アルミと木のハイブリッド構造の小さな工作物等を
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22条地域に、トウメイな屋根の物干場。
建築基準法を守って作ろうとすると意外と難しい。アルミカーポート部材なら何とかOKそうなのだが、
・積雪タイプが殆ど無い
・基本的に型式認定なので 既製品の寸法に合わせなければならないので融通がきかない
・何だか、そこだけアルミの既製品っていうのも・・・
鉄骨で作ればいいのだが、サビや足元の納まりがスッキリしたのが考えられない。
ということで、色々考えて、木でこんなのつくりました。(写真)
木造で上にガラス屋根。ガラスは6.8mm線入り型板ガラス、
ガラスの継目は、アルミカーポートの部材を流用。(まだ写真ではガラスが乗っていませんが)
菱ワイヤでなくて線入りなのは、切り小口に鋼線が出るのを防ぐため。
柱は80角の既製品アルミ角パイプの中に75角の木材を挿入する。
そして、基礎構造はアルミカーポートなどと同じくコンクリートの根巻き。
梁桁は全て木材。アルミ角パイプはあくまで木材の腐朽を防ぐためだけで 「木造」
平屋建て50m2以下でなら、42条2項により土台や布基礎を作らなくてもいい。
スジカイの計算も50m2以下なら免除される(46条1項)
ただ、10m2以上だと、46条は適用されるので、
今回は46条2項2号の条文に倣って、方杖を付けることにした。
とりあえす、正攻法で主事さんとお話をしながら確認を下ろしました。
平屋建て50m2以下なら、木造で意外と自由に架構を作れる手段を考えたつもりです。
このアルミ角パイプに木材を挿入する手法。
ブロック上のフェンスなどでも流用できそう。
木のフェンスで耐久性を、という場合に好都合。
40角のアルミパイプだと、35角の既製品の木製天井地が、ちょうど収まる。
フェンスの木製板は、芯に入った木材に釘やビスで止まるし、
アルミの型材なら、ちょっとしたサンダーで簡単に切れる。
大工さんに全て加工を任すことが出来る。
今度、長持ちしそうな木製のフェンス造る時には、この手法を使おうと思う。
フェンスブロックに木芯入り角パイプ40角、パネル材のデザインはご自由に。
1.2mくらいまでなら、十分しっかりしていると思う。
ネットで探したら、合成樹脂のキャップもあった。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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