他山の石、刈羽崎原発
中日新聞 揺れ、想定の2.5倍 柏崎刈羽原発、最大2058ガル
このようなニュースソースを参議院選挙結果のニュースと重なる30日に発表する事に、
東電の老獪な情報操作術を見るようなきがします。
私は、この事故について興味があったので、新聞でもこの記事を発見しましたが、
見過ごされた方も多いのではないかと思います。
選挙や大事故がなければ、一面又は社会面のトップに据えられた記事だと思います。
ガルという言葉の解説-日本構造技術者協会HP・基準法と地震の大きさ(その2)
ニュースをちゃんと読むと、地盤のゆれの検知した最大は680ガルで
阪神淡路大震災の800ガルより少し少ない程度ということになるかと思います。
この報道で今回の地震が
原発が受けた初めての想定すべき巨大地震であったことが、間違いのない事実となりました。
被害を受けられた方には感情的に許せない言い方になるかもしれませんが、
初めての実物大実験が、出来たことになります。
今後この最大級のゆれに対して、どのような被害状況が見られるのか、
詳細に検討され、原子力発電所の耐震設計の新たな基準が出来ることとなると思います。
それは、日本の一般の鉄筋コンクリート構造物が
十勝沖地震(1968)で最初の大きな被害状況が報告され、その後の研究によって、
新たな耐震基準が定められた事(1981)と似たような経過を辿ることでしょう。
基礎的な地震の研究は当時とは比べ物にならないくらい進んでいるので、
時間的には相当早く結果が出るのではないかと思いますが。
ちゃんとした被害状況の把握にはそれなりの時間がかかるとは思われますが
今回の刈羽崎原発を他山の石として、
原発が地震に対して安全な施設となるように期待します。
今度の原発の件で、詳細に報道して欲しいことがあります。
それは、原子炉が停止に至るまでの経過です。
本当に、自動停止していたのか。
もし自動停止していたとしてその事実を、職員はちゃんと把握できていたのか。
勝谷誠彦さんがTVでポツッともらされたのですが、
火災を何時間も放置していたのは、
それ以外の大変な事に職員が皆おおわらわだったからではないか
という一言が頭に引っかかっています。
原発で大変なことといえば、原子炉の関係しかないので、
その辺の取材に基づく詳細な報道がなされることを期待します。
関連項目
(MYブログ07/07/22) 新潟、柏崎刈羽原発の被害
(MYブログ07/07/17) きのう地震があったので
(MYブログ07/03/21) 原発事故隠し
(MYブログ04/10/30) 地震と建築構造法規は追いかけっこ
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