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2002年2月24日

町並み景観 雑感 (H14.2.24)

香港で、古びた高層アパートのスキマのような路地上の細長い空間
(日本の道路斜線の法規では考えられない)に、
水平に飛び出している何本もの旗竿状の物干にぶら下がっている洗濯物群を見たことがあります。
それは、香港のバイタリティの表れのように思え、
私には、不愉快な光景(景観?)ではありませんでした。
それは、例えば都市の路地裏の玄関脇に何段もごしゃごしゃと並んでいる植木鉢のように
ほのぼのとした生活感も私に与えてくれました。
建築家の構想したエレベーションや、ランドスケープ設計者の創ったエクステリアデザインだけが
景観ではありません。
それ以外のエレメントの方が圧倒的に多いのです。
銀座の町並みを写真で撮って、
そこから袖看板等のエリアを除いてしまうと70%、80%だかの建物の外観がなくなってしまうとか、
電柱と電線をはずしてシュミュレートしたらとてもきれいな景観になるだとか、
景観から見れば建物ってそんなものです。
誰が道を歩きながら、「あっ、これ安藤忠雄の設計だ」気付いて、
巾の広い道路の反対側の歩道まで渡って正面から眺め、写真など撮ったりするものでしょうか。
そんなのは、建築家の卵ぐらいだと思います。
町並のほとんどは、
狭い意味での「建築家」とは関わりのない人々の手による建物で構成されています。
一点透視法の、消失点にあるような建物は、
それなりの方がどんなとっぴな形でもやってくれればいい。私は、
それ以外の道に並んでいる建物は、「分をわきまえて」、両隣や向かいの建物をちゃんと観察して、
なじんだものを計画するのがマナーかな、と思っています。

景観で感じたことなど

◎ 信州、小布施(宮本忠長他)が、好きです。
何度か時期をあけて行っても、すたれていない。
建築家がやったお店は二度目に行ったら閉まっていたり、
あられもない改装がされていることが、まま見受られる
地元でもそれなりに支持されているのだろう。
ぼちぼちと地道に、元の計画に刺激を受けて、
周辺の景観が良くなっているのにも好印象を持っている。

◎ 倉敷の町並み(浦辺鎮太郎他)
作り込まれ過ぎていて、本物なのに映画のセットのように思えた。立派過ぎる石畳のせいだろうか。
大原美術館はいいです。
何度にも渡る増築も、その時期々々の計画の当意即妙が現れていて、
バラバラのデザインですが見ていて楽しくなります。
建築とは関係ありませんが「民芸運動」のコレクション(富本憲吉の陶芸等)が良かったと
覚えています。

◎ 東本願寺の地下のお堂(高松伸
大きな甍の重なりを壊さないようにという配慮だろう。
あの大きな空間を全部地下に埋めてしまったのは。
でも、巨大な現代の宗教建築を見ると何時も思う。
この建設のためにお布施を出した人々、自分自身のために使ったほうが、余程現世の利益、
本人の幸せに繋がるのではなかろうかと。

景観や法律について 関連項目

楳図かずおさんの新築騒動(MYブログ07/08/02)
景観規制法律の一例(MYブログ07/07/31)
耕して天に至る?(MYブログ07/05/29)
電線と看板をなんとか(MYブログ07/05/26)
知内浜キャンプ場の吊り橋(MYブログ07/05/05)
景観とそれを規制する法律 (MYブログ07/05/02)
今津浜・道路の景観 (MYブログ07/04/30)
今津浜の湖の家はどう?(MYブログ07/04/28)
かばた(川端)報道に思う(MYブログ07/04/27)
ガソリンスタンドがオブジェに(MYブログ07/04/13)
ザ・プリンス箱根-村野藤吾 (MYブログ07/04/05)
歴史的観光の勝ち組・妻籠 (MYブログ07/03/29)
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