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2013年4月16日

大津町歩き(2013/03/10)

滋賀県立大学,田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームが関わっている震災復興プロジェクトlink≒100%高島産の木と高島の職人による家づくり モデルハウス開店中です(設計監理担当) よろしければ、MYブログご訪問のよしみでポチッと一つお願いしますにほんブログ村 住まいブログ 別荘・セカンドハウスへ
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3/10は、環人ネットの会で大津町歩きをしました。
当日の主題とはずれるかもしれないが、擬洋風の昭和っぽい意匠で、
それなりにちゃんと仕事だなされている。商店建築意匠も、そこここに残っている。

この町屋、昔から気になっていた。
日本建築でも曲線はよく使われている。屋根や石垣の曲線、花頭窓や虫籠窓、などなど。
立面的断面的には日本建築でも曲線は多用されるが
この建物の2階の出窓のように平面的な曲線は殆ど無い。
多宝塔(石山寺のものが有名)の円形くらいだろうか。
西洋のボウウィンドウ(弓型出窓)からヒントを得たのだろうか?とても、珍しい形のように思う。

右側が町屋、左側が倉、写真はその繋ぎ目部分
塗り回しの桝子の格子窓が付いている。
白壁のリズミカルなパターン(上→下→上)が、目に心地よかったので。
ここは湖岸線と直角の細かい路地沿いの建物。
そんなところにも、立派な町屋普請がちゃんと手入れも行き届いて現存している。
下の四角いのは、電動の床下換気扇、
それが付けられているということは、
2~30年前までくらいの間には手入れされていると思われる。
あとで写真を見てみると、隙間の景色の向こう側が高層マンション、というのが世知辛い。

何処にでもある、無粋なエアコンの室外機。
旧東海道の景色を美しく保つといっても現代の生活に無くてはならないモノ。
屋号と格子でそれをカバーする。
こういうことから一歩ずつ着実に進められているようだ。

大津百町館にあった大津の都市模型。
滋賀県立大学の学生さんの労作だそうである。
真ん中を縦に走るのが京阪石坂線、中央を横断するのが京都疎水。
疎らにある茶色の濃いのが
古い建物が残っているものを表しているようだ。
数的には、とてもたくさんあるのだが、この疎らさが
景観修景ということでは大問題になるのだろう。
多分、同じ意識を持てないストリート・・・

どこもかしこもシャッター通りといわれるアーケード付きの商店街。
大津のここは、まだ頑張っている方なのかもしれない。
ところが、こんなことが起こる。
無粋な茶色の波型トタン。裏側は、無住の放置された崩れかけた町屋でも?
と、思って横から見たら、
有名ハウスメーカーが建てたような立派な住宅とカーポートがあった。
この景色を作ってしまった誰もが悪くない。
商店街にとても異質な専用住宅。
親の商売に見切りをつけたサラリーマンの息子さん、
こんな立派な家を立てられるのだから、それなりに良い人生を歩まれていそう。
商店街の方だって、悪気があって、こんなトタンを付けていないと思う。
でも、結果こうなってしまうのは、日本の土地神話や、
代々の土地を処分する事に対する変なメンタリティ。

本当は、こういう場所なら、「ここに面して商売をしたい」という新たな血を
入替え続けることが出来るような、土地利用を促進する
法的な何かが必要なように思われてならない。
もう少し気楽に、悪意のない常識人が「土地を貸す」「土地を借る」ことに、
コミットしていく方法はないのだろうか?

こういう様々な状況を抱える大津市の市街地で、
旧東海道沿道京町通り地区計画が制定されました。

もう少し田舎の街なら地域一体でということもあるかもしれませんが、京阪神への通勤圏内、
駅に近くて商業地域、400%くらいの容積率が貼り付けられていると、
地価もそこそこあり、はやりの都心型高層マンション立地の好適地であったりもします。
地主さんにはそれぞれの個人的理由がある。そんな中、
街道沿いだけは町並み景観に配慮した高層マンションがほぼ完成に近づいていました。
デザイン的にキッチュな感じ(多分耐火建築物で木造風にハリボテ)
は、否めない部分が残るにしても、現代建築への地区計画適用の第1号だそうです。
写真では、建物の全貌がわかりやすいアングルで撮っていますので
かなり違和感がありますが、
通りを何気なく通る時には、もう少しは高層部が気にならないようなしつらえになっています。

その地区の旧東海道沿いの旧家に嫁がれた柴山さんは、
地区住民であるとともに建築設計事務所として、
旧東海道の町並みを、
その代々残されてきた貴重な歴史的建物とその景観を残しつつ、
現代の生活にマッチした暮らしの拠点としての町屋を
大切に残そうと考えて、様々な活動をされているようです。

当日は柴山さんに
・小さいところからでも始める景観整備(04)
・地区計画のお話(06)
・大津特有の町屋のお話
・ご自宅の改造のお話
など、色んなことをうかがうことが出来ました。

また、森川さん・富永さんに、大津の町を案内して頂きました。、
大津百町館の前で集合写真、
そのあとはまた浜大津の歴史的建造物、旧大津公会堂の半地下のレストラン
地元食材で洋食のコースが頂ける「大津グリル」で会食。
似たような問題意識を持つ方々との「大津町歩き」は、interesting な一日でした。

(おまけ)
しかし、大津百町館、時の流れを感じてしまいました。
この建物、昔の文泉堂という本屋さん。
大津の設計事務所に務めていた頃の、定期購読の会社や個人の雑誌を引いていたお店。
店じまいして、こんな風になっていたんだ。
大きな四角い顔をした細い目のご主人を思い出した。時の流れを感じてしまいました。
店の片隅にあった、数十年前の、本の販促用看板
吉永小百合さんに松原智恵子さん、若い&懐かしかった。

3/10 大津町歩きend

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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