大広間の窓と障子(吉平さん工事覚書05)
敷地南側が、キャンプ場の松林越しに琵琶湖が見えるいい借景になるのでので、
そちら側に大きな窓をとることにしました。
内側は4枚引違の紙張り障子、外側のアルミサッシは、中央FIX両袖引き寄せとしました。
内障子を両袖に寄せると、中央に縦桟のない大きなピクチャーウィンドウになるからです。
座って外の景色を見るのに不自然でないように、窓の腰の高さは、360(1尺2寸)。
部屋が大きいので、その上に1830(6尺)の高さの窓としています。
障子桟組みは、大きな桝子に少し吹寄せ桟を付けてみました。
障子の桟は桝組みがあらいので見付け9mmとしました。
小粋な、でもちょっと田舎風の雰囲気が感じられるようであれば、正解だったかと思っています。
障子が閉じた様子。
障子を開けた様子。
正面、押入の上の幕板は、ケンドンになっていて取り外し可能で、
その奥に、普通の壁掛式のエアコンがあります。天井カセットエアコンにしなかった理由はコストです。
関連項目
◎吉平さんのHPへ
◎ほんだ建築の実績一覧-旅館吉平増改築工事へ
(MYブログ08/01/06) コストを管理する(吉平さん工事覚書08)
(MYブログ08/01/04) なにげない手摺の形も(吉平さん工事覚書07)
(MYブログ07/12/31) 大広間和室周りのしつらえ(吉平さん工事覚書06)
(MYブログ07/12/30) 大広間の窓と障子(吉平さん工事覚書05)
(MYブログ07/12/29) 琵琶湖の魚料理の形をイメージ(吉平さん工事覚書04)
(MYブログ07/12/28) 吉平さん工事覚書03(地味な寸法の話)
(MYブログ07/12/27) 吉平さん工事覚書02(屋号)
(MYブログ07/12/24) 吉平さん工事覚書き01(法律編)
(MYブログ07/12/06) 撮影
(MYブログ07/11/29) 民家風の室内塗装
ブログランキング、ポチッと一つお願いします。
ほんだ建築トップページへはこちらから