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2009年9月1日

左官屋さんのお話をお聞きしました

この前の日曜日は木考塾の例会で、左官屋さんのお話をお聞きしました。

具体的な内容はこちらから→住まいの小学校>第2回住まいの小学校(09/08/31)

090830tuti.JPG

写真は、全て滋賀県で採れる土。
昔(といっても多分昭和30年代以前)は、これらの地元の土を使って、地元の家を建てていた。
地産地消です。ただ以前は土という重さのワリに単価の安いものを運搬する
経済性不合理性からそうなったのですが。
それらの微妙な違いが、もしかしたら郷土色のようなものにもつながり
よくいわれる、「全国どこへ行っても同じ町並み・建物ばかり」
ということにならなかったのだろう、とも思いました。
今は、そのような天然の土を使って塗る職人さんとして全国で工事をされているようでした。

技術的な話はさておいて、お話を聞いていて、
その土を見る「目利き」、それは地質学者のように博学だ、と思ってしまいました。
紙の上ではなく、
目や手触り、土を塗るという筋肉の感覚(粘り・堅さ)など全ての感覚を動員した
それらの知識は深く、かつ経験的・直感的です。

時々、職人さんとお付合いをしていて驚かされることがある。
ペンキ屋さんは、においと塗る時の感覚などを通して、
そのペンキ(溶剤)の組成について、化学者のように分析してみたりする。
大工さんは、カンナで削られた木材の表面を見るだけで
その木について植物学者のように分析してみたり、
刃物の切れ味を冶金学者のように見ていたりする。
例えば、私が使っていたチェーンソーの刃をパッと見ただけでも
「きれやんでいるがな(切れ止んでいる)」
「どうして」ときくと
その刃物の先を見て微妙に青く光る感じから
「無理させたやろ、ヤキがまわってしもてるがな。」という風に。

注記)焼きが回るの「焼き」は、刃物を作る際に行う「焼き入れ」のこと。
焼き入れは、刃物を堅く鍛えて丈夫にし切れ味を良くするために必要なこと
だが、火が回り過ぎるとかえって刃がもろくなったり、切れ味が悪くなる。

それらの感覚から出て来た言葉の端々に、その洞察力に、驚かされるのである。
それらは職業的な五感を総動員した直感であり、その直感は正しいことが多いようだ。
しかし、それらは学問的に系統建てていないので、
その正当性を、他人に理屈として説明することが中々困難なようだ。
「そうなっている。何故って言われても見たら(さわったら)わかる。」
彼らにとってはそうなのだろが、私にはわかりません。
良い職人さんは、その分野において総合的な直感の博物学者だな~
と、改めて感じてしまいました。

誤解を招くといけないので最後に一言。
その日の左官屋さんのお話は講師をされるだけあって、色々上手に説明されていました。

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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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