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2007年9月4日
杉(山と環境と建物と)
私は、野地板に杉を使用しています。前にも書きましたが、
日本の木材をムクのままで使うこと自体が、環境負荷の少ない手法であること。
杉板に吸排湿性があることが、室内環境に良い影響があるのではないか。
そして、それほど高い材料ではない。
その三点が選択の理由です。
ところでこれは、野地板の裏と表です。
節のある反対側が、傷口が閉じるような木目になっています。
これは多分、、枯れた枝(抜け節ですので)をちゃんと枝打ちした痕跡だと思います。
こんな所からでも、日本の山の木が人の手を入れて育っていたことが確認できます。
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