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2008年7月14日

丁寧な心ある改修や修繕(海津町歩き09)

6月の海津町歩きの写真の最後のUPです。
080620kousi01.jpg
変な格子を見つけた。
木の横桟の間に鉄の格子が入れられている。
良く見ると(この写真ではわかりませんが)、元々は木の格子だけの開口部だったよう。
外側に鉄の格子が納められて、その上から外額縁や白壁が塗られている。
多分何かの理由で、格子の間隔が荒すぎるので、
後から鉄の修繕で格子を入れて間隔を細かくしたのだろう。

080620kousi02.jpg
UPで撮っているので、左側が新しく、ごく最近に修繕されていることがわかると思います。
右側の古い格子に倣って、同じ形に修繕されて、色も新品で白くなってしまわないように、
黒い塗装が施されています。
軒先の瓦だけは、右側の真ん中にへこんだ丸の模様のある瓦は
今ではないので形が変わってしまってますが、それは致し方のないところ。

過去にも、現代でも、視覚的に違和感のない改修や修繕が施されている所を見て
心温まる思いがしました。
一人々々のこのような努力が、今回の重要文化的景観の選定にも繋がったのだと思います。
今後も、地元の人々が、
自助によって自分達のこの暮らしや景色を、大切でかつ居心地のよいものである、
ということを自覚しながら、維持し続けて、過ごせていければいいな~、と思いました。

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