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レンゾ・ピアノのポンピドーセンター

(昨日の続き)
そんな、世界的に有名な外国人建築家の建物を初めてじかに見たのは、ポンピドーセンターです。

パリの町並みの中で、露出して、カラーリングの施されたパイプ類を、計画する大胆さに感服。
でも、パリのあの場所に設計者も施主も本当に必要としていたのは、
あの前庭だったのではないでしょうか。
パリの町並みを立面的に良い引きでもって見れる場所は数少ないのと、歩いて感じていました。
新婚旅行の一日のフリータイム、嫁さんをパリの街中、引きずり回し、
十数本のフィルムの中に、ホンの数枚しか嫁さんの写真がない、
それも、あそこもここもとあわてていたせいもあって、ピントが建物の方に合っている、
という惨状で、夫不信の萌芽を植え付けた、ある日の感想です。
航空写真を見ると良くわかるのですが、大きな前庭があります。
通りから一点透視法の形で、少しうっとうしい感の、パリの町並みは何処でも見られるのですが、
真横から開放的な感じで立面的に見ることが出来たのはこの広場だけだったようなきがします。

近くで見てハッと思ったのは、
シースルーエスカレーターを受ける、鋳鉄と思わしき巨大なキャンチレバーの梁です。
はじめ人間ギャートルズにでてくる動物の骨をイメージさせる形です。
日本なら、溶接のH型鋼かトラスなどを使いそうな部分ですが、
それを見てヨーロッパの鋳造の伝統を感じたようなきがしました。
それはその前に、メトロ入口のようなアールヌーボーの作品や、
ビルを飾る鋳造や鍛造の鉄格子をいくつも見ていたからかもしれません。

設備系のパイプが露出した外観は、意匠と設備との幸せな融合というような評価が高いようですが、
実務的には、
外部は雨や埃などの影響を受けやすいところ、シンプルな外皮で囲う方が良いと思います。
また設備にしても、大きなセントラルの設備でビル一棟配管やダクトを引きずりまわすのではなく、
必要な場所に小さな機械を置いておき、
設備更新のときも、エレベーターを使える大きさ程度の機器に納めていくが、
合理的ではないかと思っています。
配管やダクトなどにしても、室内にあった方が、
外部の影響は受けないことはもちろん、足場としての床があり点検もしやすいのですが、
ポンピドーセンターのような形だと、改修の時には巨大な足場が必要なきもします。

ただ、現在の日本の状況では、ゆとりあるそのような設備スペース、
(縦シャフトや、天井高を少し高くした設備階のようなスペース)
は、当然床面積にカウントされることから、民間では無理矢理押し込められたり、
そのような理由から外部に放り出されていることがままあるようなきがします。
それらは、本当のビルの長寿命化とは、反します。
駐車スペースの容積対象免除と似たような仕組みがあれば、
もう少しゆとりある設備スペースが可能なような気がしないでもありません。
しかし、そのようなことをすればまた、元東横イン経営者のような方が悪用を考えるかなー、
法律はイタチごっこの側面があるなー。

久しぶりに、76年発行のa+u、レンゾ・ピアノ特集をぱらぱらと見返してみました。
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現代建築の系譜(フォスター&ピアノ)

一昨日の近江環人の講座は、太田浩史先生という方の講義でした。
現代建築デザインと環境との関わりの歴史というような内容でした。
学生時代に戻ったような何十年ぶりかのこのようなお話に、
何だか懐かしい思いをしながら聞いていました。

ただ、ノーマンフォスターが、フラーに師事していて、
30セント・メリー・アクスというロンドンの高層ビルが、
フラーの考えていた環境制御装置としてのドームの、フォスターなりの回答で
フォスター自身が、30年の時を経て師匠へこういう形で結果を出すことが出来てこの上なく嬉しい、
と語っている、というようなこと。

レンゾ・ピアノは、ルイス・カーンの事務所で、5年間働いていて、
多分、キンベル美術館設計の過程を見ていたはず。
そして、レンゾ・ピアノが設計したメニル・コレクション美術館は、
最初はカーンに依頼されたが、その死と共に頓挫した。
その後色々な経緯を経てピアノに依頼された。
この建物は明らかに、キンベル美術館を意識して作られている、というようなこと。

環境へのかかわりの技術と精神が、このようにして伝承されているという
人間ドラマのようなお話は、初耳のことばかりで、興味深いものでした。

ただ、私の中で「歴史」というカテゴリーの中にしまわれていないものが、
「建築の歴史」として語られる事に、何か面映いものを感じました。
それは、子どもの教科書の中に、プラザ合意・ドルショック・田中角栄などの文字を
始めて発見したときと似ていました。

(明日へ続く)

関連HP (敬称略)
仙台建築都市学生会議>インタビュー太田浩史
東京ピクニッククラブ(主宰 太田浩史)
ノーマンフォスター-Wikipedia
バックミンスター・フラー-Wikipedia
30セント・メリー・アクスビル-Wikipedia
レンゾ・ピアノ- Wikipedia
ルイス・I・カーン - Wikipedia
キンベル美術館HP(英語です)
横澤設計室>私の建築紀行・キンベル美術館
メニル・コレクション美術館HP(英語です)
97建築展-メニル・コレクション
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こんな所に岡本太郎が生きていた

昨日は、息子の就職のことで、吹田市へ。
道を歩いていたら、ひょっと下水道のマンホールが目に付いた。
090405suita.jpg
こんな所に、1970大阪万博の太陽の塔が生きていた。
吹田市の、永遠に残る岡本太郎氏の作品。
物は滅びるかもしれないが、インパクトのある作品は、それにまつわるイメージと共に、
様々な形に残り、継承されて行く。

ただ、これでは「爆発」はしていないようですが

お祭り広場や、その太陽の塔に穴を開けられたメガトラスの大屋根が
当時既に巨匠であった丹下健三と有名な構造設計の大家坪井善勝
そして若き日の磯崎新等の作品であったことは、ほとんどの人々の頭には残らない。
関連リンク
太陽の塔(個人の方のページ)
◎月刊・お好み書き 2000年6月号 特別寄稿 太陽の塔について考えること
岡本太郎記念館
川崎市岡本太郎美術館
懐かしの大阪万博 EXPO70 日本万国博覧会 EXPO
70年万博タイムスリップ | 独立行政法人 日本万国博覧会記念機構
日本万国博覧会会場マスタープラン日本KTA : 丹下健三・都市・建築設計研究所 作品
EXPOSE2002 夢の彼方へ ヤノベケンジ×磯崎新
技術と芸術の融合した建築構造の最前線(丹下健三+構造設計坪井善勝の作品群)

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道端にゲージュツを発見しました

車で走っていると、ゲージュツの香りを発散しているものを見つけてしまったので
ケイタイで撮った写真をUPして見ました。
090210koya.jpg

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日常使いのコーヒーカップ

安物のいつも使っているコーヒーカップのことについて

いつもこのコーヒーカップを使っている。
安物の大量生産のプリント柄の少し大振りのカップである。
これに普段はインスタントコーヒーにミルクを入れて、
少し気分を変えたいときには、ドリップでコーヒーを入れる。
そんなに器に趣味があるわけではないのだが、これにすることになる。どうしてかと考えてみた。

080505cup01.JPG

◎大きさがいい。仕事中ワリとがぶがぶと飲んでしまうのだが、
小さすぎて、もうなくなってしまったという感じでもないし、
大きなマグカップのように、要らなくなってしまって、
気が付いたら、冷えたのが底に残ってしまっているということもない。
胃の満足する大きさと合っている ような気がする。

◎取手が普通。変にデザインされていて人差し指が入りにくいようなものはキライなので。

◎つるりとしている。創作カップなどで、
備前風や信楽風で土のザラザラ感が唇に当たる感触はあまり好みでない。
普通がいい。

◎縁の厚みがちょうどいい。
マグドナルドのコーピーカップのように、あまり分厚いやつが、どうも唇とのなじみが悪い。
有田焼の磁器のように、あまり薄すぎるのも日常に使うには上品過ぎる気がする。

◎最後の一滴がうまく飲める。
筒型のデザインのコーピーカップは、そうとう傾けないと最後の一滴が飲めない。
ティーカップのような形のものは、
最後と思って何気なく飲もうとして傾けすぎて唇からあふれてしまったりする。
カップの下のすぼまり具合が、自分の飲み方に合っているというか、
このカップでの飲み方を知らず知らずのうちに、自分の標準にしてしまっているのかもしれない。

◎嫁さんが買ってきてくれたから。身の廻りのものを自分で揃えないたちである。
ただ、嫁さんに聞くと、「似合うと思って買って来たのにちっとも着ない服がある。」
こともあるそうである。

ちょっと、カップを眺めながら思い付いたら
自分の設計する際の考え方と通ずるものが多いような気がしたのでまとめてみました。

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木のコースター、ドイリーを販売することにしました。(MYブログ08/04/17)
   カップの写真の下の木が、米松(ピーラ)柾板のコースターです。
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知恩院のモニュメント

先日、近所のお坊さんが、総本山知恩院で
法然上人の御忌(ぎょき)法要の唱導師をするという大役があたったということで、
市内の浄土宗の信徒が、団体でバスを何台も連ねてお参りしました。
「たいそうなことやな、そんな大仰なことなのか。」
とは思いながらも、今までは全て親任せ、亡くなってからは
こういう行事は初めてのことだったので、訳もわからずついて行きました。
070417chioin.jpg
写真は、お寺の向かいある合掌の形のモニュメントから山門を写したものです。
「ただ、往生極楽のためには 南無阿弥陀仏と申して、疑いなく往生するぞと
思いとりて申すほかには、別の仔細そうらわず」(法然上人一枚起請文より)
という、念仏することが本旨という浄土宗の教えをカタチにした、
いい現代風のモニュメントだと思って作者を調べてみましたが、わかりませんでした。

法要は大そうなものでした。
知恩院の御影堂(みえいどう)という一番の大きな建物の内陣の本尊のまん前に
その近所の坊さんが、
その左右両脇にそれぞれ100人づつほどのお坊さんが着座し、お経を唱えると、
それは荘厳な雰囲気でした。
父と田舎町の政治談義をアテにを酒を酌み交わしていた近所のお坊さんも
偉いもんにならはったもんやなー、と感心してしまいました。
最後に、いつも法事などでいつもある、
「勧進(かんじん)の施主(せしゅ)は、○○一郎及び○○家先祖代々、」
というのが、外陣に参拝している数百人全てに対して延々と唱えられ、
自分の名前が呼ばれた時はそれなりに嬉しかったのですが、その長さには閉口しました。
その日、一日は敬虔な浄土宗信徒になった気分でした。

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ガソリンスタンドがオブジェに

近所のガソリンスタンドさんが廃業されてしまいました。廃業して間もなく、
エネオスの大きな文字とオレンジ色のストライプが真っ白なペンキで消されてしまうと、
その物体は見事にオブジェに変身しました。
070413gasstasion.jpg
白く伸びたキャノピー(ガソリンスタンド上屋)、
独立した真っ白のブロック塀、4本並んだ通気パイプ。
それらの清々しい雰囲気は、近代建築黎明期のリートフェルトの作品、シュレーダー邸
屋根や壁、手摺の鋼管のイメージと重なりました。
「物に通俗的な意味が消されてしまうと「ゲージュツ」に生まれ変わるよなー。」
と現場へ行く車中で同意を求めると「ソウデスネ」と納得した様子。
シュレーダー邸かどうかは別にして、その物の発する何かを似たように感じていたらしい。
その何かとは、
小便器を横において展示した作品、デュシャンのレディメイド「泉」と共通するものだと思う。

(追記)シュレーダー邸の解説を読んでいて驚いた。あの小品が世界遺産だという。
それなら、コルビュジェ・ライト・ミース・グロピウスなどが遺した近代建築の有名な作品は、
どれもこれも世界遺産にしなければならないような・・・

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クリエイトとは、後衛の建築家

世の中は、才能のある人ばかりではない。
いや、ホンの一握り以外は凡人で、その集団が実際は社会を動かしている。

吉田研介という建築家がいます。
その方が編集された、建築知識別冊・建築ノート1・デザインテクニック
という本の前書きにこのような文章が掲載されていました。
(79年発行の本なのでもう絶版になっています)

・・・スポーツでは、守備の位置で前衛とか後衛とか言うが、
芸術の世界では、後衛ということはあまり言わない。
建築家でも前衛と言えば何人かが思い浮かぶが、
後衛の建築家は誰だろうと言われてもピンとこない。・・・
・・・スポーツでも前衛というのは、守ることより攻めることが役割であり、
少々無茶をやっても、進んで攻めなければならない。・・・
・・・私は、後衛の建築家をこう考えている。
それは、毎日着実な手法と定着した価値観に基づいて建築を作っている人たち、である。
新しいものに向かって仮説を立て、提案を試みようとする前衛の建築家に対して、
既に検証済みであるか、あるいは、少なくとも世に発表されたものを見て、
それを受けとめる形で自分も応用してみようとする建築家、
私はそれを後衛の建築家と呼ぶ。
ところで、着実とか、定着したと言っても、惰性や慢性とは区別しなければならない。
うっかりしていると、
着実で定着したと思っているものが、惰性や慢性に陥っていることがある。

何も、常に新しい提案を皆がし続けることはない。

しかし、前衛が切り開いた道を辿るにしても、適切な応用と正しい理解を怠けて、
表面的なものにだけの追随をしたのでは、惰性や慢性に陥る。・・・

この一文は、才能あるクリエイター(ここでは前衛の建築家)とは異なる、
一般の人間(ここでは後衛の建築家)のよって立つ位置を明確にしてくれます。

何かすばらしい未知なる物を作らなければならない
という強迫観念のようものにさいなまれていた、
若い当時の私に、大きな安心と明確な指針を与えてくれました。
そうだ、有名建築家だけで世の中全部の建物なんて建てられない。
「着実な手法と定着した価値観」でこつこつと創り続け行けばいいのだと。
そして、「惰性や慢性に陥る」ことのないよう、気を付けながら。
それは例えば、宇多田ヒカルの歌詞に感じたように、
常に新しい良いものに感動する心と、何がどう良いかということの分析を、
建築に対しても、持ち続けていくことだと思う。

才能・クリエイトとは No1 宇多田・賛(MYparsonalブログ07/3/20)
才能・クリエイトとは No2 脚下照顧 (MYブログ01/12/31)
才能・クリエイトとは No3 妻に叱られる(MYparsonalブログ07/3/21)

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国連本部ビルとゲルニカのタペストリー

近頃、時節柄国連本部がよくTVに映る。
アレはコルビジェ(建築を志す人は必ず知っている建築家)の作品。
そして、政府の高官がインタビューを受けている後ろには、
ちらちらと、モノクロームのピカソのゲルニカの壁画が見え隠れする。
guernica1937pradomadryt3bx.jpg

あの絵を見て、みんなが「正しい」決断をしてくれればと願う。
それは「正義」の名の下の行動ではなく、
対立する全ての人々の最大が平穏無事な生活を送るための手法であるべき。

建築より絵画の方が世界に対する波及効果は大きいのかもしれない。
建物で、あのメッセージは伝えられない。

追記09/04/25
このブログは、イラクの占領統治移行時期に書かれたものです。
このページにリンクを付けるのに少し調べてみたら、
ニューヨーク国連本部、安全保障理事会ロビーにあるゲルニカは、
タペストリーで、かつモノクロームではなくカラーだそうです。
人間というのは思いこみでという色眼鏡で、世界を見ているようで、
自分の中の建築的常識と美術的常識で
大きい壁面を占めているからタイルの壁画、原画がモノクロだからニューヨークのそれもモノクロ
だと思い込んでいました。

関連リンク コバヤシ建築HP>広報コバヤシ03/03/18ゲルニカが隠蔽される
 このコラムは、イラク開戦時のもの。
 建築や美術に関わる者は、似たような視点を持っていると改めて思ってしまいました。


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安曇川「たいさんじ風花の丘」オープン

安曇川「たいさんじ風花の丘」オープンという記事がありました。
高島市安曇川町田中泰山寺のこのあたり
高島市食と農の交流施設「たいさんじ風花の丘」という施設が
7月15日(土)にオープンするそうです。

こんな建物です。
写真の出典は、湖西・森と里と湖のミーュジアムミュージアムブログ【本館】です。

P1030197.jpg

市の事業自体については何ら不満もあるわけではありませんが、
どうしてこんな建物になってしまうのだろうと思いました。

◎多分4~5年もすれば、壁の上の方から、雨と埃による汚れが付き、
 みすぼらしくなってしまうのが目に見えている、形態と色彩。
◎看板や案内表示一つ、貼り付けてしまったら、
 すぐにみっともなくなるような、洗練されすぎたデザイン。
◎このような形を木造で作ったら、どこかで雨漏りがしそう。
 木造は風や地震・積雪などの外力や、気温などの環境の変化により、
 変形を繰り返します。変形の繰り返しによる亀裂が雨漏りを発生させます。
 その繰り返しの変形に耐える「形」が、木構造の建物には求められると思いますが、
 この建物の「形」は、一見した所、
 それらに対して安全な「形」にはどうしても見えません。

公共の建物なのに、なんでこんな形を作ってしまうのだろう。
設計者のデザイン力があることはわかりますが、
今後長きに渡って風雪を耐え忍ばなければならないものに、
原寸大の模型のような建物を作ってしまってことに、疑問を感じます。

一般的な話として、ある一面では、公共が若手のデザイナーのパトロン的存在となっている
ということがあります。
そこから、大きな建物を手がけられるようになった建築家も多いのではないかと思います。
でも、その残された建物には、未熟な部分が残ってしまい、メンテナスに苦労するという話は、
そこココで聴かれます。

公共の建物は、新築する時は、色々な補助金などを使って、事業費が出ますが、
なかなかメンテナス費用が出ません。
民間なら、利益が出れば、そこでメンテナスをして継続する、
出なければ、細々と営業しつつ最終的には閉店、ということになります。
しかし、公共の場合、例え利益が出ても、それは運営者の利益であり、
そうなれば地域の活性化に寄与した建物ということにはなりますが、
それを「メンテ費用として積み立てる」というお金の流れにはなりません。
メンテはまた市で予算を組んでという話になるのです。
そして、このような金額の建物は、野菜を売っているだけでは、
多分、普通の会計でいう「減価償却」すらままならないはずです。

ですからなおのこと、メンテナスフリーに近い建物を作る必要があると思うのですが・・・
最後になりますが、出来たからには、繁盛することを祈念いたします。

メンテナスフリーについての関連記事 自慢話を一つ-マキノ駅前駐輪場
「現代建築」の形についての関連記事 渡辺篤史さん

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