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2006年4月8日
豪雪と茅葺き屋根の被害
久しぶりに、マキノ町在原の親戚の家を尋ねて驚いた。
つらい風景。今年の豪雪により、壊れた茅葺き屋根の家がそこここに見受けられた。
在原の地は、全国的に見ても数少なくなってきた茅葺き屋根の集落の一つ。
多分、ブルーシートがある家は、少なくとも地元に所有者がいる。
それのない家は、遠方に出てしまった人の家だと思う。
こんな冬が、高齢者の多い集落に、維持保全の気力をそいで行ってしまい、
一つまた一つと、茅葺屋根の家が取り壊されていきそうで、とても心配になる。
誰か、維持保全してくれる個人が出てきてくれないのだろうか。
山里とはいえ、在来の集落なので、電気、電話、給水はもちろん、
環境行政の進んでいる滋賀県。下水道も完備(農村集落下水道)。
関西電力系のケイオプティコムの光ファイバーが届き、
山間の既存集落のため、TVアンテナの共同受信設備もあり、
町としての基盤はほぼ整備されている。
豪雪地帯ではあるが、人の住んでいるので、必ず除雪は毎日されている。
JRマキノ駅から車で20分。
何とかならないかなー。
なくしたくない風景の一つが、今、風前のともし火状態。
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