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2007年3月31日

公共発注に対する雑感02

今津東小体育館の件、部外者ですからあくまで想像でしかありませんが。
「入札てんやわんや」でも書いた通り、
1. 発注者に予算が合いそうにないことを告げ減額見直し設計という手間をおしみ、
安易に予算額に合わせた、無理な設計見積書の作成した。(設計者の落ち度)
2. 予算に合わない過度の設計を要求し、
それが予算内に収まらないからか、根拠のない「歩切り」を設定した。(発注者の落ち度)
3. 指名競争入札及び一般競争入札両方で、全ての会社がその経営判断で、
無理な落札をしようとしなかった。その原因の一つは、
「全ての会社」という所に、落札建設業者に公共発注の受注調整能力があった、
もう一つは、他の業者皆が他にそこそこの受注予測があった、ということ。(受注者側の事情)

その三つの複合的な原因からこのようなことが生じたと思う。
しかし、普通無理な価格を役所が提示しても、「赤字になった」と、
愚痴はこぼすものの落札してしまうのが業者の常。
入札を辞退するというのは相当な覚悟が建設業者の方にもあった、と思われる。
この場合最終的には、地元の建設会社が納得できる価格で受注し、
地域にお金が循環し、下請業者さんもひどく叩かれることもなくなるし、
建設業者さんの最初の判断はそれなりに正しかったのかと思う。

工事看板を見ると、
電気工事が分離発注になっていたり、(一括発注より経費の節減に繋がる)
設計業者と監理業者が別の会社になっていたり、
色々と、市(発注)側も経費の軽減について努力の後が見られます。
ただ、本当に2億9千万が不当で、3億3千万が正当かどうか、
もしかしたらその二つの金額の中間か、については、
昨日も書いた通り、ちゃんとした調査報告を見る以外何ともいえません。

関連項目
設計見積・設計事務所うら話(MYブログ07/04/01)
公共発注に対する雑感02(本文)
公共発注に対する雑感01(MYブログ07/03/30)
入札てんやわんや(MYブログ06/06/28)
公共建築雑感(MYホームページ 建築つれづれ草より)
東京のエレベーター事故 (MYブログ06/06/06)

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