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2009年12月1日

和風というには、豪快すぎる(五個荘の民家群訪問04)

近代近江商人の贅を尽くした普請、というのでしょう、
近江商人屋敷-藤井彦四郎邸は、とりあえず破格という感じでした。
本屋・内向きの居住空間の離れ・洋館・倉の建物群、前庭・庭園、
立派で、かつ一つ一つがそれぞれ大きい。
今日は、その本屋の部分を。

091122fujii4.JPG
全景はこんな感じ、お庭もかなり起伏がある(2~3m)のですが、敷地は湖東平野の真ん中、
その起伏も全て広範囲の盛土などの工事がなされたのだと思います。

091122fujii3.JPG
こんな沓脱石を始めて見ました。
小判型と長方形、それぞれ、栗石仕上としか表現できないような、変わったものです。
栗石の仕上は庭園の延段(のべだん)として、平面的に使われることはよくありますが
(LINK-桂離宮の栗石の延段などは有名です)
このように立体的に作られているのを見るのは始めてのことです。
そのコーナー部分の石は、直角のラインがそれなりに通るように、
いくつもの石から厳選されているのでしょう。
気の遠くなるような、石屋?庭屋?左官屋?の作業の賜物です。
写真では向うの方に小さく見えていますが、
メインの沓脱石は、2mあまりのありそうな、巨大な花崗岩です。

091122fujii5.JPG
ヌレエンの手摺、この辺りは雑木の自然に曲がった小丸太などで納めたい所ですが
断面もその曲線もきっちりと加工された、お宮さんにでもありそう形状
巨大な蹲(ツクバイ)の石とあいまって、
この辺りが立派ではあるが、ちょっと趣味が悪い感じがします。

091122fujii6.JPG
これが、主客の間。
建物は総桧普請。それも尾州桧といわれるような数百年生の目の詰んだ良材ばかり。
国産のこのような材ばかり使った普請を見た事がない。
床の間は、奥行き一間、その天井は折上げの格天井。
脇床は、黒漆塗りの花頭窓枠に縦繁格子の紙張り障子。
座敷障子は腰付きの紙張り障子、
腰板の外側は吹寄せ桟の杉板、内側は襖紙張り、
あめ色になって今はあまり良くわからないが、竿縁天井の天井板もそれなりに厳選されたものなのだろう。
縁側の天井は化粧垂木に、化粧野地板部分が杉の無地の杢の一枚板、
照明器具も、あつらえのものなのだろう。
縁側のブラケットは、その電気配線もかなりうまく考えられているのだろう。
上手に隠されている。
何から何まで、目配りがされ、かつ「豪奢」という感じでした。

◎近江商人屋敷-藤井彦四郎邸
09/12/01 和風というには、豪快すぎる(五個荘の民家群訪問04)
09/12/03 和風というには、豪快すぎる(五個荘の民家群訪問05)

関連HP
ブログ「吾唯足知」が知りたい>藤井彦四郎邸(その2)
東近江市>観光>博物館・資料館>近江商人屋敷-藤井彦四郎邸
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