平屋建てのセカンドハウス
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敷地は、雑木林のようになった別荘分譲地の一番端っこ。
雑木林を伐開すると、敷地の北東側は、隣地の畑が広がりその向こうに琵琶湖が遠望された。
「この景色が良かったんですよ。」 とのお客様の言葉。
普通は、南側に掃き出しの窓とデッキを作るのだが、
ここでは、北側の景色が見える方に掃き出しの窓やデッキがしつらえられた。
手前は、ヌレエン風、
向こうは屋根付き、いつものポリカーボネート平板で納めている。
その継ぎ目は、アルミの既製品カーポートの屋根部材を流用している。
畑からは、こんな感じ。
平屋建てだが、小屋裏を利用して吹抜風の空間にしている。
丸窓をワンポイントとして付けて見た。外からはこんな感じ。
お客様のご親族の方が、奈良吉野の昔からの材木屋さん。
今は、工業団地で集成材なども作っておられる大きな所。
何点か材料を譲り受けられる事になった。
図面から考えて、5箇所の丸柱と、二間半通しの杉杢ツキ板の天井板をお願いする事になった。
デッキの丸柱もその内の一つ。
そして、玄関出入口の両脇に2本 シボリの丸柱
キッチンの角にはボウズで末口160φ位の太めの材を。
昔なら立派な和風建築の床柱や縁桁に使っていたような材料を使わせてもらった。
寝室となる和室は、内障子。ただそれだけでは光が入るので、
何とか和室の雰囲気を壊さずに遮光できるものはないか?とのこと。
内装屋さんと相談してこれがいいだろう、ということで施工したのが
タチカワブラインドの布製のブラインド、ペレルというシリーズの遮光タイプの布
巾が15mmと狭いので、何とかサッシと内障子の間に納めることが出来た。
照明を消して窓を開けた状態
そして、照明を点けてブラインドを閉じた状態。
多少操作ヒモの穴の光が漏れるのだが全体的には暗くなる。
玄関側からは、あまり特徴がない感じ。
手前のモミジやヨシの葉っぱは、現地の野良生えのものをそのまま残したもの。
あっさりとシンプルなセカンドハウスが出来たと思う。
「やっぱりもう一部屋あった方が良かったかな。」とは、竣工時の奥様の言葉。
2階に継ぎ足すのはもう無理ですが、敷地に十分余裕はあるので何とかなります。
と、お答えしました。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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