構造は木造が基本-「究極のエコハウス」考え方の手引きNO2
構造は木造が基本
これを前提に構造材を考えてみると、
やはり木材のポテンシャル(環境インパクトの小ささとしてのポテンシャル)が高い。
木材でも加工の程度が低い製材(いわゆるムク材)が有利になる。
そしてもちろん輸送にかかるエネルギー消費(CO2排出量)のことも考えれば、
輸送距離が小さいものがよい。そしてこれは現実に難しい話ではない。
あえて言えば生産側の持続可能性が問題になるだろうが、
それも一定以上の評価ができるところが見つけられるはずだ。
この木材のポテンシャルの高さを相殺してしまう可能性がある要素は「耐久性」だ。
ぎゃくに言えば、
別の構造方法(金属やコンクリート)と同程度の耐久性が担保できればよいということになる。
つまり木材の物理的な耐久性の低下を十分に防ぐような工夫をすればよく、
これまたそれほど難しい話ではない。
ということで、究極のエコハウスの構造は木造ということになり、
木材はできるだけ生産地に近く持続的経営を行っている生産者から入手するのが望ましい。
「究極のエコハウス」目次
◎「究極のエコハウス」考え方の手引きNO1
◎構造は木造が基本-「究極のエコハウス」考え方の手引きNO2
◎基礎はコンクリートで-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.03
◎構造材以外も木材系で-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.04
◎木造+コンクリート基礎を基本に-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.05
◎エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.06
◎エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.07
◎エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.08
◎エネルギーをどう考えるか-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.09
◎暖冷房の基本的な考え方-「究極のエコハウス」考え方の手引きNO.10
◎暖房の考え方1-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.11
◎暖房の考え方2-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.12
◎冷房の考え方-「究極のエコハウス」考え方の手引きNo.13
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かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
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