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2006年5月2日

古建築への誤解no2

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弊社では、住宅・セカンドハウスを、随時ご案内(室内も)致します  ◎施工事例
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坂本の西教寺の塔頭(たっちゅう)が初公開されるそうです。

それで一つ思い出したことがありました。
拝観料を払って入る寺院が全て文化財的や美的に価値があるのではない、ということです。
一般的には寺院はその檀家(信者)が支えています。
経済的にしっかりしている檀家衆が集まっている寺院は、
無理してそのほかに収入を得なくともいい。
檀家に対して、ちゃんとサービスを提供すればいいのです。
そのようなお寺では貴重な文化財があっても非公開の場合があります。
仏様は信仰の対象であって「拝む」ものであり、美術品として「鑑賞」するものではない。
極論すればそういう感覚があるようです。
西教寺さんはそのようなお寺の一つ。しっかりした檀家衆(信者)とそれに対して
寺院としてまっとうなサービスをすることを主体に、仕事をされているお寺です。
ですから今度の初公開は、必ず実りあるものを、参詣する方に与えると思います。
と共に、信仰の対象物に対して、適切な節度を持って鑑賞していただきたいと思います。

しかし一般的には、
お寺の塔頭(たっちゅう)が非公開なのは私的空間のプライバシー保全のためであり、
かつ非公開でも寺院として経済的にやっていけるからだと思います。
未公開寺院の特別拝観は、近頃時々ありますが、そのほとんどは、
特別珍しいものではなく、観光客誘導の手段のように思えます。

いい檀家がない寺院が、無理に観光寺になったりしていることがあります。
そういうところは、そんなにいい建物や庭があったりするわけではありません。
私は、毎年行なわれる「京都冬の旅」などで、未公開寺院に当たり外れがあるのは、
そのような、それぞれのお寺の色々な事情があるせいだと思っています。

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