屋根は軽い方がいい??
近頃コマーシャルで、長塚京三さんが
「地震の揺れを考えると、家の重量バランスはとても大事。屋根は軽い方がいい」
っていうのがあります。そのあと、
「まっ、頭でっかちはいかんということですね。」
物事を決めるのに、全く関係のない情緒に訴えている。
それも、「教授」などという言葉を出して、
あたかも、研究の成果の到達点みたいな言い方をしている。
あれ、大嫌いです。それなら
屋根は、耐久性が大事。千年の時を経てもその破片が発掘される瓦、それは永遠の証明です
などともいえそう。
金属屋根が悪いといっているのではありません。
ただ、あのコマーシャルの断定の仕方が嫌いなんです。
建築ってそんな単純なものじゃない。
屋根の材料一つをとっても
性能-耐久性・防水・重量・断熱・防音
デザイン-色・形・質感・地域や場所の似つかわしさ・建物の用途
などなど、イロイロな要素を勘案して材料を決めているのに、あんな言い方はない。
関連項目
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(MYブログ06/08/17) 屋根は軽い方がいい??
(MYブログ06/01/02) 年明け早々から宣伝になりますが
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