいます。
速報性が大事だとはいえ、その辺の所はちゃんとしていただきたいものです。

2.テナント入れ替えの時の報告義務について

建築基準法的にいえば、増築を伴わない用途変更の場合は、
全体の半分以上が変わらないと申請しなくていいし、類似用途の時は、そもそも申請の必要がない。
消防の場合は査察があるので、その時点で改装はわかるが、
消防的に不備があった場合でも、是正指導があるだけで
いくら悪質でも、営業停止などの措置は法的には不可能なはず。
旅館などの宿泊施設が新規の営業開始する場合は、
必ず、消防署による消防関係設備の検査済証が必要なのだが・・・
今回の場合は、消防設備的には問題がなかったようだ。
【個室ビデオ店火災】消防法上の重大な欠陥はなし 大阪市消防局

3.防災訓練などについて

消防法では、建物のハードの設備の規定のほかに、
防災訓練や火災時の連絡体制などソフト的な規定がある。
私も宿泊施設の新築をすると、
決められた様式の連絡体制などをオーナーに確認しながら書面を書くことがある。
その消防法の規定を
オーナーが、意識付けされているかが、今回の場合などは特に疑問の残る所だ。
消火器があっても使わなければ意味がないし、
避難誘導も今回の場合なかった(気づくのが遅くて出来なかった?)ようだ。
10/3/15:01 毎日新聞<個室ビデオ店放火>「避難訓練、未経験」 業過致死容疑も

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CGのような高層ビル群の景色(ドバイ)

livedoorニュースの写真が、ちょっと凄かったので転載してみました。
世界一高いビル「ブルジュ・ドバイ」がまもなく完成(08/08/20)という記事です。
080820dubai.jpg

世界一高い800m級のビルから、2~300m級の普通の高層ビルを見ると、
このような景色になるそうです。
何だか、浮世離れしすぎて、映画のCGかとも思いましたが、ニュースとして配信されているので、
本物の映像なのでしょう。
凄いという正直な思いと、人間という種の傲慢さの象徴のようだという観念的な思いが交錯しました。
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極端へ走りすぎる建築関係の報道について

天窓落下事故を受けて、まだあまり事後報道がなされていませんが、
これで、樹脂系トップライトドームというものが、諸悪の根源のような報道話になり、
使えなくなくなってしまうのではないかと、危惧します。

森ビルの自動回転ドアによる死亡事故の後、
このドアは、ほとんど使われなくなったように思われます。
事故現場も、普通のスライド式の自動ドアに変更され、良かった良かった、
という話に納まっているみたいです。
スライドの自動ドアだって、大型になれば利用の仕方によっては
スキマに挟まれる危険はあるはず、
何故回転ドアだけが殺人建具のように嫌われるようになったのでしょうか。
これは、その時の一方的な報道が原因のような気がしてなりません。
この回転ドアが森ビルという最先端の建築技術を集めた建物で採用された理由は、
開閉頻度の多い大空間の出入口冷暖房のエネルギーロスを
最小限にとどめるために考えられたものです。
冬の寒いヨーロッパ・アメリカ北部でこの形式が発達した理由もそこにあります。
冬の冷気の進入を防いでくれる開閉形式なのです。
特に吹抜の大空間などがある場合、上下の空気の温度差の関係から、
ドアを開けると思わぬ強い風を受ける経験をされた方は、何人もおられると思います。
強い風はあるということはそれだけ冷暖房のエネルギーをロスしているということです。
エネルギー消費の少ないビルを設計するために考えられたこのドアは、
報道のあとほとんど採用されていないと思われます。
こういうドアを必要とする施設は、商業施設や余程大きな事務所ビルしかありません。
報道で殺人建具のイメージを植えつけられたものを、商業施設のオーナーが
いくら省エネ効率が高いと言っても採用されることにはならないからでしょう。

学校の防煙シャッターで死亡事故が起きたときにも、色々な報道がなされました。
この場合は、シャッター下部にセンサーを付け、安全性が高まるような製品となりました。
回転ドアも防煙シャッターと同じように、安全性を高めるというような、
建設的な方向で物事が進めばよかったのに、と今は思います。
多分両者の違いは、先端技術でほぼ初めて採用されたものと、
既に全国至る所でその製品があったものとの違いによるようなきがします。

話が変わって、学校の耐震補強の問題。近頃良く報道されます。
私は、耐震補強することは良いことだと思っています。
しかしなぜ学校ばかり取り上げられるのか?ということに疑問を感じます。
まだ、40%も耐震補強がなされていない校舎があるだとか、
耐震診断もされていないものが数%あるだとか。
まず物事の前提として、このような技術や診断方法はいつからなされたか。
これは、阪神淡路大震災以後です。それまでは、大多数の建築技術者は、
震災にあって多少でも壊れた鉄筋コンクリートの建物は建て替えるしかない、
と考えていた、と思います。
ところが、都市にあのような地震が起こり、
そんなことばかりいっていたら大きなビルをどれもこれも建て替えなければならなくなる。
そこで、耐震補強という方法が実務的にものすごいスピードで研究が進んだ。
そしてそれが、被災はしていなくても古い基準の建物にも応用された。
広まったのは高々、10年前後の技術です。
その方法で、全国津々浦々の学校のうち60%も工事がなされたというのは、
文部科学省の補助もあり、良く進んだ方だ、と思ってしまうのです。
補助のない市庁舎などは、それが本当の防災拠点かもしれないのに、
そのような割合には、到底届いていないハズ。
災害時にちゃんとしなければならないということでいえば、
例えば新聞社やマスコミのビルで、支局含めた全ての建物で統計を取ったらどうなるだろう。
昭和56年以前の耐震診断をしなければならないビルのどれだけを診断しているだろう。
民間のテナントビルで耐震補強工事がなされているものは、一桁の%だと思う。
そういうことを思うと、なぜ学校だけ、こうも取り上げられてしまうのだろう、
と、疑問に思ってしまうのです。
それは、つい先日の四川の地震のせいの様に私には思われます。
しかし、局地的ではありますが、先日の岩手の地震で、
四川の学校のように床が抜けて建物が瓦礫の山となるような崩壊形式の建物があったでしょうか。
いくら山間地とはいえ、いくつかの鉄筋コンクリートの建物はあったはず。
日本では、中国のあのような崩壊形式はありえないのです。
それなのに、地震が起こるとすぐに学校だけが危険なように
喧伝してしまうのはいかがなものかと思われるのです。

耐震偽装やその影響による昨年の建築基準法改正についても、
その報道にしっくりしない部分が多々あります。

どうも、マスコミの記事は、建築技術ということに深く理解がないために
極端から極端へ傾いてしまっているような気がしてなりません。
ニュースはニュースでいいのですが、事後報道・解説報道などは
その辺りもちゃんとふまえた上で報道がなされるべきだと思います。
逆な方向からいえば、私から見ればちょっと危険じゃないか、と思われるような
建物や建物の部分があるものを、カッコイイ新築の建物として紹介されたりもしています。
建築に関わる報道は、どうもバランスを欠いているものが多いような気がしてなりません。
一級建築士は全国で30万人、いくらでも報道する前のバックデータとして
話を聞こうと思えば聞ける人がいるようなきがするのですが。

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ハウスメーカーの建物。数億円の豪邸も建売住宅も同じようなサッシや外壁って何だか
変じゃありませんか。
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杉並の小学校の天窓落下事故の正直な感想

既存のトップライトに後付も出来る、落下防止ネットがあるそうです。
㈱菱光(トップライトのメーカー)の落下防止ネットのホームページ
浅学にも知りませんでした。(以上6/26追記)

杉並で小学校の天窓に穴が開き、児童が落下して死亡。
予想もしない事故、これもその一つだと思う。
壊れたのは多分、アクリルドームだと思うのだが、
こわごわと静かに乗って破損するようなものではない。
亡くなられた方には非常に失礼な言い方になるのかもしれないが、
その上で、本気になって飛び跳ねるようなことでもしない限り壊れるようなものではないと思う。
多分、今までもそのようなおふざけを皆がしていた。
下が妙に透明っぽいし、飛び跳ねると合成樹脂であるため適度な弾力性があったりして、
それなりに遊びとしては面白かったのではなかろうか、とも思う。
先生もそんなことは知っていたけれども、身の危険があるような行為だとは認識していなかった。
屋上の手摺を乗り越えて、転落などの事故がないようには目を光らせていたかもしれないが。
ところが、ほとんどの合成樹脂は日光の紫外線の影響により年月が経つと、劣化しもろくなる。
たまたま、そのもろくなっていたものに極端な力を加えた結果なのだろうと思う。
現在では、こういう形のドームでも、アクリル樹脂ではなく、ポリカーボネート樹脂という
経年劣化のかなり少ない材料が使われている。
アクリル樹脂だって、塩ビなどと比べれば相当経年劣化は少ない方で、
私の仕事を始めた当時(昭和52年)既に、建築材料として一般的な商品だった。
今は、ポリカドームの方が主流になっているのではないかと思う。
公共施設は、蹴っても叩いても壊れない、そんなヘビーデューティーな仕様で作られてはいるが
それでも、経年変化により、こんな不幸なことが、起こってしまうことがある。
少なくともこの事故で、
学校関係者が建物の維持管理に手落ちがあったという結果にはならないで欲しい。
それは、あまりにも予測の範囲を超えている。

アクリルドームトップライトにという物に関しては、
建築年次を調べ、メーカーに経年劣化の度合を確認する必要があるのかもしれない。
総じて、このような物質は経年変化により新品の白い色から、黄味がかった色に変化する。
現物を確認する場合は、
黄味がかっている度合が大きそうな場合は、注意する必要があるかも知れない。
また、上に載ったり衝撃が加えられたりしていると、
取付けボルトの周辺にヒビが入っている可能性もある。そんなものがあれば要注意、
人が多く通るような場所なら、交換も考慮する必要があるのでは、と思う。
このような商品は、一般的に屋根の上に設置されることを想定されているので、
雪などの積載荷重については、充分に検討されているだろうが、
衝撃強さ、などについてはそんなに深く検討されていないもののように思う。

建物維持管理者様のために、アクリルドームトップライトの主なメーカーを記しておきます。
◎ 株式会社菱光 ◎ 株式会社鎌倉製作所 ◎ ナブコシステム株式会社

あっ、それからニュースで
アクリルドームの下にガラスがあって、それも突き破った、という表現がありましたが
このガラスは、このような事故を想定したものではありません。
学校などの建築物は、耐火建築物(建築基準法で明確に仕様性能を規定している用語)
という火災に対する性能が高いランクの建築物にしなければなりません。
アクリル樹脂は基本的には可燃性の物質なので、
それ1枚で、建物と外部とを区切ることは耐火建築物の性能上許されておらず、そのために
6.8mm網入ガラスという防火設備(これも、建築基準法で明確に仕様性能を規定している用語)
が入っています。
それならガラス1枚だけでも良いではないかという話になりかねませんが、
ガラスならもっと落下した時の危険性が危惧されますし、屋上の防水の納まりの良さなどから、
この商品がトップライトとして一般的に利用されているのです。
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ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72~75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。

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楳図かずおさんの家がとうに完成していました

楳図かずおさんの赤白ストライプの家がとうに完成していました。
行列相談トピックス-楳図かずお邸 写真 まことちゃんハウス 新居完成
narinari.com-「まことちゃんハウス」完成も、楳図かずお「引っ越したくない」。
sunspo.com-訴訟もなんの、やっぱり壁は紅白!楳図ハウスついに初公開

いくつかの感想やがあります。

1.東京ローカルのニュースだったのであまり全国ニュースにならなかったんだなー

関西でも取り上げられるのかと思っていたんですが、全く知りませんでした。
3/14・15日のニュースだったみたいです。
阪神淡路大震災や尼崎のJR事故は、関西では日本全国で同じように伝わっているように
思いがちですがそうではありません。
1995年には、地下鉄サリン事件(95/3/20)と阪神淡路大震災(95/1/17)がありました。
関西では、1/17の慰霊祭は何がしかの形で毎年ニュースとなりますが、
サリン事件の慰霊祭をニュースで見たことはありません。
似たようなことが、意外とたくさんあるみたいです。
広島の原爆慰霊祭は、午前8時頃に時の映像しかニュースで流れません。
広島の方は小さいときから原爆教育のカリキュラムがあり
大学生になって、他の地方の学生の認識が非常に薄いのに
落胆と同時に、それに関係する知識の落差に驚いたという話を聞いたことがあります。

2.吉祥寺という場所

吉祥寺という場所は、意外と閑静な高級住宅地だったみたいです。
「吉祥寺」というと、関西人(私だけかも)からすると若者の町というイメージだったのですが、
井の頭公園という、東京近郊の、最も大きな自然に近い公園(神田上水の水源でもある)で、
そこに近接する住宅地は、交通の便も良く、かつ自然も満喫できる場所ということで
かなりハイグレードの住宅地だそうです。

3.建物本体について(主に色彩について)

50年も「ビジュアル」の世界で飯を食ってきた人間が、
それなりに考えた事に、やはり間違いはないなーというのが感想です。
ドーマータイプの屋根とくり型の付いた近代西洋風のデザインが、
私からすれば、おとなしすぎるくらいに思えます。
階段室であろう、半円形の外壁のモスグリーンのタイルなどは、
こんな事件があったために変に彩度を落としすぎで、
全体の感じから言えば、パステル系のグリーンやピンクの方が似つかわしかったのではないか
と思えるくらいです。
この建物の前の道路側に、少し大きな木(円錐形の樹形を持つ高木)などが
多分植えられると思います。
そうなれば、景観を破壊するどころか、派手ではあるけれども
緑の中にマッチした住宅景観の一つのお手本のような建物になると思います。
楳図かずおさんは、当然それを意図されていたと思います。

4.マスコミって

結局、楳図かずおさん方が、一方的に被害者になってしまったようなきがします。
完成したときの、マスコミの取り上げ方も、
まだ、景観被害を与えた楳図さんが、強行に完成させてしまって、
被害者(??)は、出来てしまった赤白の外壁塗装に、
損害賠償をする方向に裁判を切りかえたという論調。
もう少しつっこんで、それが損害賠償に値する事実なのか、ほとんど評価する論調がない。
私は、この景観が損害賠償に値するなら、新しく建てられる建物の10件に1件くらいは
周囲に与える景観で裁判しなければならないようなきがするのですが。

5.裁判を始めた人は、どのようにしてこの事実を知ったのでしょうか

ネットの伝聞でしかありませんが、被害者(??)は近隣といっても、隣近所ではないそうです。
その方が、外壁を塗装する前にこのことを知り、
かつ、それが正しい情報だった(現実にそうったのですが)
マスコミにも出て、堂々とインタビューを受けることができるほど。
そして、その事実を景観被害として裁判を始めた。
その辺の経緯にも、
一般普通の市民ではありえない情報の流れがありそうで何だかいや~なきがします。
結局、有名だから標的にされたとしか言いようがない。
ネットの話の伝聞によると被害者(??)の家は1kmくらい離れているとのこと
有名だからじゃないのなら、その数字からすると、自分の家の周り数万軒の建物について、
全て自分の特異な意見を行き渡らせようとしたのでしょうか?
そうであれば、それはそれで私からすれば不気味としか言いようのない思考回路のように思えます。

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楳図かずおさんの新築騒動(07/08/02)
楳図かずおさん自宅騒動、勝訴でとりあえず決着(09/01/28)
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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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耐震偽装や食品偽装

長い間、ご無沙汰しました。
仕事が少し詰まったのもあったのですが、それよりも、怠け癖が付いてしまったせいだと思います。
知り合いの方から「ブログ更新されてないけどこの頃どうしたの。病気でもしたの?」
とのお声があり、やはりちゃんと続けなくては、と思いを新たにしました。
それと、私の場合ブログといっても日記を書くだけでは、意味のないことだと思っているので、
時々ネタ切れになってしまうことがあるのも正直なところです。
前置きはココまでとして、
今日は、耐震偽装や食品偽装について近頃思うことを書いてみます。

2,3年前、雪印の牛乳の場合は、確か食中毒が出て発覚したのですが、
近頃の食品偽装は、誰も病気などの被害があったわけではありません。
赤福さんの事件でも、これで始めてあれが工場の大量生産品であるという
よく考えてみれば当り前の事実が分かったわけですが、
そんなに大騒ぎするようなことなのでしょうか。
ニュースでは、「その表示を信頼しているのにだまされた」
という消費者のコメントばかりが流れますが、本当に皆そう思っているのでしょうか。
大量生産品が、そこそこの価格で、そこそこの形とお味を出していたから売れる。
食中毒でも出したのなら問題ですが、あの商品ならその辺で納得すれば良いように感じます。
法律違反はいけないのでしょうが、これからも同じように作ってもなんら品質に問題がないのなら、
そのようにした方が良いのではないかとも、思ってしまいます。
そうしないと食べられるものを、大量に無駄に廃棄処分しなければならなくなる。それはそれで、
資源やエネルギーの無駄使いに拍車を駆けることにもなってしまうように思うのです。
 
どうも、法律が変に厳格すぎはしないか。 

耐震偽装に端を発した、建築基準法の改正でも、何だか疑問を感じます。
ちゃんとした品質の建物を建てることは、重要な事に間違いはないのですが、
その法律改正によって、建設工事が半減してしまうというのは、
ちょっと法律自体にも問題があるとはいえないでしょうか。
11.26の日経アーキテクチャには、
学校改築の着工がこの法改正によって大幅に遅れてしまっている
学校法人の経営者の憤りが載っていました。

「設計者やゼネコンを選ぶのは、発注者の責任だ。
だから信用あるところに頼んで、品質を保証してもらう。
何かが起きたら、発注者が責任を取らざる得ない。国に保証してほしいとは思っていない。
逆に、新校舎を利用してもらう時期が遅れてしまったり、
工期の短縮による工事費の増額は、誰が責任を取ってくれるのか。」と。

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楳図かずおさんの新築騒動

楳図さん宅:景観破壊、建築やめて 住民が仮処分申請という記事を見ました。
見出しからは、楳図かずおさんが無法なことをしているようですが
仮処分を申請した方の論旨の方が明らかに変。
工事中ということで、当然建築関連法規に合致した建物という前提での話ですが。

適法な建物をカタチの面だけでとやかく言うことこそ、
楳図さん個人の財産権の侵害。
そのために、道路という公共の土地に、人が集まりそうだからといって
その建物の建築を差し止める仮処分というのは、ちょっと常軌を逸している。
それなら、有名俳優の豪邸は日本全国建てる場所がなくなってしまう。
奇抜なデザインだからダメというのもちょっと。
ハウスメーカーのカタログのトップに載っている写真のような建物なら、
誰も文句はないはず。
それの方が、デザイン的に優れている?
その価値観は見る人によって千差万別であると思われる。
この建築が新しいムーブメントであるとは言いませんが、
何か新しい事柄には、常に賛否両論があります。
その事象自体を全く消し去ってしまうような土壌(世論)だけは
厳に慎まなければならないと考えます。

こんな仮処分は通らない。
楳図さんが、近所から村八分的になるのを恐れて、自粛してしまわない限り、
法律的には思い通りのものができるはず。
こんな無法な仮処分の申請には、堂々と反論して欲しい。
土地の所有権という面でも、景観という面でも。
ただ、この仮処分が却下されても、あまりニュースにはならないだろうなー。
有名人の有名税という感じの事件の取り上げ方だから。
でも私は、こういうところで常識ある判断がなされ、
その常識ある判断が世間に知られるようすることも
マスコミの大切な役目の一つだと思うのですが・・・

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