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2007年4月20日

打合せが上手くいかない01

設計事務所で修行を始めて30年。お客様と直接打合せが出来るようになって25年。
打合せが上手く進まない事例には、いくつかのパターンがあることに気付きました。
プロローグとして、25年くらい前の話から、

その当時田舎の方ではまだ家を建てるのに奥さんがあまり口を出してはいけない、
というようなお客様もおられました。
家の話も、柱は桧、大黒柱は7寸にするだとか、
大きなお宅ですと、本屋の軒先は出桁にしよう、だとか
地棟を一本だけでなく、二重にして三本の二重地棟にするだとか
和室廻りの造作材をいろいろ吟味するだとか、
大工さんや木に関すること木造の軸組みに関することが
話題の中心になったりしたことが多かったりしたせいかもしれません。
しかし、奥さんがお茶を出してきて頂いたあと、
ふすまの向こうで聞き耳も立てている方がほとんどだと思うようになりました。
そういう場合、
間取りが決まって「そしたらこれで細かく見積をします。」といって帰ってから、
二、三日から一週間位の間に必ずこんな電話がかかります。
「ちょっと、もういっぺん来てくれへんやろか。」
そして、お伺いすると
「前はこうしてくれって言ってたんやけど、ココがどうも」と、バツの悪そうに話が始まります。
お茶を出してこられた奥さんに、少し話の水を向けると
旦那さんと奥さんの意見の違いがすぐにわかります。
あぁ、そいういことか、と今度はみんなで打合せをするようになります。
こういう経験を二三回積むと、
世の中の夫婦は亭主関白のように見えていても見えていなくても、
中味は似たようなものだということがわかりました。
それからは、最初に奥さんが出てこられない場合でも、お茶を出された時、
「チャンス」という感じで、話題が他のことになっていても
奥さんに流し台や水廻りのことなど、旦那さんが余り関心のないことについて質問して、
打合せの場から離れられないように話をするようにしました。
話が始まりさえすると、話題が他に移っても、
最後まで打合せの場におられ聞いて下さることがほとんどでした。
三者で打合せすると、意見の違いを摺り合わせたり、
上手く両方の意見を取り入れる手法をその場で考え、
その考えたことに対しての良い悪いの判断もそこで出来ますので、
スムーズに打合せが進むことになります。
「打合せというのは、物事の決定権を持つ人としなければならない」
当り前のことですが、何度か話が逆戻りする苦い経験をして身に付いたことです。
これは、企業や役所でも同じでした。
企業の場合は、私がお付き合いできるような中小企業では、
ほとんど社長さんのトップダウンという感じで、
最初から社長さんと打合せできるのでそう問題はないのですが、
役所の場合はちょっと違います。
書類に稟議で何個か判こが押されますが、
どの判こを押す人が本当に物事の決定権を持っているかということは、中々わかりません。
熱血漢の一番下の課員さんである場合もありますし、
課長さんの場合も、部長さんの場合もあります。
打合せを手戻りなく進めるには、それが誰だか突き止めるのも、
打合せの初期の段階の重要な仕事だと思うようになりました。
一般的には、課長さんクラスが基本的に物事を振り回し、下を使い、
上はメクラ判とは言いませんが余り口出しはしないというパターンが多いとは思いますが。
ただ、役所の場合、判こを押すそれぞれの人にそれぞれの考え方とプライドがあります。
それを全て無視してしまうと
役所内部のギクシャクをこちらから作り出してしまうことにもなりかねませんので、
皆さんすべてにそこそこ話を聴かなければいけないということもあり、
「むつかしいものだ」と思いました。

打合せが上手くいかない01(本文)
打合せが上手くいかない02(MYブログ07/04/21)
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打合せが上手くいかないend(MYブログ07/04/26)

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