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2007年3月31日

ハウスメーカーぎらい(私の住まいや建築に対する考え方)

私は、性能・機能とのバランスを十分に考慮に入れながら、 基本的には、
 
木(合板は最小限に)と
 
土(じゅらく土やプラスター)と
 
焼物(瓦やタイル)・紙や草(障子や畳)
 
で住宅を作っていきたい。
 

以下は、作家開口健氏が、

1977にブラジル・アマゾンを釣り紀行したオーパという作品のブラジリア訪問からの抜粋です。


 
・・・・こうしてブラジリアそこに、そのまま、おかれている。
今日も輝いている。まるで昨日生まれたばかりのように輝いている。
構造物たちはまだ細根も、地下茎も、気根も生やしていない。
しかし、建築物も人と同じように年齢を知らずにはいられないし、
体のあちらこちらにそれを分泌せずにはいられないものである。
これまでの木造建築や石造建築は
歳月や疲労がしるしづけられると同時に成熟の気品や威厳を身につけるすべを知っていて、
不断に育ちつづけて数世紀、十数世紀を生きぬいてきた。
しかし、現代建築というものはこれまで私が諸国で見聞をしたかぎりでは
歳月と添寝することができないのである。
デザインの流行が変わるから“時代遅れ”になってそうなるのではなく、
どうやら、もともとそんな体質や気質に生まれついていないのである。らしいのである。
どの傑作もちょっと歳月がたつとたちまち醜怪、卑小な不具者となってしまう。
ある年齢で成熟がとまってしまった美青年みたいなところがある。
美貌を保つためには自殺するしかない、
ある種の早熟な不具の美少女みたいなところがある。
一つとして例外なくそうであったといいたくなるほどである。
ニーマイヤー(ブラジリアの建築物の多くを担当した建築家)の傑作群は
年齢を知らずにここまでおかれたけれど、
いずれ遅かれ早かれ年齢を知りだしたとき、心ある人の眼から見れば、
いたましい不具者としか映らないようなものとなってしまうのではあるまいか。
過去をなくして生みおとされ、未来を知るすべを知らず、
ただ現在にありつづける―いつまでかは誰にもわからない
けれど―壮大、純潔だけれどついにはそういう存在でしかないのではないか。
人びとにできることといえば、
せいぜい毎日、精魂をこめて磨いてやることぐらいではないだろうか。・・・・・  

話の途中ですが、ちょこっと解説

ブラジリアブラジルの首都(1956に遷都計画が始まり荒野の中に現代建築のみが建ち並ぶ都市)
Google earthで ( Brasilia ) をコピーペーストし検索して、「航空写真」のタグをクリックして下さい

都市計画から、大きくしたりしてみると建物の形までわかります。
私は、そのコンピューターのソフトに、最初感動してしまいました。

話題を元に戻して
自分でマンションを設計していても、そのツルツルピカピカ感が、
完成する喜びと共に鼻につきはじめる。
曰く、性能の明確性・性能の均質性・施工期間が短い・工事単価の明朗性
「商品住宅」が、滋賀県湖西のこのいなか町の「消費者」にまで浸透しつつある。
それなりの合理性があることは頭では理解できる。
でも、ハウスメーカーの作り出す商品住宅や、分譲マンションが好きになれない。
その理由を説明できない。
少し前までは、仕上材が人にやさしくないだとか言っていられたけれど、
いまやその点でもちゃんとした商品住宅は及第点。
このモヤモヤした感情対する答えを的確に、開口氏はとうの昔に著わされておられた。
私の商品住宅に対する違和感は、開口氏の現代建築をみる視点ときれいに重なっていると、
感じる。
そして皆さん、新居を取得した方々は、中性洗剤で「毎日精魂をこめて磨いて」はいませんか。
 
「ハウスメーカー」 関連項目

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