滋賀のセカンドハウス・別荘のほんだ建築

  • 建築家ほんだの考え
  • 施工事例
  • 建築の流れ
  • 一般住宅について
  • ブログ
  • マキノ地域情報
  • お問い合わせ

ブログ

ブログ
  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ
2008年10月15日

オール電化がエコとは限らない

いつか書こうと思っていたのですが、まとまったデータの提示が中々出来ないので
遅れ遅れになってしまったことがあります。
それは、オール電化が、実際はエコでもないらしい いうことです。
黒木瞳さんはご存じないかもしれませんが。(関西電力のCMのこと)

久しぶりに、自立循環型住宅のホームページを見ると
自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機の省エネルギー効果について
という報告のページを見つけました。(以前からあったようです)
自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機とは、メーカーがエコキュートと名付けている機器のことです。
そのグラフを見ると一目瞭然なのですが、
ガス燃焼器具に比べて、エコキュートタイプのオール電化システムは、
特段エネルギー消費が少ないわけではないことがわかると思います。
省エネモードで運転すればOKなのですが、それ以外の運転形式だと、
トントンか逆に多くのエネルギーを使う結果になっているのが良くわかります。

そのページの後の方に、
エネルギー消費の少なくなる運転の仕方が詳しく解説されていますので、
現在その設備を使っておられる方は、最後まで、よくご覧下さい。
使い方の基本として、前日の深夜電力で暖めたお湯はその日の内に使い切る
それぐらい湯量に設定しておくということのようです。
当たり前のことで、使わないお湯を何日も温めなおす事自体
エネルギーのロスになっているということです。

電気の使用量などから統計で取り出した自分のデータでも、
オール電化の住宅の方が、CO2排出量が多く、最初は疑問に思って、
計算ソフトに間違いがあるのでは?と、自立循環型住宅研究会の事務局に尋ねたほどです。
その後、研究会でどの方の報告でも、そのような傾向があるという結論に達していて
驚いたものです。

良く考えてみれば当然かもしれないのですが、
電気というエネルギーは、必要な時も必要でない時も常に発電され、
かつ、遠くの発電所からの送電にもそれなりのロスがあるようです。
深夜電力がお得だからといっても、それは、電気会社の価格設定がお得なだけであって、
エネルギーを消費していることには変わりはないのです。
そして、そのようなエネルギーを使って造ったお湯を一日ためておいて使う、
というところにもエネルギーのロスがありそうです。
必要な時に必要な分だけお湯を沸かす、ガス給湯器の方が、
本来的にはエネルギーロスのない方法のようです。
しかもこれは、エコキュートを使った時の比較であって、
オール電化でも、
深夜電力温水器の場合はもっとエネルギーを使ってしまっていることになるのです。

私の結論
エコキュートを使ったオール電化は、それなりに意味があるが、
深夜電力温水器を使ったオール電化は、ほとんどの場合
エネルギー消費が多くなる、環境には良くないシステムである。

ここで悩ましいのは、現在のところ実際の費用を比べてみると、
明らかにオール電化の方がランニングコストが安いことです。
電気会社の宣伝によると、IH器具とエコキュート機器の増加の費用が5~8年で回収できる、
というのも、あながち間違いではない結果のようです。

そして、最後にもう一つ。実際のレポートで見られる傾向が、
そのような、エコらしい機器を導入した家庭が
そんなにもエネルギー消費が少なくなっていないという結果です。
結局、そのような大きな設備投資をするような家は、基本的に大きかったり
またお金にも余裕があるせいか、ランニングコストも気にせず、
そのような設備やエネルギーを、
床暖房や蓄熱暖房機など快適に過ごすための使ってしまっているようなのです。
結局、小さい家で、従来のガス器具をつけ、ローコストで
断熱的にもそんなに良くない住宅で生活されている方の方が
色々なことにガマンしてつつましく生活されている
その事の方が、全体的にはエネルギー消費が少なくなる傾向にあるようです。
ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ
追記) このブログの性格上、情報交換がリアルタイムである必然性は全くないと思いますので、
過去の記事に対してもコメントやTBを歓迎します。気軽に書き込みして下さい。

以下、私の仕事のコマーシャルです。
ほんだ建築工事進捗ブログ 滋賀咲くBlog 内の会社のブログ)
土地込み940万円のセカンドハウスのプランを作りました(インフォメーション08/04/02)
住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます(インフォメーション08/02/11)
ほんだ建築トップページへはこちらから


地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。

最新記事

カテゴリ

アーカイブ

ブログ一覧

  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ