富田林市寺内町(大阪唯一の重要伝統的建造物群保存地区)
◎住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)致します(インフォメーション08/02/11)
◎実績詳細追加しました。
◎滋賀県立大学,田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームが関わっている震災復興プロジェクト
◎ 私が設計した(高島の木の家づくり)モデルハウス無事 売約済みとなりました
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高島市商工会、建設業部会の研修旅行で
富田林市寺内町(大阪唯一の重要伝統的建造物群保存地区)に立ち寄りました。
近鉄富田林駅は、電柱の巾よりちょっと広いくらいの2階建ての建物もある町。
そこを少し抜けると、古い街並みがポツポツと現れ始める。これは、かなり特殊な軒先廻の塗籠の意匠。
こんな感じがスタンダード。本瓦葺、しっくい塗籠の作り、格子は概して太い45~50角くらいか?
こういう垂木の塗籠のデザインは珍しいように思う
水路は(ステンレス枠板石落とし込?)の景観に配慮した
鬼瓦。和歌山でもそうだったのだか、ココでも(民家の)
普通は家紋や玉などが多いように
袖壁、全ての町家が塗籠作りのこの地区ではあまり無いも
越井本家?の長くて高い塀。越井木材工業㈱の社長宅との
この地域にあった、幾つもあった材木問屋の中で、ずっと残っているの
景観に合わせて改修したらしい建物。格子戸の向こうが車の出入口と思しき3枚引き戸
この街にも、「ばったん床机」があるみたい。ランマの格子も独特、この形はいくつか散見された。
敷地の真ん中を下水が横断している町割だったとのこと。下の丸い模様がその位置を示している。
だから下水の掘割で建物が分割されている様子がわかる。
杉田玄白でも出てきそうだが、景観を配慮したサインデザ
興正寺別院01 築地塀の切妻部分の破風の下の彫刻は珍しい気がする。
正寺別院02 隅瓦の意匠、天女に鳥の羽根?普通はモモみたいな形の瓦で納める部分
興正寺別院04 狩野派のフスマと豪華な彫り物。
大宗派でないお寺では維持保全が中々大変らしい。
興正寺別院06 町中の個人の住職サンのお寺らしくて微笑ましい。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。また、地元で長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
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