端正な小屋組み(五個荘の民家群訪問03)
何の変哲もない、民家の土間の台所である。
町屋にあるとおり土間の吹抜のように重層した丸物の梁や小屋貫があるようなものではない。
しかし、その梁と束と垂木で構成されたシンプルな感じがとても好感が持てた。
上のままの写真だと真ん中の人力車が邪魔してわかりにくそうなので、下をカットしてみた。
きれいな小屋組みというのがわかっていただけるのではないだろうか。
そしてそれは、妻面にある、ハイサイドライトの光が、化粧屋根裏の垂木をうまく照らしていて、
垂木の下端が白く光り、化粧垂木の端正なリズム感が表出されているからだと思う。
◎東近江市(旧五個荘町)金堂(伝統的建造物保存地区)
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09/11/26 耀く鳳凰、透かし彫りのランマ(五個荘の民家群訪問02)
09/11/28 端正な小屋組み(五個荘の民家群訪問03)
関連HP
◎NPO法人金堂まちなみ保存会
◎金堂まちなみ保存会ブログ
◎東近江市>五個荘金堂町のまちなみ
◎癒しの旅・日本全国レトロなまちなみめぐり>五個荘
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