ホーム »  q 仕上・納まり・ディティール - 一級建築士 本田明のブログ

大広間和室周りのしつらえ(吉平さん工事覚書06)

大広間は、12帖と15帖に分割できます。
開放した時に違和感のないように、H=2200の、ベニヤフラッシュ戸に壁と同じクロスを貼りました。
引込形式は、一筋鴨居。
引き込む方の戸当り柱になる部分の中央に建具の引き込む隙間を作り、
見付巾40mmの方立が2本建っている形にしました。
その後は、昔の木造住宅の雨戸と同じように戸袋の中へ順次納まるようにしています。
間仕切建具は壁に見せたかったので、取手は、建具の小口に付けられるものを選びました。

071231wasitu02.jpg

出入口の上には、ランマ障子が付いています。
これは、冬の鍋料理などのとき、天井換気扇を使って排気する時の給気口です。
そこそこ大きな給気口がないと、
座っている後ろの下の方のドアや外部のサッシのスキマから、冷たい風が入ってきてしまいます。

071231wasitu01.jpg

床の間と反対側の壁には、ビニールクロスの色分けで竹生島を配しました。
水平線は、700mmの高さ、目の高さに合わせ、
外部の本当の水平線と同じくらいになるようにしました。
 床の間側の押入には山の模様、反対側が琵琶湖、座敷がマキノの平野
というのは後から付けた屁理屈ですが、ちょっとした遊び心を試してみました。
畳縁もちょっと面白い柄を選んでいます。それは実物で確認してください。

関連項目

吉平さんのHPへ
ほんだ建築の実績一覧-旅館吉平増改築工事へ
(MYブログ08/01/06) コストを管理する(吉平さん工事覚書08)
(MYブログ08/01/04) なにげない手摺の形も(吉平さん工事覚書07)
(MYブログ07/12/31) 大広間和室周りのしつらえ(吉平さん工事覚書06)
(MYブログ07/12/30) 大広間の窓と障子(吉平さん工事覚書05)
(MYブログ07/12/29) 琵琶湖の魚料理の形をイメージ(吉平さん工事覚書04)
(MYブログ07/12/28) 吉平さん工事覚書03(地味な寸法の話)
(MYブログ07/12/27) 吉平さん工事覚書02(屋号)
(MYブログ07/12/24) 吉平さん工事覚書き01(法律編)
(MYブログ07/12/06) 撮影
(MYブログ07/11/29) 民家風の室内塗装
 
ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

トップに戻る△

吉平さん工事覚書03(地味な寸法の話)

吉平さんは鉄骨の増築工事、計画は、既存建物の高さの測定から始まりました。

1階から2階の階高は、既存の階段部分をうまく測定して、

2階からの軒桁までの高さは既存の軒桁に近い部分の天井点検口から

天井裏の鉄骨の様子を確認し、測定した上で、設計図を起こしました。

解体工事後、再度寸法を測定しなおしましたが、

工程の関係上鉄骨の加工は原設計のまま進みつつあり、その測定も

設計時の調査がほぼ正確であったことを確認となり、修正をせずに工場加工は進みました。

以前の建物には床の段差がそこここにあったので、

今度はできる限りバリアフリー(床の段差がO)になるよう心がけました。

2階と1階の床高は、下地で少しは調整できるので、そこそこ上手く既存に合わす事ができました。

ただ、出入口の床高さが同じでなければおかしい二間続きの座敷の既存部分の敷居の高さが

微妙に狂っていたので、どの辺りに合わすかに施工時には少し悩みました。

しかし何といっても心配だったのが、屋根の取り合い。

瓦の屋根は段差なく既存の軒先に合わす計画としていました。

鉄骨が上がり、その上に木造の母屋、垂木、を載せ、野地板が既存の野地板に

ぽんとあたり、誤差ほぼ0~2mm程度で仕上がった時は本当にホッとしました。

合って、当り前のことなのですが、正確に直接寸法を当たる場所がなく、

又その測定した場所自体もどれくらいの誤差があるかわかりません。

ピチッと工事でいく所を確認するまでは、中々安心できませんでした。

旅館としては比較的小さい建物ですが、バリアフリーには留意しました。

1,2F共、既存の浴室・脱衣所を除き、段差0のバリアフリーに、

道路面から玄関土間までのスロープ、玄関上框の高さの分もスロープを取り

既存の女子便所の床高を廊下のレベルまで上げ、障害者用のトイレに改装し、

女子便所をもう一つ新たに設けました。
  
関連項目

吉平さんのHPへ

ほんだ建築の実績一覧-旅館吉平増改築工事へ

(MYブログ08/01/06) コストを管理する(吉平さん工事覚書08)

(MYブログ08/01/04) なにげない手摺の形も(吉平さん工事覚書07)

(MYブログ07/12/31) 大広間和室周りのしつらえ(吉平さん工事覚書06)

(MYブログ07/12/30) 大広間の窓と障子(吉平さん工事覚書05)

(MYブログ07/12/29) 琵琶湖の魚料理の形をイメージ(吉平さん工事覚書04)

(MYブログ07/12/28) 吉平さん工事覚書03(地味な寸法の話)

(MYブログ07/12/27) 吉平さん工事覚書02(屋号)

(MYブログ07/12/24) 吉平さん工事覚書き01(法律編)

(MYブログ07/12/06) 撮影

(MYブログ07/11/29) 民家風の室内塗装
 
ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

トップに戻る△

内玄関-KB邸05

最初の頃の打合せで、奥さんが
「玄関に子供の靴が散乱してしまい、見苦しくなるのが何とかならないか」
ということで、玄関の脇に、内玄関をつくってみました。

06KBent03.JPG

写真は、玄関と内玄関を隔てる建具を半開きにした状態、
奥に既製品の玄関収納ユニット(WOOD ONEチェルード)が見えます。
塗り回しの開口に、板戸。
枠は和室造作と同じ米ヒバ(イエローシーダー)、面材は米杉(レッドシーダー)
ハンガー形式の金物を用い、足元がすっきり納まる(下にレールがない)
ようにした片引きの戸です。

ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログへ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

トップに戻る△

カウンター家具-KB邸04

LDKに造り付けのカウンター家具をつくりました。

06KBldk05.JPG

この家具でいろいろなものが隠されています。
電子レンジと炊飯器は孤形の立ち上がりにてお尻が隠されています。

06KBldk04.JPG

縦長の部分には構造柱と、
インターホン・コンセント・湯沸器のコントローラーが収納されています。
ココに設備機器類を集中すると便利だし、
大きな窓や出入口で少なくなった壁面に家具等が自由に配置できるようになったと思います。

 

ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログへ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

トップに戻る△

過去の未来予想

先日竣工したお宅で、「これ付けて下さい」
と、渡されたのが、液晶テレビの壁取り付け用のブラケット金具。
せっこうボード下地だったので、間柱から下地板を取り付け、
その上にブラケット金具を取り付け、無事完了。

1970の大阪万博の頃、未来のテレビとして「壁掛けテレビ」っていうのがあったような。
当時、未来って遠い遠い先のような気がしていましたが、
身近に来てしまうと、割とあっけないものだなー、という感慨を持ちました。
どうも当時少年だった私は、
未来とは手塚治虫さんの作品のような世界をイメージしすぎていたきらいがあります。
実際に当時の未来予想から見てみると、
実現したこと、いや予想もされなかったこと、などもあるとは思いますが、
現実に「過去の未来」に来てしまうと、やっぱりそこは「現在」でした。

 

ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログへ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

トップに戻る△

ハンガーパイプ

ハンガーパイプって、どうやって付いてるとか、余り気にした事ありませんでしたが、止める金具って色々あるんですね?
上から吊るすのや、壁につけるのやら。
長いハンガーパイプ用に、真ん中で支えるの部品もあったりします。
太さも色々です!!
壁につける金具は、はずす事が出来るような形の物もありました!
ハンガーパイプ一つとっても、色々工夫して作られてるんですね~^^

☆沖田☆

 

 

ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログへ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

トップに戻る△

家具

今日は家具屋さんの邪魔にならないように、荷物をよけに行きました。
ついでに、組み立てた家具を運び込むのを手伝ったのですが、
天井までの高さの棚があったんです。
勿論運ぶ時は、横にして家の中に入れたのですが……
天井までピッタリの高さだと、立てる時に天井に引っかかっちゃうと思ったら、
ちゃんと数センチ低くなっていて、ちゃんと立てれるようになってました!
ちゃんとそういう事を前もって分かって作ってるのが凄いと思いました。
きっと私なら、立てる時に気づくような気がします……(汗)

今日の、現場でちょっと凄いと思った事でした^^

☆沖田☆

トップに戻る△

NTTの設計仕様で(H14.6.8)

外部スチールドアの下枠のみならず、
縦枠下30cm位をステンレス鋼板とし、上部のスチール縦枠と溶接し、ペンキで塗ってしまう。
仕上がりは、スチールドアと見分けがつかない仕様は、
明治時代の逓信省から続く、官庁営繕の伝統を感じました。

 

ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログへ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

トップに戻る△