滋賀のセカンドハウス・別荘のほんだ建築

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2010年1月26日

マキノの地域審議会委員さんは、お人よしにも程がある。

以下は、審議会から帰って一杯のんで書いています。暴言ご容赦下さい。
本当の事をいうと、この暴言に誰かが怒って、
多少ともバス交通が便利になればと願っています。

今晩は、マキノの地域審議会があるということで、傍聴に行ってきました。
議題は、バス交通体系についてでした。

空気を運んでいるようなバス運行に、無駄が多いと多くの人が考えている、
しかし、最低限は地域の実情をフォローしなければいけない、
という、赤字事業の市の策定案は、限りない現状縮小案でした。

マキノにおいては、マキノ高原線及び国境線はほぼ現状維持
それ以外は、乗合タクシー制にするというものです。
乗合タクシーといえば、聞こえはいいのですが、
現在の日に1~2便しかない、バス路線の時刻に合わせて、
乗車したい人が電話したら運行する、電話がなかったら運行しない。
今のダイヤ以上の運行は考えていない、というものでした。

私は、説明資料を頂いて一読して、
「これは今日大荒れだなー」と思ったのですが、
一人の委員さんだけは、かなり遠慮がちに、
正論(私が思う)を市のほうにぶつけられていたのですが、
それ以外の人はだんまり、
ある二人の委員さんは、市の提案は、財政逼迫の折から適切な妥協できる案だ、
との賛成意見が表明され、
それ以外の意見はほとんど出ず、粛々と閉幕となってしまいました。

本当に、これが地域審議会?
審議会委員は、本当に地域のことを思っていてくれるの?
最後の委員長の締めの言葉が、
「これからも地域の利便性を高める交通体系を進めて参りましょう」
などという、その場におられる、委員さん・提案者である市の職員さんさえも、
誰もが真実とは思えない美辞麗句の、大本営発表のような言葉に、
何の異議も出ず、終わってしまったとき、
私は、「もうマキノは終りだ」
と思ってしまうほど、情けない思いを持ちました。

市のバス交通体系の策定案には、何のビジョンも感じられませんでした。
私は、新たなバス交通体系を作るなら、
それこそ、高島は一つ、の具現化の第一歩であるべきだと思っていました。

過去のバス路線は、旧各町内を循環するものばかりで、
本当に行きたい所に行けない、不合理なバス路線でした。
それを、高島市一体的に、JRの運行とも合理的に絡めて、再編成することが、
まず第一歩だと考えていました。
しかし、新たなバス路線は、その運営会社のしがらみからか何かはわかりませんが、
従来のバス路線と全く変更はありませんでした。

副市長が来られていて、まともな委員さんの追及にポロッと口に出た言葉が
「平和堂(今津と安曇川)と病院(高島とマキノ)と駅に行けるように考えればいいのだが」
その後について出た言葉が
「地域の地場の商業を守るためには、そのような路線ばかりは作れない」
というものでした。
地場の商業施設にないものを、交通手段がないお年寄りは買うことが出来ない、
それでも副市長はいいと考えているの?
消費者に多様な選択の機会を与えることが、逆に地場の商業の足腰を強くすることになる
平和堂以外にもヨシケイや生協に生鮮を取られていない?
取られているのは、地場の生鮮関係の努力が足りないからじゃない?
平和堂に入っているテナントは、地元であって地元でないの?
などと、突っ込んでみたくもなる苦し紛れの答弁にも
地域審議委員からは、何の反論もありませんでした。

私は、将来のバス交通体系について、ということで胸がワクワクする気持ちで行ったのです。

◎旧町村の垣根を取っ払った新たな合理的な路線が考え出されているのだろうな?
  ・高島周辺(病院+駅+小中学校)・安曇川周辺(駅+平和堂+藤樹の里+安曇川高校)・
  今津周辺(駅+高校+平和堂+あいあいタウン)・中庄周辺(駅+マキノ病院)を、4つのnodとして、
  その周辺地域を合理的に結ぶという新たなアイデアがあるのではなかろうか?
  ・そういうと、安曇川高校前とあいあいタウンには市か県か知らないけど公共の空き地もあるし、
  その二つがバスターミナルになると合理的かな、などと、夢想していました。
◎車のない交通弱者(高校生以下・お年寄り・観光客)に便利な交通体系を考えているのだろうな?
  ・小中高校生のバス利用を促進できるようなダイヤや路線が考えられるのではないだろうか?
  これには、学校の統廃合や、スクールバスをやめてバス路線に代替するなどの手法など
  他の問題とも様々に関わってくるなー
  ・観光客を考えれば、平日と土日のダイヤや路線の大胆な衣替え。土日は観光客用、
  日常は、お年寄りの病院と買物&通学、というダイヤや路線の組み方が考えられるな?
◎限界集落の維持のためには、距離比例の運賃制度はせめてMAX料金だけは、
 そこそこな所で止めるのがいいんじゃないかな?

などといった、
少し問題意識があれば誰でも思い当たることについての対策は、何一つ聞けませんでした。

マキノ町の地域審議委員さんはお人よし過ぎます。
昔、マキノ町の職員は、マキノ駅前の区画整理をしたり、ピックランドやメタセコイヤ並木を作ったり、
本当に、将来のマキノを展望して、自分の住んでいるマキノを良くしようと思って、
徒手空拳で、東大出ばかりの中央官庁の職員にぶつかって、補助金を分捕ってきました。
それは、優秀というよりも、何がしかの情熱が相手に乗り移った結果のように思われます。
そんな、情熱のある役場の職員さんみたいな人ばかりではありません。
今回の策定を見ていると、ソロバン勘定は出来ているのかもしれません。
それなりに努力をされていることは、毎度市役所へ行くものとしてはわかってはいるのですが、
しかし、市の策定でダイヤが減って、どこへも出られなくなるお年寄りがいたら
「悪かった、減らした僕が何とかしてあげる」
というような、本当に個々のお年寄りの顔が見えていて、
本当にマキノという地域のことを思っている情熱のある行政施策とは、とても感じられませんでした。
そんな施策を作った人達をつるし上げるような地域審議会でなければいけないと思いました。
市の職員さんにも、今津以北、極端に湖西線のダイヤもないこの地域のことを
様々な問題意識を持ってもらえる場にしなければ、
結局は、不便をガマン、田舎だから仕方ない、という
ネガティブな方向にしか物事が進まないようなきがします。
他の地域審議会はどうなっているか知りませんが、他地域で問題噴出だったりしたら、
マキノだけガマンして、他の地区のどこかだけ便利になるという可能性だってあります。
それが、「政治的判断」というものかと思います。

・高島をトータルに考えて交通弱者が行きたい所へ行ける、合理的な路線
・観光客をうまく取り込むダイヤ・路線
・学生生徒の利用を促進できるダイヤ・手法
本業的にはこの辺り、
・そして、広告収入(吊広告やバスの外側の広告)など、
(今のピンク色の小型バスは、ちょっとゆるきゃらマークなどつけて、「ラブワゴン」風などと宣伝すれば、少しは話題づくりになる車両のように思う)

合理的、かつ増収の考えられる施策はないものかと、
傍聴ということで一言の意見も言えず、ため息が出る思いで会場をあとにしました。