ブログ
2006年5月28日
和室・和風-陰翳礼讃
和の雰囲気の随筆に、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」があります。
昭和8年のものですので、少し時代を感じる個所もありますが、
一流の文学者の趣味の良さが文章ににじみ出ています。
ようかんや漆器や金箔が放つ、和の光
日本建築のそう広くもない和室が、なぜか奥行きあるように感じる光と陰翳
などについて、鋭い観察眼とすばらしい修辞で、文章が編まれています。
同じ本の中に収められている「厠のいろいろ」もなかなか面白い。
陰翳礼讃 販売元 : Amazon.co.jp 本 価格 : ¥ 500 |
|
[タイトル] 陰翳礼讃 |
追記 初めてアファリエイトっていうのをやってみました。
また、今この文を書いて初めて「陰翳」が「陰影」でないことを知りました。
ブログランキング、ポチッと一つお願いします。
ほんだ建築トップページへはこちらから