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赤門をくぐって安藤詣で(おのぼりさんの東京5)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためでした。
講習会が行われた場所は、JR御茶ノ水駅近くの東京医科歯科大学。
駅近くの道案内板を見ると、東大が近くにあった。
そういうと、
安藤さんの建物が最近(といってもここ1年くらい)日経アーキテクチャに載っていたよな、
と思い出して、この小旅行の最後に尋ねてみる事にしました。
正式な名称は、福武ホール
雑誌の写真の風景は、てっきり公共の道路沿いかと思っていたのですが、
そこは最高権威の学府、本郷通りからは、こんな姿。
高いレンガ塀と楠?並木に囲われた後ろに隠れて建っていました。100218todai3.JPG 100218todai7.JPG
赤門をくぐってすぐ左、学内の通路からは、雑誌で見覚えのある風景を発見しました。
100218todai51.JPG
巨大な横長のスリットは、思ったほどインパクトはありませんでした。
壁の方に目が行って、思ったほど「ぬけ」の感じが出ていないように思いました。
縦長のスリット、横長のスリット、
巨大なキャンチスラブの鉛直荷重だけを受け持って見えるような細い列柱。
どれもが、さっき習ってきた耐震構造とは反するデザインです。
安藤さんの表面から見えるコンクリートは、
構造躯体というよりも、デザインエレメントなのでしょう。
そして、多分その裏の見えないところに、本当の構造躯体が隠されているのでしょう。

地下に向って大きな吹抜が見える。
100218todai6.JPG
大きなボリウムを地下に埋め込むプランニングは、
景観を配慮した安藤さんの最近のスタイルで良くある。
・大山崎山荘美術館新館 ◎オフィシャルサイト ◎ブログsorarium>【フォトレポート】・・・
・表参道ヒルズ ◎オフィシャルサイト ◎建築マップ>表参道ヒルズ
・MYブログ09/11/04コンセプトの直裁さ、司馬遼太郎記念館(安藤忠雄)など。
一番最初にそのような形式の建物を見たのが
高松伸が設計した東本願寺の参拝接待所
下に伸びるこの種の建物も、現代建築技術の賜物なのだろう。
景観を配慮して、巨大なボリウムを地上に露出させることなく建てる、いくら高コストであろうとも。
そのこと自体「余裕があるよな」と、思ってしまいました。

木の枝を配慮しての円形の切り欠き、
100218todai2.JPG
村野藤吾さんの旧都ホテル佳水園の玄関の庇の欠き込みを思い出しました。
HP建築巡礼×同行二人 > 都ホテル佳水園:村野藤吾(1959) 6,7枚目の写真
建物の寿命より先に枝振りの良かった大きな松の寿命が来て、
今はぽっかりと穴が開いているだけ。
とても感動した建物の一つなのですが、
その個所だけ、何だか間が抜けていて、「巨匠にも松枯れ(多分)は予測できなかったか!」
と少し微笑ましく思ったことを思い出しました。

MYブログ おのぼりさんの東京 (2010/2/17~18)

◎10/02/22 No1 東京は「デカ」なのである
◎10/02/23 No2 東京はカッコイイのである
◎10/02/25 No3 オーディオテクニカ・テクニカハウス
◎10/02/26 No4 明治のきらめき、旧岩崎本邸
◎10/02/27 No5 赤門をくぐって安藤詣で
◎10/03/01 No6 ビルの外観保存修景
◎10/03/02 番外 米原駅西口サイクルポート

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆





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