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木部の外部塗装02

別荘などで、板張りの木材の外部塗装に、木材保護着色剤塗りをよく使用します。
和信化学のガードラックなど。
これらの塗装は、数年毎に塗り重ねなければならないので段々色が濃くなってしまいます。
それを嫌う方には、和信化学でいうと、ウッドリカバリーという商品があります。
簡単に言えば、この材料は塩素系の漂白剤で、洗浄漂白してから、
一般の塗装を再度するものです。
この商品を使うと、元々の薄い色の仕上にすることも可能です。
木材保護着色剤は、総じて濃い色が多い。
メーカーに一度なぜなのか尋ねたことがあります。
答えは、紫外線。塗料の成分や木肌自体に紫外線は有害。
紫外線による劣化を防ぐために、色を付けているのだそうです。
同じ色見本帳でも、
白木色の塗料だけが外部での塗装は不適などと書かれているのはの理由からだそうです。
とりあえず、外部仕上の木材は、メンテナスフリーというわけにはなかなかいきません。
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木材の外部塗装

木材の外部塗装は、木材保護着色剤塗り。キシラデコールという商品がよく知られています。
私は、同じような商品で和信化学のガードラックという商品を使っています。
どちらにしても、数年毎に塗り重ねていかなければならないものです。
昨日は、ピックランドに、マキノカントリーフェスタのお手伝いに行ってきました。
その主会場のピックランドの建物の外装が、その木材保護着色塗装。
平成11年竣工、もう丸9年たっています。
普通なら2回目の再塗装の時期もすぎてしまったくらいで、
外壁の塗装が相当はがれてきてしまっています。
公共で建築され、指定管理や第三セクターで運営されているこのような建物は、
中々メンテが行き届かないようで、ちょっと寂しい気がしました。
なおきょうも、マキノカントリーフェスタやってます。
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輸入サッシのクレーム

輸入サッシ自体は、がっちり作られているものが多く、
データ性能的にも満足のいくものが多いと思います。
価格もそんなには高くないはず。大まかにいって、40坪の住宅のサッシ工事が
日本のアルミサッシペアガラス入りで120~130万だとすると
輸入サッシの場合は150~200万くらいかと思います。
近頃は円安に振れているのでもう1割くらい上乗せないといけないかもしれない。
しかし輸入サッシの難点はいくつかあります。
◎納期
日本の代理店に常備している良く使われる規格寸法の商品以外は
どうしても発注後現地から調達。
ということになると、2~3ヶ月は期間が必要です。
いくら規格品ばかりで設計しようと思っても、
どうしても一軒に対して数ヶ所は、規格品で間に合わないものがあります。
日本のアルミサッシなら、現在ではほとんど1週間以内で現地に入る(枠のみ先行して)便利さに

慣れてしまった頭には、ちょっと違和感があります。
◎寸法
外国の規格品寸法表を眺めると
2間(3640mm)巾の開口に納まる4枚引違の建具がありません。
開放的にしたいところでは、いつも悩む所です。
あとは、たいていの寸法はあるのですが、
当然のことながら、寸法の系列が日本と異なるので、頭の切り替えが必要です。
オーダー寸法も納期さえあれば対応してくれるようです。
但し、最初に見積をちゃんとして予算オーバーにならないようにしなければいけません。
◎クレームとメンテナス
これが日本のメーカーと全く対応が違う所です。
基本的にクレームとメンテナスに対する外国の対応はない、と考えていた方が無難です。
例えガラスが割れていても、外国のメーカーの言い分は、多分
当社は、ちゃんと最終確認して、送り出している、
輸送の際の事であるならば、
日本の港までならその担当の輸入業者、それ以降なら日本の運送業者、
現地到着以後なら、現場での保管状況、の3つのどれかに責任があると思われるので、
そちらで、それらに対して対応お願いしたい。
などという返事になることがほとんど。
国内の輸入業者が、付き合いの長いところで大きな所なら
そこである程度は対応してくれることもあるかもしれませんが、
それは、日本の業者がやっていてくれるだけで、
外国のメーカーは、ほとんど個別の対応はしていないと思われます。
安いと思って直輸入なんかすると、
なれない英語でのやりとりが、結局は徒労で終わるということがほとんどと思われます。

ただ、サッシ自体そんなに痛んだりするものではありませんし、
木製のモノの持つ質感や外国製商品そのものの持つテイストには捨てがたいものがあります。
似つかわしい場所には、使ってみたい建材商品であることは確かです。

関連項目
ボウウィンドウは弓形出窓(MYブログ07/06/20)
昨日に続いて輸入サッシ(MYブログ07/06/21)

 

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昨日に続いて輸入サッシ

昨日に続いて輸入サッシ。輸入のサッシには大別して3種類の仕様があります。
◎木製サッシ
 最も以前からある商品です。木製といっても、
 枠との取り合いはモヘヤなどの気密材が入ったちゃんとしたものです。
 ガラスはペア。以下どれも同じです。
 アルゴンガス入りのものやLo-E仕様のものもあります。
 外から見ても内側から見ても木製で、いい雰囲気です。
◎アルミクラッド
 上の木製サッシの外側が、アルミの板でカバーされたものです。
 雨の多い日本ではこれの方がお勧めかと思います。
 木製の場合腐朽ということを心配されると思いますが、(それも少しは心配です)
 それよりも、雨の時に、水を吸ってしまって、ふくらみ、
 動作しにくくなることがあるように思われます。
 アルミクラッドの場合はそのようなことがないように思われます。
◎樹脂サッシ
 元々の木製サッシをそのまま樹脂にしたカタチのものですので、
 言葉から受ける印象より相当がっちりした感じです。
 よく見ると材質感は明らかに違うのですが、遠目には、木製と変わりません。 
 価格の関係で今はこれの方が主流になりつつあるようです。

関連項目
ボウウィンドウは弓形出窓(MYブログ07/06/20)
輸入サッシのクレーム(MYブログ07/06/22)

 

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ボウウィンドウは弓形出窓

ニンテンドーDSの「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」の「英単書取」で
「弓形の」という出題がわかりませんでした。答えはbow(ボウ)
今まで、その意味を全く知らずに、ボウウィンドウという言葉を使ってました。
妙に納得、ボウウィンドウのボウは弓形という言葉だったのか。

それに触発されて今日は、外国からの輸入サッシの名前などを。
リンクに付けたのは、米国のマービンという会社の日本のページです。
Casement(ケースメント)-縦辷り出し窓(タテスベリダシマド)
Duburu hung(ダブルハング)-上げ下げ窓
 この二つの種類の窓は最もよくあるタイプの窓で、この窓を使うと、
 デザイン的にぐっと洋風になります。
Awning(オーニング)-突き出し窓
 この窓を縦に何段も重ねて使うと、これも又どこかで見た洋風のデザインになります。
Slider(スライダー)Sliding door(スライディングドア)-引違窓
 このタイプの窓は、日本のように小窓のサイズはあまり種類がなく、
 テラスの出入口等の掃き出し窓サイズのものがほとんどです。
 また、日本のものと違って、
 片方のドアだけ動いてもう一方は嵌め殺しになっています。
◎Picture(ピクチャー)Fix(フィックス)-嵌め殺し窓(ハメコロシマド)
 もしかしたらFIXという言葉の方が日本語として通用しやすいかもしれません。
 英語では、フィックスの方は、連窓や出窓の一部を構成する場合に使うような場合に、
 ピクチャーの方は一枚でデザイン的に使う場合、という風に使い分けする感じです。
French door(フレンチドア)-両開きのテラス戸(ガラス戸)
 開放的になるので一度使ってみたい気もするのですが、
 場所的制約(ドアの回転軌跡の面積が大きい)
 製品の信頼性(外国のドアは総じて重いので、丁番吊りの上の部分
 が引っ張られて傾き、開閉がしにくくなることがよくある)
 などの理由から一度も使ったことがありません。
Bay window(ベイウィンドウ)-台形出窓
Bow window(ボウウィンドウ)-弓形出窓
 出窓もまた、建物をグッと洋風に見せるのに使うアイテムです。
 工事関係の話をすると、外国の出窓の場合、
 窓と、窓台になる部分や、 屋根になる部分が、別の部品、又は
 そのような部品がなく全部大工さんに作ってもらわなければならない場合があるので、
 出窓のセット内容については正確に確認が必要です。

関連項目
昨日に続いて輸入サッシ(MYブログ07/06/21)
輸入サッシのクレーム(MYブログ07/06/22)
 
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近所にこんな建物が

近所の別荘に、こんな建物が残っています。
070417capsel.JPG
万博当時の未来の都市・宇宙ステーション・手塚治虫の未来都市のマンガ、そしてその後
建築を学び、菊竹清訓黒川紀章メタボリズムの建築形態などを連想させる、
私としては、当時の「輝かしい未来」をイメージさせるカタチの一つです。
それは、時代背景と共に、自分自身も成長途上にあったことが重なりあって、
余計そう感じるのかもしれません。
そのカタチが、今ぽつんと煤けて立っています。

メタボリズムを表象するカタチについては近頃寂しい話題ばかりです。
沖縄海洋博のアクアポリス万博のエキスポタワーの撤去
黒川紀章の中銀カプセルタワー問題
菊竹清訓の建って10年そこそこの上野池之端のホテルの解体、などなど。

しかし、当時そのカプセル住居を形作るFRPや合成樹脂のトウメイ板という新しい技術は、
FRPついては、ユニットバス、住宅2Fバルコニーの防水、プールや小型船舶のボディ、
電気や上水道の多種多様なカバー部品など、
合成樹脂のトウメイ板については、
身近な所では、既製品カーポートの屋根やホームセンターで売っているトウメイの波板、
大きなものでは、近頃の水族館の巨大なトウメイの水槽まで、
枚挙のいとまがありません。

1970当時の建築の思想であったメタボリズム、
その精神はどこかに受け継がれているのかもしれませんが、
それを表象するカタチはどうも古びてしまったようです。
しかし、そこで培われた技術は、
太い潮流となって現代の生活になくてはならない素材になっています。

関連項目
ああ、メタボリズム (MYホームページ、建築つれづれ草より)
水族館が面白い  (MYブログ06/02/05)

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代替品のない材料・焼杉板

春になり、工事を始めた物件もそろそろ形になりかけてきました。
070415MNhouse.jpg
ローコストワンルームのセカンドハウス。
大きな庇はテーブルを囲んでバーベキューが出来る、8帖位の屋外テラスです。
私のローコストの定番、焼杉板張りの外壁。
材料が2000円/㎡を切り、張り手間も2000円/㎡はいらない。
4000円/㎡を切るコストの安さ、それでいて本物の杉という材料。
風合いもあり、機能的にも湿気を通すので内部結露などというトラブルもない。
日本の山にはえていた物でもあるし環境的にも負荷が少ないはず。
耐久性はというと、我が家がこれを張ったのがS57で25年前。(下の写真)
070417jitakusugi.jpg
「紺屋の白袴」ノーメンテナスですが、上の炭の層ははがれて少しみすぼらしくはなっている
ものの、雨漏りなどの大きな事故は今のところない。
私にとって「余物を持って替えがたい」材料の一つです。
現場でN大工さんが、釘の頭を、黒のスプレーで塗ったのを乾かしていた。
「メッキの色やと目ぇー剥きますやろ。(黒い板にシルバーの釘頭が見えると目立ちすぎる)
専用の釘あるんやけどめっちゃ高い(釘は大工さんの手間の内)、ほんでこうしてるんですわ。」
安い材料でも、こういう気を使ってくれる大工さんの気遣いが嬉しかった。
 

焼杉板関連項目

MYブログ07/12/19 焼杉板の外装

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太っ腹、大企業・日本板硝子

さくら季節余話
昨年竣工した住宅のお客様からの電話「ちょっと、来ていただけませんか?」
用件がわからないこういう言い回しは、非常にどきっとする。
こういう言い回しから、とんでもないクレームが始まったりする。
たいしたことないことは、電話である程度具体的内容を知ることができる。
お尋ねしてみると、クレームでなくて一安心。
琵琶湖の眺望を考えて2階に大きな窓を取ったのですが、
その窓の前の道を花見の客がゾロゾロ通り、目が合ってしまう。
何とかならないか、とのご相談。
高価そうで使ったことはないのですが、日本板硝子アングル21という、
視野を選択出来るガラス(詳細はリンクを張ったHPで確認して下さい)があります。
これなら、正面の景色は遮ることなく、かつ斜め下からの視線は、
曇りガラスのようになってカットできるはずです。
とりあえず、見積をお持ちしますので、それを見てから検討して下さい。
と、お話して帰る。
大きなペアガラスだったし交換して捨ててしまうのももったいないなー。
それに、アルミサッシのガラスの溝に上手く納まる厚みになるかどうかも問題だし。
とりあえずメーカーへ電話してみると、メーカーからは意外な答え。
そのような事情でしたら、
この商品の合わせガラスの中の特殊フィルムにそのような機能があるので、
そのフィルムを作っている会社の電話番号をお知らせします。
※※社の※※という商品で、連絡先は03・・・・・・とのこと。
アングル21という商品は、もう一つの大手ガラスメーカー旭硝子にはない商品。
パテントでがちがちに固められて高くてもしょうがない、と思っていたのにとっても意外。
向こうにすれば
ガラスの1枚や2枚付き合ってられない、ということだったのかもしれませんが、
同業他社にないその商品の心臓部が他社開発のものであり、
またその会社名まで簡単に教えてくれるなんて、太っ腹に驚いてしまいました。
とりあえず、今ある窓ガラスにフィルムを張るだけでいけそうなので、
今の大きなペアガラスも無駄にならずに済みそうです。

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FRP製グレーチング

FRP製グレーチングは、
伊坂デザイン工房さんが設計された、YZ邸の工事を施工した時に知りました。
吹抜に、半透明のグレーチングが渡るのを見たとき、
図面の時からそこそこは予想されてはいたのですが、
やっぱり、東京で「デザイン工房」という名前を張って仕事してる人は、
一味センスが違うなーと思いました。

私が使ったのは、中部コーポレーションFRPグレーチング
鉄の物より軽い。それに、形がすっきりしていて(鉄の物みたいにごつごつしていない)
デザイナーさんが好むのも、わかるような気がします。
外部でも使用可能なのも魅力です。

ちょっと話題から離れますが、合成樹脂系の素材は、外部にあまり使えません。
ほとんどの素材が紫外線の影響を受け劣化します。
具体的に言うと、柔軟性がなくなり、もろくなる。色もやけていきます。
ホームセンターなどで売っている半透明の波板には、
プラスチック(塩ビ?)の物とFRP製の物とがあります。
プラスチック製のものは、7~8年もすると、
ちょっと叩いたりして衝撃を与えるとパリッと割れてしまいますが、
FRPの方は、経年変化が少なく柔軟性を保ちます。

元に戻って、
今度は、自分で設計した建物のバルコニーに使ってみようと思います。
こちらの使用動機は、ごく不純す。
狭い敷地の建物。
敷地境界から1m未満のバルコニーは室内扱いで床面積にも建築面積にも算入される。
メッシュ状で青空が見えるようなものなら、算入しなくてもいい、との
建築主事さんの見解を受けての、苦肉の策です。

 

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ワールドカップ ミュンヘン会場

一度はがんばって続けてみようと日記を1ヶ月続けてみました。
だんだん、ネタ切れになってきそうです。
今後も、できるだけ毎日続けてみたいとは思っていますが
記事のない日も、できるかもしれません。

さて、ドイツワールドカップのミュンヘンの会場はご存知ですか。
半透明の、菱形の模様の入った曲面の外壁の建物です。
あれは、日本の旭硝子製のフッ素樹脂フィルムが用いられています。
半透明な幕の性質を利用して、赤や青の照明を当てることによって、
夜間の会場全体の外観が、様々な色に変化させることもできるようになっているそうです。
詳しくは、三太・ケンチク・日記のブログにて
日本が、このグラウンドに立つには、
F組を1位で通過して準決勝までコマを進めなければならないみたいです。

 

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