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2007年4月26日

打合が上手くいかないend

・打合せというのは、物事の決定権を持つ人としなければならない
・考え方に芯がない
・ガンコ・ワガママ(二律背反が理解していただけない等)
・私の力不足(器の違い、ついていけない)

打合せが上手くいかない理由は以上の四点に、ほぼ類型付けられそうな気がします。
現実的には、いくつもの要素が重なり合っているとは思います。また、
「ガンコ」と「私の力不足」などは、どちらがどうかと考えると紙一重の部分があります。
当の私自身、計画が頓挫した当座は、
私の力不足とは考えられず相手が聞く耳を持たなかったという風にしか思えません。
しかし、時間がたち多少冷静に振り返られるようになると
あの時は「私の力不足」だったかなーと思えるケースもある、という感じです。

打合せが当初かみ合わない理由には、
元々常識と思っている感覚というのも人それぞれであるということがあります。
例えば、広いリビングといって、10帖くらいを想像する人もいれば、
50帖以上の広さを想像する人もいます。
それを手探りで探りあてるのも打合せの重要な要素です。
こういうことは、こちら側の責任で探りあてるべきものと考えます。
私は、その共通認識を持つ手段として、住宅雑誌やハウスメーカーのパンフレット、
住宅設備機器のカタログなどの、写真メディアはいくらでも見せて下さい、と言います。
言葉では伝わりにくいことが、「百聞は一見にしかず」でわかるからです。
それに、何枚もの写真や、
その雑誌に出ているほかの写真と比べてなぜそれがいいかを尋ねることによって、
住宅に求めるイメージやお客様の趣味嗜好のようなものも伝わってくるからです。
しかし、そういうものは共通認識を持つための手段であって、
全くこれと同じようにと言われると困ってしまうことになります。
その写真と実際に今 計画しているものとは、
イロイロな前提となる諸条件の違いがあるからです。

最後になりますが
打合せは、両者の溝を埋めあっていく作業という部分があります。
やはりある程度は、両側から埋めていかないとダメだと思います。
いくら「お客様は神様です」といっても
片側だけからしか埋めようと努力しているだけでは、どうしても上手くいかない様です。
こちらは、様々な制約の中で要望を最大限かなえるように努力するつもりで
お客様のお話をお伺いしていますので、よろしくお付き合いの程お願い致します。

打合せが上手くいかない01(MYブログ07/04/20)
打合せが上手くいかない02(MYブログ07/04/21)
打合せが上手くいかない03(MYブログ07/04/22)
打合せが上手くいかない04(MYブログ07/04/23)
打合せが上手くいかない05(MYブログ07/04/24)
打合せが上手くいかない06(MYブログ07/04/25)
打合せが上手くいかないend(本文)

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