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2002年9月7日
琵琶湖研究所が、現代漁村のフィールドワークをされた当時、父は区長をしていまた。-父の思い出(3)(H14.9)
学芸員の聞き取り調査の折、琵琶湖の水質悪化の話題になりました。
「琵琶湖の水が生活排水で汚れるのは、当然の帰依や。
上水道を引いた時に、下水も一緒にせんかったからや。
入り口が、栓ひねるだけで、便利でいくらでも使かえるようになってしもぅたら
今迄、吸い込み(排水を地中へ浸透させる装置)でいけてたもんが、
いけんようになって、側溝や川に流し始めてしまう。
人間、便利になったら使こぅてしまうもんや。
口に入る事考えるときに、尻(ケツ)の始末も考えとくのが物の道理や。
何で、ちゅう程のことでもあらへんやろ。」
地元では田舎での下水道など考えも及ばない頃の話です。
学芸員の方は、この後何度かの再訪の折、
いつもこの話が、「目からうろこ」だった、と話されてました。
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