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瓦葺き替え奉告祭と献堂式(神道とキリスト教)

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100727jinja.jpg

明日(7/28)に川裾祭を控え、
今日、唐崎神社の手水舎の瓦葺き替え工事が終り、奉告祭が斎行(さいこう)されました。
こういう儀式に参加すると、いつも思い出してしまうことがあります。

キリスト教の献堂式です。
昔、関西の教会の団体の方が小学校の木造校舎を移築して
セミナーハウス的に利用する事業のお手伝いをさせてもらったことがあります。
基本的に、ほとんど信徒の方々のボランティアの労務で建設され、
棟梁は、たしかニュージーランドかどこかの大工さん兼現場監督兼牧師の方。
数ヶ月常駐して完成に至りました。
竣工式にあたる献堂式に招かれた際、何度も 主」 に向かって、
我々に新たなお堂を与えてくださってありがとうございました
という趣旨の言葉の後に信徒の皆様がアーメンと唱えられました。
みんな自分達の努力でここまで漕ぎ付けることが出来たのに、
何でそのような論理になるのだろうと、
私は、その宗教観が理解できず、苦笑いをこらえながらて、
後ろの方でその式を見守っていた記憶が今も残っています。

つい、そのことを思い出して祝詞を聞いていると神道では

「敬虔な氏子ら」が、長年雨風なさらされた屋根が傷んだので修理し奉納致します。
この良き日に、瓦葺き替えの完成の奉告を致します。

というような意味。
当り前のことかの知れませんが、こちらの方がすんなり私の心情に入ってきます。
色々に理屈はあるのだろうが、
あのキリスト教の祝詞?には、遠くて受け入れがたいものを感じました。
信徒の方個人々々と、日常会話や事業遂行のための打ち合わせをしている時には、
そのような違和感は全くなかったのですが・・・
さて、
氏子のひとりでもある私のここでの仕事は、建物を見て最低限の修理をどうしよう、というもの。
神社やそれを守る氏子も経済的負担は、少ないにこしたことはない。
瓦がずれ、雨も漏っていた屋根は、野地板や淀矢・登桟は、腐った所もあるので、全て取替え。
反ったタルキは、かなり古そうだが、腐ったりはしていないようなので、今回はそのまま。
瓦は、本式なら小さな建物なので細かい瓦(72枚版位の大きさ)が似つかわしいのだが、
ここでは、普通の大きさ(53a版)とし、材質は三州のいぶし瓦とした。
鬼瓦の鳥休みと熨斗瓦の青海波や車袖瓦は、少し形は違うが、
昔のイメージを踏襲できていると思う。
棟札には、明治25年に、当時の区長がこの手水舎の建物を奉納した記されていた。
約120年前である。

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川裾の季節便り>川裾祭 白拍子舞のお知らせ 2010.7
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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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マムシに咬まれた人の手

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いつも、お元気で良くセカンドハウスを利用されるご主人から、朝早くに電話。
声に、いつもの張りがない。
「今、大津の日赤にマムシに咬まれて入院してる、これから退院できるのだが、
一度、別荘の方に寄りたいので、鍵を貸してくれないか」とのこと。
「駅まで迎えに行きますよ。」と返事して、時間に今津に向った。
車中での「どうされたんですか?」との問いに、問わず語りの一部始終。

セカンドハウスの近所に、ミョウガが出るとこがあるンや。
いつもやったら、用心して長靴でガサガサしながら分け入るんやが、
その日、土曜のことナンやけど、その部分は雑草も短く、
ミョウガもまだ出るかでないか、の時期やさかい、
ちょっと、手でガサガサやってしもうたンや。軽率やったなー。
そしてら「痛タ!」や。
最初は、葉っぱでの切り傷か、ムカデにでも刺されたか、と思ったんやが、
傷口から血は流れ出す、その傷口もムカデに刺されたどころのことではない。
姿って、全然わからんかった。
それでもこれはもしかしたらッと思って、
以前、マキノ病院にマムシの血清もあると聞いていたんで、
とりあえず、マキノ病院へ行ったンや。
しかし、マキノ病院には、それがない。
高島病院は、血清はあるんヤが、休日で先生がいない。
長浜か大津かどちらか、とのことで、後の足のことも考えて大津に行ったンや。
とりあえずの解毒剤?を打って救急車や。
こういうのの待つ時間は長いなー。

昨日退院の予定やったんやけど、血液検査で、まだ毒の成分が残っているとのことで、
今日になったンや。
日赤では、今年4人目や、っちゅうことやった。
それまではなかったが、梅雨の時期からバタバタッと、患者が出たそうや。

とりあえず、こんな手をしておられました。
100720mamushi.jpg

田舎に住んでいると、色々話には聞きますが、
本物のマムシに咬まれた状態の人を見るのは初めてです。
腕やひじもまだ曲げにくそうで、シートベルトの脱着がまだ一苦労という感じでした。
おしゃべりは、特段どうということはなかったのですが、
少し、まだしんどそうではありました。(災難から4日目)

話はちょっと前になりますが、植物観察で専門の方に聞いたら、こんな事もおっしゃっていました。

山で、危ないのはある時期のハチぐらいです。
マムシは危険と思われていますが、
鎌首を持ち上げているところへちょっかいを出すようなことさえしなければ、
良く見ていれば、向こうのほうから逃げて行きます。
ハチはそうは行きません。攻撃してきます。
とりあえず、近づかないこと、刺激しないことです、と。

結局は、このご主人は、ご本人もわからないうちに、
突然マムシのテリトリーを犯してしまったのでしょう。

この季節は、動植物も活発化しているようです。
とりあえず、観察するような目を常にもって、十分お気をつけ下さい。

関連MYブログ

◎08/08/01夏、羽ありやスズメバチの飛ぶ季節になりました

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Who am I ? (about myself)

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一昨日(2010/7/18)は、おうみ未来塾の塾生さんを海津に案内しました。
一泊二日のカリキュラムの一日目、
滋賀県立大学の地域診断法というプログラムの講義と、その例としての海津地域案内。
その地元ガイドをしました。
始めての皆さんばかりなので、どうしようと思い、一夜漬けで名刺よりちょっと詳しい内容の
☆ Who am I ? ☆というチラシのようなものを作ってみました。

考えてみれば、この仕事用のブログにも使える! と思ったので、同じ内容をUPします。

☆ Who am I ? ☆ (本業の活動について)
◎有限会社ほんだ建築 代表取締役  H14~現在。
  地元マキノでセカンドハウスの建築や公共工事の設計に携る。(私を含め2名で運営)
  S52国立岐阜高専建築学科卒業後、建築畑一筋。
◎保有資格(個人)・一級建築士・宅地建物取引主任者・建築積算資格者
◎保有資格(会社)・一級建築事務所・一般建設業・宅地建物取引業
◎仕事関連の会
自立循環型住宅研究会 会員(エコ・省エネルギー住宅を学ぶ)
木考塾 会員(木造在来工法の今と未来を考える)
◎仕事関連受賞歴
・H7 マキノ駅前アミューズメントプラザ 建設大臣選定「手づくり郷土賞」受賞
  (㈲ゆー空間建築事務所在籍時)
・H7 I邸 滋賀県主催 「麗しの滋賀建築賞」受賞(㈲ゆー空間建築事務所在籍時)
・H22 滋賀Web大賞2010 企業部門 入賞(下にその表彰状)
100720webtaisho.jpg

☆ Who am I ? ☆ (本業以外の活動について)
◎海津・西浜・知内地域文化的景観協議会 協議員
 H20設立時からの協議員 現在広報を担当し、地域に向けの会広報「いしづみ便り」を発行
◎マキノまちづくりネットワークセンター 会員
 一昨年から今年にかけての受託事業、海津物語(地域パンフレット)作成にチョコッと係わる
滋賀県建築士事務所協会 ・理事 H22~現在 ・グループ長 H16~現在
 ITホームページワーキンググループ運営委員長として、現在の協会HP立上げ&運営に係わる
高島木の家づくりネットワーク 会員
 H21設立時から参加し、基準作成部会部会長として「高島木の家基準仕様書」の作成に係わる
◎知内区 H17~H22.3 協議員・区長代理者(区長さんの補佐・秘書役)などの役をもらってしまい
  自治会の運営に係わる。数年役職が続いたので現在は無役。
◎その他
高島市商工会 H18~21.3 理事
・ 高島市都市計画審議会 委員 H18~現在 公募委員として参加
滋賀県立大学 地域再生学座「近江環人」を受講。H21.9~H22.8(予定) 
  本年、コミュニティアーキテクト「近江環人」の称号を受ける予定。

関連MYブログ & HP

◎10/07/21Who is my son ? (about my son) 桂優々(MYパーソナルブログ)
◎10/07/19おうみ未来塾で海津をガイド
◎10/07/11ネムノキの花の季節です
◎10/06/06このHPが、滋賀Web大賞2010の企業部門入賞
パーソナルブログ>近江環人(地域再生学座)
滋賀県地域情報化推進会議>滋賀Web大賞2010の審査結果を発表します
クラブエナー このHPは、クラブエナーさんに作って頂きました

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湖北の平野に奇妙の尖塔が(東阿閉公民館)

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これ、何だかわかります?
ヨーロッパではありません。日本、それも滋賀県湖北の片田舎にそれはあるのです。
100713yanmar2.JPG

10ヶ月、毎週彦根に通った事になる。その通り道で、とても気になった建物がある。
湖北の平野のど真ん中に、その景色にはどうしても馴染まない尖塔。
遠望からではあるが、いつも、あれは何なのだろうと、思っていた。
もう通わなってしまう日も近くなったので、この前の週末、近くまで寄ってみる事にした。
100713yanmar1.JPG

建物は、東阿閉公民館と書いてあった。
ヤンマーの創業者が、自分の生まれた村に寄付したものらしい。
100713yanmar3.JPG
昭和27年完成、
とのことだがそんなに古いとはとても見えない。最近、化粧直しをしたのだろうか。
100713yanmar4.JPG
内部は非公開とのことですが、
それも相当凄いものらしいというのが下記のHPの写真からも想像されます。
功成り名を遂げた、明治の人間の
強烈で素直な西欧文明への憧憬と内なる大和魂が、そのまま建築になったような建物のようです。

関連HP
竹中微風とその時代>ヤンマー会館の見学

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滋賀県立大学ぶらぶら04(PLANTEC編)

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昨年9月から、滋賀県立大学の近江環人という社会人講座に通っている。
滋賀県立大学は、内井昭蔵をマスターアーキテクトとして
・センターゾーン(Aブロック)-坂倉・滋賀設監共同設計事務所
・環境科学部(Bブロック)-大江匡/PLANTEC
・交流センター/人間文化学部棟(Cブロック)-浦辺設計
・工学部/体育館(Dブロック)-長谷川逸子・建築計画工房
がそれぞれ設計されたそうです。日本の有名な建築家(設計事務所)ばかりです。

今日は、その中で、大江匡/PLANTECの設計されたあたりを

第1印象はこんな感じ
100703kendai1.JPG

それぞれの棟が並行ではありません。
100703kendai5.JPG

学部の管理・中央棟は、大きなアーチ型の屋根がかかっています。
100703kendai6.JPG

そして、それぞれをうねった廊下で繋げています。その内観と外観。
廊下の天井は亜鉛鉄板の小波、いわゆるトタン。
でもどうやって吊り上げているのかわかりませんが、下からは釘頭などは見えていません。
その辺が、やっぱり、素材は超ローコストでも扱い方が違う。
100703kendai2.JPG 100703kendai7.JPG

うねうねと曲がった廊下の屋根と学部管理棟の大きなアーチ屋根
100703kendai3.JPG

そして、所々に、ドーム型のミーティングルーム棟が、配されています。
100703kendai4.JPG

関連MYブログ
◎10/07/03 滋賀県立大学ぶらぶら04(PLANTEC編)
◎10/05/22 滋賀県立大学ぶらぶら03(浦辺設計編)
◎10/05/20 滋賀県立大学ぶらぶら02(長谷川逸子編)
◎10/04/18 滋賀県立大学ぶらぶら01
MYパーソナルブログ>カテゴリー> 近江環人(地域再生学座)

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RC(鉄筋コンクリート)とSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)

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オールアバウトの専門家相談(悩み解決ナビ)、というのに久しぶりに答えてみました。

Qes-マンションの建物構造は、低層(6階まで)はRCで、
それ以上の高層はSRCであったと記憶していますが、最近は15階でもRCで設計されている。
姉歯事件後は、耐震、免震せいからゆるくなったように思うのですが、何がどう変わったのですか?
RCの限界はあるのでしょうか?

Ans-高層棟はSRC,低層棟(6階まで)はRCということでしょうか?
それとも、SRCとRCの混構造の一つの建物ということなのでしょうか?
取り合えず、話を進めます。

◆技術歴史的なお話になります。

コンクリート強度は、現在でも一般的には210~240kg/cm2
そして以前(1990位まで)は高層と呼ばれる10F程度の建物に使われる少し特殊なコンクリートでも360~450kg/cm2というのが、
コンクリートというものの素材の常識でした。
当時のコンクリート強度から導き出される高層住宅のイメージは、
地震力荷重が大きい下層階は、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造で、そして
地震力荷重が比較的に小さくなる高層階は鉄筋コンクリート(RC)造層階で、ということになります。
ですから、1980頃の超高層(20~30F)などのマンションを建設するパイロットプロジェクトは、
鉄筋コンクリート構造ではなく、純鉄骨造でした。
兵庫県芦屋市にある高層住宅群(芦屋シーサイドタウン)が、それです。

MYブログへリンク10/01/17おのぼりさんが芦屋へ行った

建築価格の一般的な考え方からすると
100m2以下で小さく区切られ、耐震壁(地震荷重に対抗できる強度を持った壁)が
それなりに配置できるマンションなどの平面プランの建物は、
純鉄骨造や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造より製造コスト的に
鉄筋コンクリート(RC)造の方がでメリットがあります。そこでその後、
鉄筋コンクリート(RC)造高層マンションを作れないかという技術課題が設定されたようです。
結果として、コンクリート強度を上げる技術開発が進み、
現在では高層マンションに使われるコンクリートの強度は600kg/cm2とか、
場合によっては1000kg/cm2近い強度のコンクリートが開発され、
それらと、高強度の鉄筋を組み合わせた、
高層の鉄筋コンクリート(RC)造のマンションが建築できるようになりました。
「RC,タワーマンション」で検索すると45階建てという建物も建築されているようなので、
不動産経済的や都市計画法や建築基準法の高さの規制で、階数が決まっていて、技術的には、
ほとんど鉄筋コンクリート(RC)造で対応可能である、というのが現状のように思われます。

◆鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造と鉄筋コンクリート(RC)造との混構造について

阪神淡路の震災は、
世界的に見ても初めてに近い大都市の高層建築群へのデータがちゃんと取れた地震でした。
日本という地震大国で、多くの地震計が配置され、どのような地震がこの都市を直撃したか、
そして実際の建物がどのような被害を受けたか、という多くのデータが残りました。そこで、
かなり珍しい被害形式の報告された事例に、神戸市役所の中間階の崩落というのがあります。

リンク ある建築家の見た阪神大震災(6) 神戸市役所

この建物は、崩壊した階の上部は鉄筋コンクリート(RC)造、下部は鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造で
その構造が変化する階においての柱の強度の極端な変化に原因があったといわれています。
ただ建物が1957年と相当古く、構造計算自体の地震力の評価も当時はあまり大きくなかったのも
原因の一つではないかともいわれています。
一概に、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造と鉄筋コンクリート(RC)造との混構造に
問題があるというのではありません。
神戸の震災でも、昭和57年以降の耐震基準で構造計算された建物では
どんな種類の構造の建物でも致命的な被害はほとんど報告されていません。
しかし御質問の建物が、昭和57年以前の建物であるならば、耐震診断といういうことをされるのも、
今後も安心に住まわれるためのよりどころになるのではないかと思います。
ただ、それには費用もかかりますし、
マンションは権利者も多くそのようなことが中々進まないのが現状です。

リンク 国土交通省>マンション耐震化マニュアル

◆最後に、現在の地震関連の技術について

日本のEディフェンスという姫路にある施設は、
20m位の建物なら、実物大で建物の地震が再現出来る装置です。
そこで、JR鷹取波やJMA神戸波という地震波は、実際に震災の時に記録されたもので、
最大級の地震波として、
良く実験に使われる地震波です。こんなすごい実験が、日々行われています。
独立行政法人は、最近無駄使いなどと良く槍玉に挙げられるのですが、こういう施設には、
今後もちゃんと研究費が回ることを望みます、ということも含めてここに書いて見ました。

独立行政法人防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター>研究内容>加震実験映像

関連MYブログ 地震関連で一般の皆様にもちょっと読んでもらいたいな~という記事を
◎10/03/17 やっぱり、Eディフェンスというのはスゴイ(耐震補強講習会報告end)
◎10/03/15 ロングスパンPC屋根版の崩落(耐震補強講習会報告03)
◎09/08/11 今日は、科学的地震予知を始めて行った日となりました
◎08/05/19 四川関連の地震報道を笑う。あまり笑ってもいられないのですが
◎08/05/17 四川省関連の地震報道のちょっとおかしいと思うところなどを
◎07/08/01 他山の石、刈羽崎原発
◎07/07/17 きのう地震があったので(琵琶湖西岸断層帯・活断層-私見)
◎04/10/30 地震と建築構造法規は追いかけっこ(15.8.3) (16.10.30追加)

ホーム » 実績一覧 » 06 Kマンション改修コンサルタント

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田んぼの環境、植物学者の目

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少し、山や木の環境とは違う話題なのですが
先日、海津西浜知内文化的景観協議会で、自然観察会をしました。
講師には、滋賀県立大学の野間先生をお迎えしました。
先生は、植物学がご専門で、私の地元の周辺には、沼・砂浜・田んぼ・素掘りの小川・湿地など、
様々な種類の喫水域があり、それぞれに多様な植物相があるとのことでした。

それはそれとして、下のような田んぼの景色を見て、先生がこんなことを説明されました。
100623ta4.JPG

上の写真の左側のあぜの詳細
「こちらはの田んぼのあぜは除草剤が使われている。
本来の日本の雑草が除草剤によって根絶やしにされ、
その後から入った繁殖力の旺盛な外来のイネ科の単一の植物が繁茂している。」
100623ta2.JPG

そして、右側のあぜの詳細
「それに比べ、こちらの田んぼは除草剤を使わず、丁寧に草刈がされている。
アザミ・ヨモギ・スギナなどなど、昔からの日本の種の雑草が混合して生えている。」と
100623ta3.JPG
 
確かに良く見ると生えている植物の違いがわかるのですが、
食べるなら右側の田んぼの米、
そんなことがこの景色をパッと見てわかってしまう植物学者の観察眼に感心させられました。
外来のイネ科の植物と言われたのは、
我々(設計者)がなにげなく、法面(のりめん)緑化に用いる仕上げ「種子付け工」
という工事に良く用いられる草のように見受けられました。
湖西線やR161の道路改良事業の際に大規模に用いられたものが
飛来していると思われるのですが、もしかしたら自分が設計図に書いた一言が、
琵琶湖のブラックバスのように、日本の本来の種を駆逐する事になっているのでは・・・・
環境とは、こんなことにも注意を払わなければならないものなのか、と改めて感じました。

関連MYブログ

◎2010/06/30 ミツガシワ・タチスズシロソウ・イヌイスギナ・フジバカマ(いしづみ便り第5号)
◎2010/06/29 パーソナルブログ 自然観察会の記録を30も年の離れた同期生がしてくれた
◎2010/06/29 私が関わっている「いしづみ便り」が、読売新聞に掲載されました
◎2010/06/12 身の回りの草花+自然観察会(いしづみ便り第4号)
 

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大津市旧志賀町の別荘分譲地の建築について

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ご依頼があったので、少し調べたことを、ブログにUPする事にしました。
大津市旧志賀町は、湖西線駅周辺以外はほとんど市街化調整区域で、
昔に別荘分譲地のようにして造成された地域に建物を建築する時には、色々な制約があります。
昔からの分譲地の多くは、「旧認定団地」という地域に指定されています。
旧認定団地であるかどうかは、市役所で調べることが出来ます。
旧認定団地以外の市街化調整区域では、
都市計画法43条許可申請以外はほとんど建築が困難で、
43条の用件を満たすことにも様々な制約があります。
地元の人が、旧集落に住宅や倉庫など、従前空の生活を営むために建物を建築する
旧161沿いにコンビニなどのロードサイドショップを建築するなど以外は、
相当建築が困難であると思われます。

旧認定団地の中ですと、ある程度建築は可能です。
そのような地域に住宅を建築する場合には、
ざっとですが、以下のようなフローチャートになるかと思います。
あくまで、一住宅規模の大きさの一般的な手続きの場合です。ご参考になれば幸いです。

100526kizontakuti.jpg

参考リンク
大津市公式HP > 事業者向け > 建築関係情報 > 市街化調整区域内における自己用住宅の開発許可基準について

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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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昨年9月から、滋賀県立大学の近江環人という社会人講座に通っている。
滋賀県立大学は、 内井昭蔵をマスターアーキテクトとして
・センターゾーン(Aブロック)-坂倉・滋賀設監共同設計事務所
・環境科学部(Bブロック)-大江匡/PLANTEC
・交流センター/人間文化学部棟(Cブロック)-浦辺設計
・工学部/体育館(Dブロック)-長谷川逸子・建築計画工房
がそれぞれ設計されたそうです。

今日は、その中で、浦辺設計の設計されたあたりを

広々としたスケール感が、良く出ている写真を数点

正面にある小さな門などが、きちんと丁寧に設計されているのが好ましい。
吹きさらしの渡廊下も、それぞれに丁寧にデザインされていて、
鉄骨+ルーフデッキなどという、情けない形はひとつもない。
100424kendai8.JPG

看護学部棟 パーゴラと分節された屋根の重なりが、いい感じ100424kendai9.JPG 

 研究室棟、リズミカルでとてもきれい
100514kendai6.JPG

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昨年9月から、滋賀県立大学の近江環人という社会人講座に通っている。
滋賀県立大学は、 内井昭蔵をマスターアーキテクトとして
・センターゾーン(Aブロック)-坂倉・滋賀設監共同設計事務所
・環境科学部(Bブロック)-大江匡/PLANTEC
・交流センター/人間文化学部棟(Cブロック)-浦辺設計
・工学部/体育館(Dブロック)-長谷川逸子・建築計画工房
がそれぞれ設計されたそうです。

今日は、その中で、長谷川逸子・建築計画工房の設計されたあたりを

体育館は、カッコイイ。UFOがふわっと舞い降りた感が、
屋根のカーブが少し内側まではいりこんでいることで、表現されている。
100514kendai3.JPG

その反対側から。ミラーガラスに校舎が映りこんでいる。
100514kendai4.JPG 

同じような、デザインがあった。横長の小さな窓は、雨の時に大変そう。
大屋根の水が樋もなし(多分)に全部落ちてくるようだ。
窓の隣りのコンクリート打放しの壁は相当汚れてしまっている。
100514kendai5.JPG

校舎中庭と渡廊下
100424kendai1.JPG

屋外階段が、カッコイイ。
100424kendai2.JPG

カッコイイのでもう一度、屋外階段。&中庭
100424kendai5.JPG

校舎棟の小玄関。壁天井の三面が、コンクリート打放し
コンクリートの筒に、アルミサッシで蓋がされている、なんともあっけらかんとした形
100424kendai6.JPG

環濠(円形の水路)の周辺は、他の設計者との取り合い部分になるので、
分節された勾配屋根で、上手くランドスケープが整えられている。
100424kendai7.JPG

水路の周辺では、こんな景色も。コンクリートと水鳥の取り合わせが微笑ましい。
100514kendai1.JPG

実験棟の大型の目隠しパネルは溶融亜鉛メッキの鋼材に厚めの焼杉板。
この部分は、最近の工事だそうで、長谷川逸子・建築計画工房ではないかもしれない。
しかし、ちゃんと雰囲気は合わせた感じに出来上がっている。
100514kendai2.JPG

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