もう一度、省エネを考えよう
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近頃、エネルギー問題がかしましい。
以前から、住宅の省エネということで、色々な講習会に顔を出しては聞いている。
このごろは、足りなくなりそうなエネルギーをどこから持ってくるか?
ということばかりだ取りざたされているが
その前提となる「必要なエネルギー」というのも、
「仕分け」することも重要なのではないかと思うのである。
写真にUPしたのは、省エネルギーな住宅を考える上でベースとなる、
家庭のエネルギー消費を2000年の時点で推計したデータだそうです。
出典
国土技術政策総合研究所・独立行政法人建築研究所「自立循環型住宅への設計ガイドライン」
親2人+子ども2人という標準家庭(これもこれが現代標準になるのか怪しいが)
この数字とにらめっこしていると、現代の快適な生活をみんなでちょっと節約すれば
それだけで原発が何個かいらなくてもいいし、CO2も排出しなくてすむ事がわかる。
一番が給湯。約1/3のエネルギーをそれに費やしている。
調理の方でもエネルギー消費を計上しているので、その多くがお風呂。
毎日、約300Lのお湯を貯めそれを流してしまうということに、
住宅のエネルギー消費の1/5~1/4を使ってしまっているということらしい。
ということは、シャワーにしたり、湯船につかるという慣習を例えば2日に1度にするだけで、
住宅にかかるエネルギーの総量は85%~90%に出来る。
全エネルギー消費の1/3が家庭で消費されているそうなので、
それだけで日本全体の5%のエネルギー消費を減らすことが出来る。
照明は、LEDで明らかに少なくなる。全てをLEDにすれば1/5~1/10くらいに減るはず。
ただ、家電の省エネは少し眉唾部分もある。
よく考えてみれば当たり前のことだが、同じ性能で比較しているので、
19型のブラウン管TVを買い換えて40型の液晶にしても、どちらが絶対的なエネルギー消費が少ないか、
300Lの冷蔵庫を買い換えて省エネタイプの500Lになった場合は?、ということがある。
必要とされる、エネルギー総量を点検することも、重要なことではないかと思うのである。
住宅の省エネが、大きな環境政策にも関わりを持つ
そのことから、ひいては、原発のない社会に近づける(のではないか?)、
ということに興味のある方は、
Forward to 1985 energy life というHPへどうぞ
これは、1985年当時のエネルギー消費で納めれば原発はいらないんじゃないか?
それをまず、自分の身の回りからの再点検してみよう、
そして、エネルギーというものの実態をよく把握して、物事をちゃんと見てみよう
という感じのHPです。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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