WEB上オープンハウスイベント03 木+打放しコンクリートの家
8/4(日)オープンハウスイベント 7つの暮らしのぞいてみませんか
で御覧いただける建物のブログリンクをご紹介します。
今日は3回目、「木+打放しコンクリートの家」
◎実績一覧掲載中>06 Tk邸 https://hondakenchiku.com/548.html
周りに建物が建っていないのでそうは感じないのですが、この建物は、狭小敷地に建つ家。
建ぺい率60%、かつ地区計画の規定で隣地境界からは1m以上離さなければならない。
90㎡ほどの敷地の周囲に最小限必要な離隔をとるだけで、
建ぺい率59.6%の平面形が決まってしまいました。
気配りの人、という感じのご夫婦は、
「地域の新参者が、お隣に雪がいっぱい落ちて、ご近所付き合いがぎくしゃくなるのも心苦しい、
かつ、道路側は玄関になるし雪を落としたくない。」
とのこと。
敷地の南側が、3.6m程の幅の里道+水路に接していたので、
必要とするボリウムをとりながら、雪は全部そちらに落とす、というのが
曲線の屋根の出発点でした。
Rの半径を決めるのは、原始的というか即物的というか・・・。
会社に残っていた何本かのタルキ大の木材を曲げてみて、たわみを測り、
これくらいなら、3尺ピッチの母屋にそう無理せずに曲げながら取り付けていけそう、
という感じで決めました。
たわみと長さだけでRがすぐわかるのはCADサマサマ、
実施設計の時も、ピューとRを書いて@910で縦線を引けばすぐ小屋束の高さが出る。
CADがなかったら関数電卓でsin.cosと長時間格闘しなければならなかったはず。
つくずく便利になったなー、と当時思いました。
なお、今回のイベント時以外でも、ご協力いただいているセカンドハウスについては、
随時ご案内(室内も)することが出来ます。
但し、日時によってはオーナーのご都合によりお断りする場合もあります。
=======以下は、私の仕事のコマーシャル===================
◎出来ることから省エネ、とりあえず夏は、暖房便座のヒーターをOFFにしましょう
◎≒100%高島産の木と高島の職人による家づくり モデルハウス開店中です(設計監理担当)
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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