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2009年10月22日

暖房の考え方1-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.11

暖房の考え方1


次はいよいよ暖冷房。やはりもっとも建築的な要素と関連が深いので、

いちばんおもしろい。

私は少し前から「間仕切り断熱」というような提案をしてきた。

なぜこんなことを考えたかといえば、Q値を1に近づけたり切ったりして

全館暖房するというのは、地域によっては不自然ではないかと

ずっと思ってきたから。すべての地域でヨーロッパを目指さなくても

いいのではないか。寒すぎるのはよくないけれど、少々の寒さはそれを

楽しむのがこの国の「文化」だと思う。暑さも同じ。

部分間欠冷房でいいのではないだろうか。

最近になって言っているのは「夏冬の住み分け」。夏は1階で過ごし、

冬は2階で過ごすというもの。この発想も間仕切り断熱と同じ。こんな

住み分けが合理的にできる賢いプランができないものか。

それほど難しくないはずだ。

ということで、暖冷房計画のベースとなるものをこれにしたい。もちろん、

Q値で言えば、最低でも次世代省エネレベルはクリアする必要がある。

暖房については、シンプルな熱取得を行う暖房は取り入れたい。ただ、

できるだけそのシステムは簡単なものにしておく。おもしろいのは太陽光

発電と熱取得のハイブリッドだが、これを採用するかどうかについては、

基礎データを入手していないので、現段階ではこれ以上は述べることが

できない。

いずれにしても、太陽エネルギーの「暖房」「給湯」「発電」における

最適分配バランスを探ることは今後大きなテーマになるだろう。ただ、

残念ながらいまの私の力量と情報量では、この刺繍すら与えることができない。

「究極のエコハウス」目次

「究極のエコハウス」考え方の手引きNO1
構造は木造が基本-「究極のエコハウス」考え方の手引きNO2
基礎はコンクリートで-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.03
構造材以外も木材系で-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.04
木造+コンクリート基礎を基本に-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.05
エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.06
エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.07
エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.08
エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.09
暖冷房の基本的な考え方-「究極のエコハウス」考え方の手引きNO.10
暖房の考え方1-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.11
暖房の考え方2-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.12
冷房の考え方-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.13

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