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2002年12月10日

マキノ町が(高島市?)に(H14.12.10)

町村合併は、マキノ人としては、多分損をすることの方が多いだろうな、というのが正直な感想です。

さて、発言したいことを

1. 市庁舎はどこになるのかな。
誰が何処へ引っ張ってもいいけれど、駅から歩いて5分以内にしてください。
運転免許のない人でも不便を感じない場所に設定してください。

それに伴うチャンとした、将来を見据えた、その周辺整備を望みます。
現在の、湖西線各駅の周辺土地利用計画の私の感想。それらを反面教師として。

高島ー駅から大溝港を、経由して161BPへ繋がる計画道路は、果たして繋がるのでしょうか。
これができれば、大溝港もマリンレジャーの拠点となって、
近江白浜と共に、いい土地利用が出来るのではと思います。
駅から出た取付け道路の正面のポケットパークでお茶を濁しているだけではいけません。
病院は、高島でいいんじゃないかと思います。
なんてったって、新たに土地を取得する必要がないじゃないですか。

安曇川-駅前に平和堂良かったですね。
区画整理の道、みんな既存の市街地に接するところでちょん切れてますよね。
居住権もあるのでしょうが何とかならないかといつも思います。
また、当初、区画整理地が耕作地であったために、用()水路が個人の敷地の中に

入ったままに埋め戻されている個所は、将来の禍根だと思います。

新旭-今、区画整理をがんばってます。
でも、区画整理した土地全て住宅になるんでしょうか。あの茫漠とした広さに不安を覚えます。
都市近郊のベッドタウンのような住宅地以外の、
未来の生活の礎となる(それは多分職住接近)すばらしいビジョンがあることを望みます。

今津-名小路の商店街は、失敗。
商業的には、青物(生鮮食料品)を売る日常の買物リピーターを生み出す施設を、
結局一度としてつくれなかった点。
そしてもう一つ大きな欠点、あのアーケードを通って何処へ行くの。
門前町ならお寺が、港町なら港が、終点になければ!!
今津の拠点施設はどう考えても、高島高校(&県事務所)、そっちへの道をきれいに一本作って

いたら、その通りにそれなりの商業集積がこの30年の間に出来たんじゃないかと、

私は思うのです。
この区画整理でも、道路構造物が地下で個人の敷地の中に出っ張っています。
なぜ、そんなことになったのか、
将来その構造物を改修するときは、どのように道路隣接土地使用者に説明するのか疑問です。
完成当時は、道路以外ほとんど田んぼだったから、
土木構造物設計上しようがなかった面もあるのかもしれませんが、私は納得が出来ません。

ここからは、個人的な怨念ですが、土地の所有権の下にある道路構造物を壊したら、
町の財産を壊したことになるのだから、弁償させると言った今津町の職員さんがいました。
町の方が出っぱててすいませんでしょう。
個人の土地なんだから、隣の塀がこちらに越境してるのと理屈は同じでしょ。
お上のやることにも間違いがあったことは素直に認めるべきだと思っています。

2. 市になると、バス路線が、
もっと有効に利用できるようになるのでは、又そのようにしなければいけない、と思います。
各町内循環バスは、地域に密着して有効な部分よりも
、不自然な運行路線の問題の方が多いと感じています。
人口が拡散した高島で、誰もが利用しやすい有効な交通システムができることを望みます。
それは、バスの小型化、何処でも乗れるバス、利用したいときに来るバス、
そんな可変的な運行システムが、あればいいなと思います。
そのような、理想的な交通システムをより一層、利用しやすくする為には、
土地利用をその交通システムに沿った線的な重点整備にする必要があると思います。
免許のない老人の世帯こそ、
田舎の中の一軒家に住むのではなく、介護施設や、社会とつながりの持てる場所に

生活できるように。壮年の人間は車があるのだから、高島の種々の土地を存分に使える場所に、

住めばいいのでは、と空想します。

3.鴨川の南と北には、高島を代表する史跡があります。
安曇川の藤樹書院関連の施設、高島の鴨稲荷山古墳です。
その二つは、意外と近い場所にあるのですが、
今は各行政区に分かれ、歴史散歩道としての有効な取り組みがなされていないように感じます。
市になれば、面的な取り組みが可能なのではないかと思っています。
他にもそのような事例はあるのではないでしょうか。

何かのパロディで、活性化した庁舎を建設するために、
庁舎と健康ランドとパチンコ屋、を一体で造ったらなんてのもありました。
市の中心市街地形成は、100年の大計です。将来を見据えて、
地元意識ではなく「本当に良い」計画がなされることを望みます。

 

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